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その国際的な活躍を、学内に広げるアンバサダー役にも期待。Tamagawa Global Leadership Fellowsに選ばれた3名が表彰されました。

2025.02.13

1月9日、ELF Study Hall 2015内のTAMAGOラウンジにて、玉川大学の「Tamagawa Global Leadership Fellows」の表彰式が今年も行われました。
玉川学園・玉川大学では在学生の教育活動を支援するため、寄せられた寄付金と同額の支援金を玉川学園からも拠出し「玉川スチューデントサポート基金」を設置しています。この基金の一部を活用し、世界で活躍できる人材を育成するために設立されたのが、「Tamagawa Global Leadership Fellows」です。
競争性の高い外部プログラムで評価されたり、国際的な活動に参加したりと、国内外で活躍が認められた学生を表彰するこの制度では、書類審査とプレゼンテーションを経て受賞者が選出されます。2024年度は佐藤素花さん(教育学部教育学科3年)、片田シェロさん(リベラルアーツ学部リベラルアーツ学科4年)、常葉くるみさん(リベラルアーツ学部リベラルアーツ学科2年)の3名が受賞の栄に浴しました。同時に玉川大学の国際教育を広める活動に貢献した学生に贈る「Tamagawa Global Education PR奨励賞」と玉川大学の国際教育・交流支援などに貢献した学生に贈る「TAMAGO優秀賞」の表彰式も行われました。

Tamagawa Global Leadership Fellows
Tamagawa Global Education PR奨励賞
TAMAGO優秀賞

学生たちへの表彰状の授与の後、中村哲国際教育センター長(観光学部教授)から講評がありました。
「受賞された皆さん、今回の表彰が何を意味するのか、改めて考えてみてください。今回の取り組みを一過性のものとせず、ぜひ振り返りの機会を設けていただきたいと思います。振り返り、検証した上で、アンバサダーとして皆さんの経験を他の学生たちに伝えてほしいと思います。今回の受賞をゴールとせず、今後も国際的な活動を継続してほしいと考えています。本年度、玉川大学では芸術学部で初めて交換留学生を受け入れ、国際教育センターでも留学生短期受け入れプログラムを初めて実施しました。本学を訪れる留学生と、ぜひ積極的にかかわってください。」
そして中村先生は2、3年生の受賞者に向けて、次年度も今回の賞にぜひ挑戦してほしいとエールを送りました。
玉川大学では国際教育センターを中心に、語学力の向上や国際的な視点を養うことを目的とした各種プログラムを提供しています。海外で学びを深めるSAE海外留学・研修だけでなく、学内における国際教育・交流の機会も設けています。学生時代という限られた期間を有効に使い、充実した4年間を送ってください。

Tamagawa Global Leadership Fellows 受賞者コメント

佐藤素花さん(教育学部教育学科3年)

独立行政法人国際交流基金の日本語パートナーズの一員として、タイ・ヤソートン県の公立中高一貫校で7カ月間、日本語教師のアシスタントを務めました。日本人の旅行客や日本の情報がほとんどない地方都市で、工夫を凝らしながら日本について指導する先生の熱意に感銘を受けました。その後、エストニアの大学で、日本語クラスのボランティアも2カ月間担当しました。これらの経験を通して、しっかりと準備をし、自信を持って物事に取り組むことの大切さを学びました。将来は小学校の英語専科教員になり、子どもたちと世界をつなげていきたいと考えています。そのため、大学院進学を視野に入れながら、フルブライト語学アシスタントの奨学生にも挑戦したいと考えています。

片田シェロさん(リベラルアーツ学部リベラルアーツ学科4年)

将来は空港で働きたいと思っていたことから、2021年に開催された東京オリンピック・パラリンピック競技大会において、各国選手の宿泊先への送迎オペレーションに、ボランティアとして準備の段階から携わりました。英語でのコミュニケーションにはある程度自信があったのですが、英語圏以外の選手も多く、そうした際の意思の疎通には苦労しました。また、日本開催なので日本のルールには従ってもらいたいところですが、相手の文化や習慣などへの配慮も欠かせないと痛感しました。卒業後は、貿易会社への就職が内定しているので、社会人としてさらに見聞を広げたいと思います。また、日本で暮らす外国にルーツを持つ子どもたちに日本語を教えたいという夢もあり、実現のためにいつか会社を設立したいとも考えています。

常葉くるみさん(リベラルアーツ学部リベラルアーツ学科2年)

1年次の夏休みにSAE海外研修に参加した際、現地でさまざまなサポートを受けた経験から、帰国後は私が玉川にやって来る留学生をサポートしたいと思うようになりました。そこで、2024年度サマーセッションI期に初めて開講した「複合領域研究217」を履修し、Study at Tamagawa 2024 Summerに参加した留学生が日本文化を経験できるようイベントを企画しました。このイベントでは玉川生と留学生で阿佐ヶ谷七夕祭りを訪れ、共に楽しみながら日本の夏らしさを感じることができました。留学生との会話を通して、私たちと異なる文化を持つ留学生だからこそ気づく着眼点から日本の文化である夏祭りを改めて学ぶことができ、貴重な機会でした。この授業に参加したことで英語力もかなりアップしたと思います。卒業までにあと2年間ありますが、今回受賞した先輩方のように、学外での国際活動にも積極的に挑戦していきたいと思っています。

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