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トップアスリートが「夢を持つこと」の大切さを語る 株式会社きらぼし銀行による寄附講座 8年生対象「夢の教室」を開催しました。

2025.08.21

元オリンピック日本代表選手が玉川の丘にやってきた!

2025年7月14日(月)~15日(火)、玉川学園8年生(中学2年生)を対象とした「夢の教室」を開催しました。
「夢の教室」はプロ選手やオリンピック出場経験者を含むさまざまな競技のトップアスリートの方々などを「夢先生」としてお迎えして、「夢を持つこと」「夢に向かって努力することの大切さ」「仲間と協力することの大切さ」などについて伝えていただく特別授業です。公益財団法人日本サッカー協会による社会貢献活動「JFAこころのプロジェクト」として実施されており、玉川学園では株式会社きらぼし銀行による寄附講座として開催されています。
今回お迎えした「夢先生」は、オリンピック北京大会に新体操日本代表選手として出場された坪井保菜美さん(14日)、同リオデジャネイロ大会にアーティスティックスイミング日本代表として出場し、銅メダルに輝いた箱山愛香さん(15日)のお二人でした。

2日間とも前半は緊張した雰囲気を和ませるためのアイスブレイクの意味合いもある体育館での「ゲームの時間」でした。特に14日はゲームを始める前に坪井さんによる新体操のデモンストレーションが披露され、坪井さんが高く投げたリボンのスティックのキャッチに生徒たちも挑戦するなど大変盛り上がりました。両日とも夢先生も生徒に交じって参加し、15日はボールを隣の人に次々に渡していくというゲームを楽しみました。ゲーム自体はとてもシンプルなのですが、全員がボールに触れるまでのタイムを短縮するという課題が与えられると、プレッシャーからボールを落としてしまうといった失敗も発生。あらためて協力して失敗せずにタイムを短くするための戦略を全員で考えて何度もチャレンジ。最後には目標を大幅に上回る好タイムを記録して、生徒たちは思わず大歓声を上げました。開始直後は少し緊張した様子がありましたが、すぐにそんなことを忘れてしまうくらい皆が熱中して盛り上がりました。
箱山さんは「チームのために作戦を考え、良いアイデアが思い浮かんだらみんなの前で発言すること」「みんなで話し合って作戦が決まったら、その作戦に全員が全力で取り組むこと」によって大きな目標でもきっと達成できるとアドバイス。その言葉に好タイムをたたき出した興奮さめやらぬ生徒たちは深く頷いていました。

「夢先生」のトークの後に、生徒それぞれが自分の夢を発表

後半は教室に移動し、夢先生による「トークの時間」でした。坪井さん、箱山さんともに、自身の体験をもとに競技との出会いからオリンピック出場までの経験について動画も交えながら生徒たちに語りかけました。それぞれが競技の魅力とともに、オリンピック出場という高い目標を実現するまでの厳しい道のりや挫折からの立ち直り、プレッシャーがかかるオリンピック大会でどのように競技に臨んだか、そしてオリンピックを終えての心境などを率直な言葉で、熱く語っていただきました。箱山さんは持参されたリオデジャネイロ大会で獲得した本物の銅メダルを教室の生徒全員に回し、一人ひとりがその「輝き」と「重み」を体感しました。

「トークの時間」の後、今度は生徒たちが配布された「夢シート」にそれぞれの「夢」「夢のためにやること」「今の自分」、そして「夢先生へのメッセージ」を記入。その中で各クラスで数人の生徒が教室の前で発表しました。サッカー日本代表、弁護士、フォトグラファーなど生徒たちの夢に笑顔で頷く「夢先生」。まだ確かな夢が見つからないという生徒にも「これから好きなこと、面白いことをたくさん見つけてください。その中にきっと夢があるはずだから」とアドバイスを送りました。ちなみに坪井さん、箱山さんのお二人ともに現役引退した現在でもそれぞれ実現したい夢をお持ちだそうです。
なお8年生全員の記入済み「夢シート」は、お二人の「夢先生」がそのすべてに目を通し、一人ひとりへのメッセージとサインを書き加えて、後日、当日の記念写真とともに生徒たちのもとに返ってきます。「夢先生」たちのメッセージを受け取った生徒たちは、あらためてそれぞれの夢に向かって自分の未来を切り開いていくための勇気も受け取ることでしょう。

生徒たちとって「夢の教室」は、玉川学園が創立以来大切にしている“夢”について考える大切な時間となりました。また、トップアスリートである夢先生との交流は“本物に触れる教育”の機会になりました。このような貴重な学びの場をご提供くださった株式会社きらぼし銀行様、公益財団法人日本サッカー協会様に深く感謝申し上げます。

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