幼稚部の卒園式が行われ、48名の園児が元気いっぱいに新しいステージへ踏み出しました
やわらかな春の日差しを浴びて、学園のふっくらとした桃のつぼみが開いた3月9日(月)、玉川学園幼稚部の卒園式がUniversity Concert Hall 2016の大ホール「MARBLE」にて執り行われました。式次は以下の通りです。

- 卒園児入場
- 国歌
- 学園長スピーチ
- お祝いのことば(4年生児童)
- 在園児・卒園児による歌
- 幼稚部の思い出(スライド投影)
- 卒園児による歌
- 卒業証書授与
- 校歌
年長組に贈られた、あたたかな祝いの言葉と歌
10時30分、6〜12年生(小学6年生~高校3年生)の児童・生徒で構成された玉川学園オーケストラの生演奏に合わせて卒園児の入場がはじまりました。後方の入り口から一人、また一人と姿を現すと、満席の会場からは大きな拍手が起こり、次第にそれは手拍子となって子どもたちの門出を祝うエールとなりました。





全員が起立しての国歌斉唱が終わると、小原芳明学園長のお話です。「みなさん、今日はおめでとうございます」という優しい語りかけに、卒園児たちは「ありがとうございます!」と元気いっぱいの声で応えました。続いて、「みなさんの返事を聞いて、この3年間でしっかりとお姉さん、お兄さんに成長したと感じました。入園式ではあっち向いたり、こっち向いたりしていましたよ」と振り返ると、保護者席からはあたたかい笑いが起こりました。そして、「みなさんは、玉川っこの『きれいな心 よい頭 つよい体』をめざして素晴らしい幼稚園生活を送ってきました。たくさんのお友だちができたし、みんなで一緒に歌ったり本を読むことができるようになりました。たくさんの言葉を覚えて、上手にお話ができるようになりました。みなさんが大きく育ち、お父様、お母様はとっても喜んでいます」と言葉を贈りました。
保護者の方々に向けては、「この先、子どもたちは多くの試練や壁にぶつかり、それを乗り越えて成長していきます。彼らが社会の厳しさに耐えられる意思と学力を育てるのは『知育』です。たくましい心と丈夫な体をつくるのが『体育』です。そして、心の優しさをもつ子どもを育てるのが『徳育』です。『知育』『体育』『徳育』は全人教育でもあるのです。玉川では、親と子と教師の三位一体の教育を考えています。これからも親と私たちはともに誠心誠意、子どもたちの教育に携わっていくことを明言します」と話しました。

「お祝いのことば」は、4年生の女子児童からでした。「私も4年前に卒園しました。友だちや先生と一緒につくってきた思い出はいまもずっと大事な宝物です。一緒に過ごした友だちは、小学生になったいまも大切な友だちです。小学生になるといろいろな楽しいことがはじまります。新しい発見があります。今日はご卒園、本当におめでとうございます」と述べました。
年少、年中、年長のみんなが歌った「卒園の歌」は、とても愛らしい合唱となり、保護者の方々は園児のひたむきな姿をカメラやスマートフォンに収めていました。



3年間の成長を実感させた卒業証書授与

式中盤、約6分間にわたって投影されたスライドには、幼稚部での思い出が凝縮されていました。保護者の方々は、「あんなことあったね、こんなこともあったね」と3年間の日々を思い起こし、子どもたちの今日までの成長を喜ばれたことと思います。
後半になると卒園児たちはステージに上がり、みんなで「さよならぼくたちのようちえん」を歌いました。大きな声で力一杯「優しい友だち、優しい先生、素敵な思い出ができました♪」と歌う姿は頼もしく、「お父さん、お母さん、ありがとう。わくわくドキドキ出発だ!」という語りでは、涙を拭うご家族の姿も見られました。
そして、そのままステージ上で卒業証書授与が行われました。名前を呼ばれると、一人ずつ「はい!」とまっすぐな返事をして登壇。ぶかぶかの制服に身を包み、手を引かれるように登園していた子どもたちが、いまでは堂々と前を見据えています。小原学園長から卒業証書を受け取り、しっかりと握手をして客席へと降りていきました。




校歌斉唱をもって式は幕を閉じ、2025年度は「しか組」24名、「きりん組」24名が幼稚部を巣立ちました。卒園児のほとんどが小学部に進みます。4月からは新しいステージがはじまり、玉川の丘でさらなる学びの物語を紡いでいきます。

