玉川大学・玉川学園Webサイト
IEサポート終了のお知らせ

玉川大学・玉川学園webサイトTOPページリニューアルに伴い、Microsoft 社の Internet Explorer(以下、IE)のサポートを終了いたしました。本学園が運営するサイトをIEで閲覧した場合正しく表示されない恐れがございます。
皆様にはご不便をおかけしますが、別のブラウザを利用しての閲覧をお願いいたします。

培った開拓者精神で翼を広げよう! 課程の修了を祝う「小学校課程修了生の集い」を開催しました

2026.03.31

春の淡い日差しに包まれた3月17日(火)、University Concert Hall 2016の大ホール「MARBLE(マーブル)」にて、玉川学園6年生の「小学校課程修了生の集い」が開催されました。
玉川学園では、子どもたちの発達段階と教育効果を考慮して、幼稚部(年少~年長)、1~5年生、6~12年生(小学6年〜高校3年生)という枠組みで教育活動を行っています。Secondary DivisionとIB Divisionに所属する6年生はすでに中学生と同じ校舎で学んでいますが、この日は、国が定める小学校の教育課程を修了した節目として修了生の集いを執り行いました。

中西先生とファーニバル先生から贈られたあたたかいエール

修了生の集いは、6年生たちによる生活のうた「いざもろともに」ではじまり、続いて、Secondary Divisionの中西郭弘教育部長のお話に入りました。

中西先生は、絵本『ちいさなあなたへ』の「いつかあなたの背中が小さくなっていくのを、私はいつまでも見送っているだろう」という母親の思いを引用し、これまでの6年間が、言葉にならないほどのご家族の深い愛情で培われてきたことを伝えました。
そして、欧米で語り継がれているゲーテの言葉「我が子に与えられるものはたった二つしかない。ひとつは根っこ。もうひとつは翼」を紹介しました。ご家族のゆるぎない愛情という根っこからたっぷりと栄養を蓄え、自分だけの翼を広げようとしている修了生に向けて、「これから正解のない問いや激しい雨風にさらされることもあるでしょう。そんな時こそ玉川学園で培った開拓者精神を思い出してください。自分の心で感じ、頭で考え、言葉で表現し、自らの手で道を切り拓く。そんな人生の開拓者であって欲しいと願っています」とエールを送りました。
最後は、「本日をもって玉川を離れる子どもたちもいます。ふと立ち止まりたくなったときや嬉しい報告ができたときは、ぜひまたこの丘を訪れてください。みなさんの成長した姿に出会えることを私たちは楽しみに待っています」と、玉川の丘を巣立つ修了生をあたたかい言葉で包みました。

続いて、卒業証書の授与が行われ、立派な返事とともに中西先生やIB Division教育部長のファーニバル・オリバー先生と握手する修了生の姿に、ご家族の方々は惜しみない拍手を送っていました。

授与が終わると、ファーニバル先生のスピーチです。玉川学園では、世界基準の教育プログラム「国際バカロレア(IB)」を取り入れた「IBクラス」を6年生から設置しています。 ファーニバル先生は、「みなさんは多くの困難に立ち向かい、乗り越えてきました。世界においても、この教育段階でバイリンガル教育を経験した数少ないグループです」と、2言語で学習を修了したことを称えました。そして、「バイリンガル教育はみなさんの視野を広げ、多様な文化を持つ人々を理解する助けとなり、グローバルな世界への備えとなります。今日という日がみなさんの自信につながり、未来が可能性に満ちていることを願っています」と話しました。
最後に「これからも好奇心を持ち続け、努力を惜しまず、互いに支え合ってください。みなさんの新しい旅は、今日からはじまります」と祝福しました。

6年間の成長を見せた、代表児童あいさつと修了生の合唱

修了生を代表してあいさつをしたのは、洞本向さんと金井心杜さんです。
洞本さんは、コロナウィルスの影響で入学当初からオンライン授業であったこと、2年生になって対面で先生からいろいろなお話を聞いた思い出など、これまでの歩みを振り返りました。体育委員として体育祭やスポーツ大会などを手がけたことを、「みんなと協力してやり遂げた経験は、大きな自信につながりました。自分の行動に責任を持つことも意識するようになりました」と報告。最後に「毎日、朝早くからお弁当をつくり、あらゆる場面で支えてくれた家族。多くのことを教え、ご指導してくださった先生方、6年間ありがとうございました!」と、感謝の言葉を述べました。

金井さんは、玉川学園運動会、創立95周年記念「玉川の集い」、林間学校などの思い出を振り返りました。IBクラスになった6年生からは学習面でも大きな変化があり、「大勢の前で話す勇気や聞き手を夢中にさせる大切さを学びました。世界の問題に触れるなかでいまの自分の生まれた環境が当たり前ではないと気づき、感謝の気持ちが芽生えました」と話しました。先生、友だち、ご両親に感謝の言葉を述べ、「これからも何事にも積極的に挑戦し、自ら質問し、学びを深めていきたいです。立派な玉川っ子として夢に向かって頑張ります!」と、元気いっぱいに締めくくりました。

その後の修了生全員による「学生歌」の合唱では、瑞々しい声がホールに響き渡りました。健やかに成長した子どもたちの声を聞きながら、ご家族の方々は今日の中西先生のお話を思い出していたのではないでしょうか。
「初めてひとりで玉川学園に登校する日、その背中がだんだん小さくなり、消えていくまでずっと見送り無事を祈りました。転んだ時、代わりに痛みを感じてあげたいと思った夜もあったでしょう。壁にぶつかった時、自立を信じて待っていた時間もあったはずです。(修了生の)みなさんが自分の足で一歩ずつ進むたびに、お家の方は喜びと、そしていつか離れていってしまうという、ほんの少しの寂しさを抱きながら、みなさんの背中を押し続けました」(中西先生)

この後、全員で校歌を合唱して修了生の集いは終わりました。
4月からは新しい教育課程がはじまります。玉川学園の7年生になる修了生も、新しい中学校に進む修了生も、玉川の丘で切磋琢磨した時間を糧に、さらなる成長を遂げていきます。

シェアする