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コスモス祭に向けて展示に関する「言語表現講習会」を開催

2012.10.22

10月30日 午後5時過ぎより大学5号館において、コスモス祭において展示発表を行うクラブ等の代表学生を対象に「言語表現講習会」が開催されました。講師に日経BPコンサルティング企画出版本部 チーフストラテジストの渡部修一(わたべ しゅういち)氏を迎え、書物、音楽、映像に関する著作権に関して、後半は、私たち人間が生活するうえで大変重要な言葉と差別問題に関する考え方について学びました。

講習会には、課外活動展参加団体の代表学生および学部展の代表学生(希望者)など約70人の学生たちが参加しました。今回の講習会の目的は、来月10日・11日に開催されるコスモス祭の展示発表において、「言葉」が持つ意味を学生たちに認識してもらうことです。渡部講師は、学生たちにも分かりやすいように、ライブ・CD・雑誌に関する著作権、著作物を使用する場合の引用や転載の方法、著作権法の罰則、差別語・差別表現・不快語などについて、事例を挙げて述べられました。学生たちは、授業や卒業論文でも役に立つそれら一つひとつの事例に真剣に耳を傾けていました。

講習会の要点

  1. 人間と人間のコミュニケーション(意思疎通)を図る手段の一つとして「言葉」がある。
  2. 言葉は使い方によっては、他人を傷つけたり(差別表現、不快語)、他人の権利を侵害したり(著作権侵害、商標侵害)することがある。差別表現や不快語の使用は「言葉の暴力」と言える。
    • 時には、沈黙も「暴力」になる場合もある。
  3. 言葉は、「人間の品格」「組織の品格」を表す。差別表現や不快語を使えば、あなたは軽蔑に値する人間であり、学校の品格を疑われてもしかたがない。(分かりやすく言えば、下品な人間、下品な学校という評価となる)
  4. しかし人間は、感情が高ぶったとき、時間がなくあわてているときなど、極限的状態で使うべきでない言葉を使ってしまうことがある。使うべきでない言葉に気付いた時、その言葉を訂正し、反省の意を表すことが大切。
  5. そのためには、なぜ差別表現や不快語は使ってはいけないかの理解を深めることが重要となる。

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