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ニワトリ

平飼いで自由に運動し、健やかに育つニワトリ

「コケコッコー!」と雄鶏の鳴き声が響き、夜明けを告げる――そんな農村の朝を思い浮かべる人も多いのではないだろうか。世界におけるニワトリの総個体数は推定で260億羽を超え、鳥類の中で群を抜いて多く、世界で最も広範囲に分布している鳥である。
「庭の鳥」という名が示すように、かつては農村部で家庭ごとに飼育されるのが一般的だった。しかし現代では庭先養鶏は減少し、私たちの食卓を支えるのは大規模な養鶏産業である。防疫上立ち入りを禁じているため、我々が生きたニワトリを目にすることはほとんどなくなってしまった。
南さつまキャンパス久志農場では、小規模ながらニワトリを飼育し、循環型農業の一環として活用している。宿泊者が出した残飯や野菜くず、果実の残渣ざんさなどを飼料とし、その代わりに新鮮な卵を得る。排泄物は肥料として畑に還元され、ときには肉としても利用される。農業と庭先養鶏を組み合わせることで資源の循環を実現し、持続可能な農業の在り方を学ぶ場となっている。
ニワトリは田舎暮らしにおいて、とても役に立ち、最も手軽に飼える家畜である。

(農学部技術指導員 深澤元紀)
『全人』2025年12月号(No.910)より

ニワトリ(鶏)

学名:Gallus gallus domesticus
英名: Chicken
キジ目キジ科

東南アジアに生息しているセキショクヤケイが原種とされており、約8,000年前から家禽化され、卵や肉用、鑑賞用など目的に応じてさまざまな品種が作り出されている。鹿児島県では「鳥刺し」として生で食べる習慣があり、現在も多くの県民に親しまれている

専門店で購入した鳥刺し。ニンニク醤油でいただく
有精卵を温めると約21日後に雛が誕生する

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