5月号特集「変わる大学」取材メモ
『全人』の新年度は5月号から始まります。今回は、変貌を遂げる玉川大学のいまとこれからを特集しました。
写真はUniversity Concert Hall 2016付近からELF STUDY HALL 2015に向かう道で撮影しました。右側の囲いの向こうでは、新校舎STREAM Hall 2019の建設工事が進んでいます。
欧米で重視されているSTEM(Science、Technology、Engineering、Mathematics)教育の要素にArtsのAを足したSTEAM教育に、玉川ではさらにRoboticsのRを加えてSTREAMとしており、これを冠した建物です。
「異分野融合のイノベーションを創出する人材育成の場」をコンセプトに、農学部・工学部・芸術学部が共同利用する学修施設として、2010年から運用開始予定です。
特集では玉川大学のこうした取り組みを詳しく紹介しました。
特集の巻頭には小原芳明学長とがんばる学生たちの座談会を掲載しています。座談会に参加する学生を事前に取材すべく訪問した工学部・阿久津正大教授の人間工学研究室にあったのは、「高さ可変机」でした。
文字通り高さを調節できる机で、さまざまなワーキングスタイルに対応し、生産性向上にも資すると言われています。学生は「STREAM Hall 2019で導入されるものを開発しよう」と研究に励んでいました。
未来の教育のかたちを見据え、変わり続ける玉川大学の姿を、ぜひご覧ください。