9月号特集「世界の課題を考える」取材メモ
全世界の人口を賄う食料生産はあるけれども、栄養不足人口は約8億人――そんな話を、農学部環境農学科・石川晃士准教授が担当する「国際協力論」で聞きました。
石川准教授は途上国における開発支援の実務経験豊富なスペシャリストでもあります。話しぶりには熱がこもっており、学生たちも大いに感化を受けている様子でした。
グループワークでは、アフリカでの米の普及に向けた課題や方策を仲間とともに考えていました。
玉川学園・玉川大学では、この「国際協力論」に限らず、世界の課題について知り、考えを深める授業や活動が展開されています。「ジェンダー」「貧困」など、学ぶテーマはそれぞれですが、世界を広く見渡す視野と思考力を培う点では共通しています。
課題を主体的に受け止め、解決への道筋を考える生徒・学生たちの学びの様子と声を紹介します。
巻頭インタビューは、フォトジャーナリストの林典子さん。写真集『ヤズディの祈り』『キルギスの誘拐結婚』などで知られる林さんに、世界をみる方法について、体験に即してお話しいただきました。
ぜひご一読ください。