2月号特集「シュナイダーと玉川のスキー」取材メモ
写真は玉川大学教育博物館が所蔵する昭和初期のスキー板とストックです。木の味わいが感じられます。フィンランド製です。
玉川学園はその昭和初期、1929年に創立されました。翌年にはオーストリア・スキーの第一人者ハンネス・シュナイダーを招聘。シュナイダーは革新的なスキー技術をもたらし、日本のスキー発展に大きく寄与しました。
玉川学園ではこんにち、彼の名前を冠した「ハンネス・シュナイダー スキー学校」を4年生、5年生、7年生において毎年実施しています。スキーを全人教育の柱のひとつとして、大切にしているのです。
2月号ではこのスキーと玉川の教育と関わりをひもときます。巻頭インタビューでは、冬季五輪出場経験を持つスキーヤーとしてだけでなく、スキー指導者の草分けとして長く活躍してこられた杉山進さんにお話を伺いました。
ご自身の経験とスキーの魅力を語っていただき、さらにゲレンデを教育の場とした創立者の思いを読み解いていただきました。ぜひ白銀の世界に思いをはせてください。