12月号特集「楽しいサイエンス」取材メモ
創立者が掲げた「自学自律」は理数系の探究型学習にも受け継がれています。

今回、自らの興味や関心に導かれて課題研究に取り組む生徒たちの言葉に接して感じたのは、「ここまでやるのか!」という驚きです。
サンゴ、ロボット、天文と分野は異なりますが、研究対象への迫り方にはすでに「研究者」の雰囲気が漂っていました。
「生物の研究者になりたい」「大学で研究を発展させたい」――
生徒たちが語る「サイエンス」の奥行き、楽しさにぜひふれてください。

巻頭では『鳥類学者だからって、鳥が好きだと思うなよ。』『鳥肉以上、鳥学未満。』など、思わず笑いがこみ上げる著書で知られる鳥類学者の川上和人さんが登場します。
「新しい知識を得ることは人類共通の楽しみであるし、最高の娯楽でもあります」
科学の面白さを説く川上さんの言葉もご一読ください。