11月号特集「未来の人材」取材メモ
今回の特集のテーマは「未来の人材」です。巻頭では「渋滞学」という独自の分野を確立した、東京大学先端科学技術研究センターの西成活裕教授にインタビューしました。西成教授には、過去にも『全人』で寄稿していただいていますが、今回は人材論がテーマです。
これからの時代を生き、社会に貢献するには、どんな人材であるべきなのか。分野を横断した研究や産業界との協働などの経験から得た人材観に基づき、提唱するのが「T字型人間」です。
その詳しいあり方はぜひ本誌でご覧ください。
インタビュー取材を行った日は、ちょうど西成教授を含む研究チームのイグノーベル賞受賞が発表されて間もない頃で、その研究が、まさに分野横断的な取り組み合ってのことだというエピソードも伺えました。
特集では、コロナ下でたくましく学ぶ学生8人にもインタビューしています。民間企業への就職を決めた4年生が玉川で得たもの、教職を目指す3年生が思い描く将来像など、学生の夢が描き出されています。
(写真は玉川大学キャリアセンターが入る校舎、大学教育棟 2014です)
さらに玉川大学を卒業して、現在は企業で新卒採用に関わる先輩方にも協力をいただきました。「玉川大学卒業生× キャリアセンター誌上座談会」は、採用現場からのアドバイスで、就活の疑問を解決します。
保護者の世代には耳馴染みの薄い就活のキーワードを拾って解説しています。コロナ下の就活を知る第一歩としても活用いただけるのではないかと思います。
今月もどうぞ『全人』を手にとって、お読みください。