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4月号特集「親子をかんがえる」取材メモ

「〜な子になってほしい」「……ができるようになってほしい」――

「〜」や「……」は人それぞれだと思いますが、親は子どもに向き合うとき、どんな心持ちでいるべきなのでしょうか? そもそも親子の望ましいあり方はどんなものなのでしょうか?

今回は、その答えを、日本の教育界をリードする玉川大学教育学部の先生方に尋ねてみました。

(写真は幼稚部前に設置されたドイツの教育者で、幼稚園=Kindergartenを広めたフリードリヒ・フレーベルの像)

先生方へのインタビューを通して、子育て・保育が軽視されてきた日本社会のあり方から、絵本を親子で読む意味・意義、非認知能力の育成のために必要な環境まで、教育学部で行われている教育研究の幅を感じられる特集に仕上がりました。

筆者自身は、絵本を親子で読む意味・意義、子どもを運動好きにする親の関わり方について取材しましたが、大切な基本を教えられた気持ちでした。

絵本をともに読むことは、その内容を楽しむことにとどまりません。同じ時間、空間を共有する点に重要性があり、さらに「共同注意」という、ことばや社会性の発達に関わる現象ともつながっていきます。

子育てにおいて、ぼんやりと「読み聞かせは大事だな」と感じていたところが、より明快に理解できました。

運動好きにしたければ、親がまず体を動かすことを楽しむべき――そんな大切な基本も学ぶことができ、一人の親として十二分に勉強になる取材でした。

このほかにも、メディアでも活躍中の大豆生田啓友教授の「子どもの個性を認めて親子で笑顔に」など、貴重な提言を集めた今号の特集、ぜひお読みください。

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