6月号特集「地域にかかわる」取材メモ
「地域にかかわる」――
そう聞くと、ボランティアをしたり、何かの活動に参加したりすることを思い浮かべる方が多いかもしれません。
でもそうではないかかわり方もあります。
今回の巻頭インタビューでは、「ブラタモリ」出演などで知られる東京スリバチ学会会長の皆川典久さんに、玉川学園のキャンパスで「地形散歩」をしていただき、お話を伺いました。
「地形散歩」は、谷戸(谷状の地形)、そして里山の風景に注目して進みました。

この写真は1950年の空撮です。中央を上が新宿方面、手前が町田方面として小田急線が走っています。住宅はまだ少なく、畑や水田が見えます。
玉川のキャンパスはまさに谷戸が入り込んだ里山環境だったことが感じられます。

この写真は農学部の学内農場がある谷戸を見下ろしたときのものです。玉川学園の地域性がよく感じられますね。
自分の足で歩いて地形を感じる。感じたことが発見につながり、地域への愛着につながる。そしてそれは学びの入り口になる――皆川さんのお話ははそんな観点で展開されました。
印象的だったのは、玉川のキャンパスそのものが、土地の「個性」をうまく活かしているとのお話です。詳しくは誌面をご覧いただきたいのですが、「個性尊重」を教育信条に掲げる玉川学園・玉川大学にふさわしい展開に、取材者は大いに興奮しました。
巻頭インタビューに続いて、玉川大学で行われている、地域と関わる教育研究について紹介しています。地理歴史を自分ごととして学ぶ、観光地活性化のためびフィールドワークする、デザインで地域進行に携わる。そんなさまざまな取り組みを紹介しています。
玉川の学外施設や地域との連携についても一覧でお伝えしています。玉川と地域のかかわりをぜひご覧ください。