7/8月号特集「「健」の教育」取材メモ
健康とは、どんな状態をいうのでしょうか?
今回は、心身の健康をバランスよく育む玉川の「健」の教育を特集しました。
スポーツ庁の室伏広治長官(元男子ハンマー投げ選手、アテネ五輪金メダリスト)にインタビュー取材したところ、冒頭の問いに関連して、次のようにお話しくださいました。
「スポーツのみならず、健康について考えるときも、体と心を分けて捉えることはできません。両者の調和こそが、健康につながるのだと思います」
室伏長官のアスリートとしてのキャリアは、玉川学園創立者小原國芳の「言葉」に出合い、に大きな転換点を迎えたと言います。
その言葉とは、幼稚部園児から大学生までが参加する体育祭で、今も聞かれるものです。
「諸君の競争相手は無限大の青空、確固不動の大地」――
世界的に長く活躍した室伏長官のインタビュー、ぜひご一読ください。
下の写真は、2021年の体育祭の模様です。
特集では、この体育祭に始まり、健康教育の礎である「デンマーク体操」などのさまざまな教育活動、そして課外活動を、教員や学生生徒の言葉を交えて紹介しています。
玉川の「健康教育」のあり方を、特集を通じて感じていただければ幸いです。