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南さつまキャンパス 久志晴耕塾

写真:南さつまキャンパス 久志晴耕塾 教育・研究面での活用と地域連携・社会貢献の拠点に。

「南さつまキャンパス」の位置する鹿児島県南さつま市坊津町久志は、玉川学園の創立者である小原國芳の生誕地であり、本学は1977年に坊津町久志(現・南さつま市)に用地を取得。翌1978年に久志農場を開設し、主に農学部の教育・研究の場として使用されてきました。また2010年には、創立80周年記念事業として「小原國芳生誕地公園」を整備。
今回の「久志晴耕塾」建設は創立90周年事業の一環として行われました。

写真:南さつまキャンパス 久志晴耕塾 地上2階、地下1階の久志晴耕塾。約50名の宿泊が可能です。

多くの関係者が参加した竣功式と交流会

1月に行われた竣功式には、玉川学園と南さつまキャンパスに関わる多くの方が参列。小原芳明学長をはじめとする玉川学園の関係者や包括協定を結んでいる南さつま市の市長、副市長、教育長と地元久志地区の関係の方々、そして玉川大学・玉川学園学友会 会長、鹿児島支部の皆さま、建設関係者など総勢100名が参列し、神事が行われました。
また前日には、竣功式のために鹿児島を訪れた小原学長や学園関係者との交流を目的に、玉川大学・玉川学園学友会 鹿児島支部主催の玉川会も開催され、大いに親睦を深めました。

写真:小原芳明学長や南さつま市長をはじめとする関係者によるテープカット小原芳明学長や南さつま市長をはじめとする
関係者によるテープカット
写真:学友会 鹿児島支部の卒業生が多数参加して行われた交流会学友会 鹿児島支部の卒業生が多数参加して行われた交流会

玉川教育を具現化したモチーフが随所に

写真:学長制作のガラス作品学長制作のガラス作品
校章を想起させる曲線と色合い

施設内の装飾は、玉川学園の教育や理念の具現化を念頭に製作されました。エントランスに取り付けられたガラスの中には創立者が書いた「一画多い夢」の文字を入れ込んだものや、学長自ら製作した作品もあります。また芸術学部の椿 敏幸准教授と学生たちが製作した陶板レリーフやランプシェードも設置。竣功式では、地元の酒造メーカーと農学部が配合検証し、芸術学部メディア・デザイン学科の学生がネーミングとラベルデザインを担当したポンカンリキュールなどが、記念品として来場者にふるまわれました。

写真:久志の砂浜とポンカンの山々を曲線で表現したエントランス 久志の砂浜とポンカンの山々を曲線で表現したエントランス
写真:竣功式の記念品、「ポンカのんが」  他 竣功式の記念品、「ポンカのんが」 他
写真:久志農場の土を原材料にした陶板レリーフ
写真:久志農場の土を原材料にした陶板レリーフ
写真:久志農場の土を原材料にしたランプシェード
久志農場の土を原材料にした陶板レリーフとランプシェード

充実した施設と設備

写真:エントランスを抜けた先にある、開放的なCommunity space lounge(ラウンジ)エントランスを抜けた先にある、開放的な
Community space lounge(ラウンジ)

1階には開放的なCommunity space lounge(ラウンジ)や落ち着きある色調のLearning space1(自習室)を設置。これらの部屋は隣接しており、間仕切りを取り払えば大空間で利用できるフレキシブルな設計となっています。また廊下の水槽では久志の海の生物を観察することが可能です。キッチンもオープン形式なので料理や食事をしながらコミュニケーションがとれ、ダイニングもラウンジや自習室と一体利用ができます。また宿泊設備はすべて2階に配するなど、明確なゾーニングができています。

写真:多目的かつフレキシブルに利用できるLearning space 2(自習室)多目的かつフレキシブルに利用できる
Learning space 2(自習室)
写真:学生の自炊にも対応したオープンキッチン学生の自炊にも対応した
オープンキッチン
写真:宿泊室は2階に設置宿泊室は2階に設置

地域の特性を生かした実習を展開

この南さつまキャンパスでは、既に学生たちの実習が行われています。今年2月には農学部生物環境システム学科の2年生が6泊7日の日程で滞在。柑橘類の品質調査や圃場管理、植生と土壌動物の調査といった生物環境実習に取り組みました。また南さつま市内の食品メーカー見学など、地域の産業文化をテーマに幅広い体験と知識を得る機会もあり、久志という地域の特性を大いに生かした実習となりました。今後は他学部やK-12の研修などにも、この久志晴耕塾が幅広く活用されていく予定です。

写真:選果場で、説明を熱心に聞く学生たち選果場で、説明を熱心に聞く学生たち
写真:説明を熱心に聞く学生たち
写真:集合写真

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