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玉川学園創立90周年記念特別展 開催

玉川学園創立90周年記念特別展を2019年10月5日(土)~10月13日(日)の期間、東京芸術劇場にて開催いたします。芸術の秋、皆さまお誘い合わせの上お越しください。

玉川学園創立90周年記念特別展/玉川大学教育博物館主催

ジョン・グールドの鳥類図譜
―19世紀 描かれた世界の鳥とその時代 <東京芸術劇場ギャラリー1>

ベニカザリフウチョウ""ベニカザリフウチョウ

玉川学園では創立以来学習の補助・参考品となるような教材・教具をはじめ、教育に関する資料や美術資料などの実物資料を多数収集してきました。それらが玉川大学教育博物館の収蔵資料の基盤になっています。その中でも世界的に貴重な資料として知られるものがジョン・グールドの鳥類図譜です。

英国の博物学者・ジョン・グールド(1804-1881)は幼い頃から自然に親しみ、20歳の時にロンドン動物学協会附属博物館に勤務しました。その後当時新しい印刷法として開発された石版画(リトグラフ)の技法を利用した鳥類図譜の制作を手がけました。

グールドが制作したインペリアル・フォリオ判(約56×39cm)の鳥類図譜には、『ヒマラヤ山脈百鳥類図譜』『ヨーロッパ鳥類図譜』『オオハシ科鳥類図譜』『キヌバネドリ科鳥類図譜』『オーストラリア鳥類図譜』『アメリカ産ウズラ類鳥類図譜』『ハチドリ科鳥類図譜』『アジア鳥類図譜』『イギリス鳥類図譜』『ニューギニア鳥類図譜』があります。

図譜の優れた芸術性、学術性に着目したのは、小原哲郎前名誉総長でした。本学の教育資産として活用を図るために収集がはじまり、現在日本で唯一全40巻を所蔵しています。

本展では、ジョン・グールドの鳥類図譜がもつ資料的価値を明らかにするとともに、図譜から今何が解るのかという観点で展示を構成します。展示のテーマは、グールドの鳥類図譜を中心に、「鳥類図譜の成り立ちと技術」「グールドの鳥類学」「19世紀の鳥類図譜」に視点を置いた内容を予定しています。 なお、本展はより多くの方々にグールドの鳥類図譜をご堪能いただきたいという思いから、6年ぶりに全巻を展示するとともに、学外にも会場を設け、当館との2か所で順次開催いたします。皆さまのご来館をお待ちしております。

ジャワショウビン
コチョウゲンボウ

シンポジウム <東京芸術劇場ギャラリー2>

「19世紀のジョン・グールド鳥類図譜から今何がわかるのか」

2019年10月8日(火)

◇その他、ギャラリートーク、ワークショップ等を予定

玉川学園創立90周年記念特別展/玉川大学・玉川学園学友会主催

文化・芸術展 <東京芸術劇場ギャラリー1>

「全人教育」を教育理念として、今年度創立90周年を迎えた玉川学園。その学びの場で、広い知識と豊かな感性を育まれた玉川大学卒業の著名な陶芸家、木漆工芸家6名の優品60点余を展示する文化・芸術展を2019年10月5日(土)~10月13日(日)の期間、東京芸術劇場にて開催いたします。また10月5日(土)、6日(日)、12日(土)にはトーク・ワークショップも行います。皆さまのご来場をお待ちしております。

出展者プロフィール
瀧口 喜兵爾
(陶芸家)美濃大萱
  • 1937年
    東京都生まれ
  • 1960年
    玉川大学農学部農学科卒業
  • 1961年
    加藤十右衛門師のもとに入門
  • 1965年
    独立、京都、辻晋六窯に遊学
  • 1966年
    美濃大萓に築窯、初窯を焼く
  • 1971年
    アメリカ・バーモンド州マルボローにて織部を焼く
  • 1978年
    初個展(壷中居/東京)、以後1982年まで毎年、1991年まで隔年開催、他個展多数。
  • 2013年
    岐阜県伝統文化継承者顕彰を受賞
  • 2018年
    可児市重要無形文化財保持者に認定。京都古田織部美術館の織部賞を受賞
松﨑 融
(木漆工芸家)国画会工芸部監査委員長 図画会工芸部会員
  • 1944年
    東京生まれ
  • 1967年
    玉川大学文学部英米文学科卒業
  • 1974年
    陶芸家島岡達三の指導を受ける
  • 1982年
    国画会初入選
  • 1983年
    国画会新人賞受賞
  • 1984年
    国画会会友となる
  • 1987年
    国画会会友優作賞受賞
  • 1988年
    国画会会員に推挙される
  • 1995年
    京王百貨店新宿店にて個展開催 以後毎年開催
  • 2001年
    「ダニエル・オスト花の祭典」にてダニエル・オストの花器を担当
  • 2009年
    ニューヨーク一穂堂にて個展開催(2012年)
    その他、毎年各地にて個展及び兄弟展を開催
松﨑 健
(陶芸家)図画会工芸部会員
  • 1950年
    日本画家・松﨑脩己の三男として東京に生まれる
  • 1972年
    玉川大学芸術学科卒業後、島岡達三の門に入る
  • 1977年
    益子町に築窯、現在に至る
  • 1978年
    京王百貨店新宿店にて個展 (以後毎年)
  • 1995年
    ニューヨーク BABCOCK GALLERIES 「Six Master Potters at the Modern Ages展(濱田庄司、島岡達三、松崎健、バーナード・リーチ、ウォーレン・マッケンジー、ランディ・ジョンソン)」
  • 2002年
    ボストン PUCKER GALLERY BOSTONにて個展(以後隔年)
  • 2003年
    ニューヨーク メトロポリタンミュージアム「織部-転換期の日本美術展」出品
  • 2005年
    イギリス「インターナショナル・セラミックフェスティバル」にてワークショップ
  • 2006年
    ボストン ハーバード大学にてワークショップ
加藤 令吉
(陶芸家)
  • 1953年
    慶長年間より代々陶業を営む加藤家22代目として生まれる
  • 1976年
    玉川大学文学部芸術学科卒業

現在は古典的な釉薬を使ったやきもの作りはもとより、公共空間や個人邸に多彩な色使いをした陶壁、モニュメント、オブジェ等の制作活動をする。
日展審査員(第34回・37回・40回・44回)・日展会員賞(第38回)特選(第17回・第29回)・無鑑査2回・出品委嘱3回・名古屋展中日賞(第14回)
中日国際陶芸展 外務大臣賞・文部大臣賞・愛知県知事賞・奨励賞4回
朝日陶芸展 朝日陶芸1979陶芸賞
中部読売美術展 内閣総理大臣賞・読売大賞・読売美術賞
日本新工芸展 新工芸賞
陶芸ビエンナーレ 東海テレビ賞
日工会展 内閣総理大臣賞・日工会大賞

大樋 年雄
(11代長左衛門)(陶芸家)日展特別会員
  • 1958年
    十代大樋長左衛門の長男として金沢に生まれる
  • 1981年
    玉川大学文学部芸術学科卒業
  • 1983年
    イタリアファエンツァ国際陶芸展入選
  • 1984年
    ボストン大学大学院修士課程修了 (M.F.A.)
  • 1990年
    第46回現代美術展「最高賞」受賞
  • 1997年
    第53回現代美術展「美術文化大賞」受賞
  • 2000年
    第39回日本現代工芸美術展「現代工芸賞」受賞
  • 2007年
    裏千家坐忘斎御家元より茶名「宗炎」拝受
  • 2009年
    第41回日展「会員賞」受賞
  • 2013年
    第7回京畿世界陶芸ビエンナーレ招待作家
  • 2015年
    第54回日本現代工芸美術展「内閣総理大臣賞」受賞
  • 2016年
    十一代 大樋長左衛門襲名
  • 2017年
    文化庁長官アドバイザリーメンバー
  • 2018年
    第57回日本現代工芸美術展「文部科学大臣賞」受賞
清水 幸子
(陶芸家)日本工芸会正会員
  • 1974年
    玉川大学芸術学科卒業
  • 1975年
    茨城県立窯業指導所研修修了
    玉川大学芸術学科勤務(~1990)
  • 1990年
    岩手県盛岡市に工房を持ち独立
  • 1991年
    日本工芸会正会員となる
  • 1996年~
    岩手大学教育学部特設美術科非常勤講師

トーク・ワークショップ <東京芸術劇場ギャラリー2>

フラワーデザイナーの村松文彦さんによる生花デモンストレーション

2019年10月5日(土)午後13:00~14:30

村松文彦
(フラワーデザイナー)
村松文彦氏
  • 1951年
    静岡生まれ
  • 1970年
    玉川学園高等部卒業
  • 1974年
    シカゴ・アメリカンフローラルアートスクール卒業
  • 1988年
    インターフローラ・ワールドカップ日本代表選手権大会に優勝
  • 1989年
    インターフローラ・ワールドカップチャンピオン
    欧米圏外出身者では初のワールドチャンピオン
  • 1995年
    「NHK趣味百科」講師
  • 1998年
    「冬季長野五輪」表彰式用ブーケデザイン
  • 2004年
    「浜名湖花博」園芸文化館花舞台プロデュース
  • 2006年
    「禅IN PARIS」プロデュース
    以後も国内外で活躍

2018年から橿原神宮内拝殿にて献華

アーティスト トーク

2019年10月6日(日)13:00~14:30

日本陶磁協会常任理事の森孝一氏司会による、出品作家 松﨑融氏ならびに松崎健氏、フラワーデザイナー 村松文彦氏、染色家 陶守マリ氏(文学部芸術学科1989年卒)によるトーク

茶道裏千家業躰 奈良 宗久さんによる茶道デモンストレーションとトーク

2019年10月12日(土)午後13:00-14:30

※聞き手は元NHKアナウンサーで現在フリーアナウンサーの草野満代さんです。

奈良 宗久
(久司)茶道裏千家今日庵業躰
奈良宗久氏
  • 1969年
    金沢生まれ 大樋陶冶斎(十代大樋長左衛門)の次男
  • 1992年
    玉川大学芸術学科美術専攻卒業
    在学時、日展および現代工芸美術展で初入選
    卒業後は裏千家茶道専門学校に入学
  • 1995年
    財団法人裏千家今日庵に入庵
    業躰として認められ、国内外を巡回
    金沢でも教場「好古庵」を主宰し後進の指導
    京都造形大学美術工芸学科客員教授、金沢美術工芸大学非常勤講師
    日本現代工芸美術家協会会員、大樋美術館副館長兼学芸員
    NHK 解説出演や、松雪泰子主演映画「古都」の茶道監修など活躍は多岐に渡る
    またドイツベルリン国立フンボルトフォーラム国立アジア美術館茶室総合監修(2020年完成予定)

〈収蔵館〉草月美術館、裏千家今日庵、ドイツ国立アジア美術間(予定)

特別展タイムテーブル

東京芸術劇場ギャラリー1

東京芸術劇場 (写真:東京芸術劇場 提供)

文化・芸術展「ジョン・グールドの鳥類図譜」展 池袋会場

2019年10月5日(土)~10月13日(日)10:00~18:30

  • 7日(月)は施設の休館日にともない休ませていただきます。

東京芸術劇場へのアクセス

JR線・東京メトロ各線・東武東上線・
西武池袋線の池袋西口より徒歩約2分

東京芸術劇場ギャラリー2

フラワーデザイナー村松文彦さん生花デモンストレーション

2019年10月5日(土)午後13:00~14:30

アーティスト トーク

2019年10月6日(日)午後13:00~14:30

シンポジウム「19世紀のジョン・グールド鳥類図譜から今何がわかるのか」

2019年10月8日(火)

茶道裏千家業躰 奈良宗久さんによる茶道デモンストレーションとトーク

2019年10月12日(土)午後13:00-14:30

玉川大学教育博物館 第2展示室

「ジョン・グールドの鳥類図譜」展 玉川学園会場

2019年10月28日(月)~2020年2月2日(日)9:00~17:00

  • 会期を前期・後期に分け、一部展示替えを行う予定

*東京芸術劇場・玉川大学教育博物館とも観覧無料/トーク・ワークショップ・シンポジウム参加費:無料

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