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科学と芸術の融合

画像:STREAM Hall 2019

STEM教育に芸術(Arts)とELFを融合した「ESTEAM」教育を推進

玉川学園では、創立90周年、100周年に向けて、キャンパスの教育・研究環境の整備を進めています。
現在、卒業生の方に懐かしい女子塾、塾食(りんどう食堂)の跡地に『STREAM Hall 2019』を、そして旧小学部校舎のあった所には『Consilience Hall 2020』の2棟を建設します。新校舎では、「異分野融合のイノベーションを創出する人材育成の場をコンセプト」に、科学技術と芸術の融合を図る本学独自の「ESTEAM教育」を推進し、農学部、工学部、芸術学部の枠を超えた学際的な学びを発展していきます。
「ESTEAM教育」とは、科学(Science)、技術(Technology)、工学(Engineering)、数学(Mathematics)を統合的に教える「STEM教育」に、芸術(Arts)とELF(English as a Lingua Franca:共通語としての英語)を融合するものです。2棟の新校舎とすでに活用されている英語習得の場「ELF Study Hall 2015」、音楽教育の拠点「University Concert Hall 2016」などの各施設を学生たちが横断しながら、ものづくりや教育・研究活動に取り組み、21世紀を切り拓く革新的な発想力と国際競争に耐え得る力を育成していきます。
この新たな教育を進めるため、『ESTEAMエリア』全体を展示スペースとしてプランニング。異分野融合を実現するためのスペースや、新しい発想をもたらす展示・ディスプレイを設計、一部にはスタンディング机の導入なども検討しています。融合の拠点となる『STREAM Hall 2019』は、フロアごとの連続性を保ち、上下階の学びが見える積層した吹き抜け構成となっています。各フロアには、異分野の人のアイデアを見て新しい発想のきっかけを得る「シェアアイデアスペース」や、オープンスペースの壁面全面をホワイトボードとした「ディスカッションスペース」など、日常的に利用できる空間を設けています。吹き抜け廻りの腰壁部分には、偉人の格言や数式などを発信するサイン「メッセージウォール」なども検討しています。
さらに『ESTEAMエリア』の入口ともなるコラボレーションテラスには、旧大学6号館前の「農為國本」「、この秋は 雨か風かは 知らねども 今日のつとめに 田草取るなり(二宮尊徳翁)」、大学8号館エントランスの「彗眼見真」、「神なき知育は知恵ある悪魔をつくることなり」など石碑のリメイク版を設置。玉川学園の変わらない理念に触れられる広場として演出します。

次時代を担う人材の育成のため、学部の枠を超え、学際的な学びを発展する『ESTEAMエリア』。玉川の丘を訪れた際には、ぜひその姿をご覧ください。

学部の枠を超え、学際的な学びを発展する「ESTEAMエリア」

画像:学部の枠を超え、学際的な学びを発展する「ESTEAMエリア」
画像:「STREAM Hall 2019」の省エネルギー様式(断面)自然エネルギーやさまざまな省エネルギー手法を採用し、環境に配慮しながら、トップクラスの環境性能を実現していきます
「STREAM Hall 2019」の地鎮祭
写真:工事の無事を願う神事
写真:工事の無事を願う神事
2018年1月22日、工事の無事を願う神事が雪模様のなか行われました

創立90周年事業︱そのほかの取り組みをご紹介します

  • 「聖山」整備計画
    現在の「聖山」
    明るく開放的な環境へ整備します

    礼拝堂や小原記念館、松下村塾などがある「聖山」は、開校後、毎朝塾生たちが「聖山礼拝」を行い、玉川学園の聖地とされてきました。創立90周年事業として、聖山一体を玉川学園の歴史を知る保存エリアと位置づけ、キャンパス周辺の眺望が望める開放的な樹林地として植生を整え、卒業生や児童・生徒・学生が集う場所として整備していきます。

  • 保健センター健康院 建設
    2018年9月竣功、同9月から利用開始しました

    本学の健康管理を担う保健施設で医師・看護師が常駐し、保険診療をはじめ急病やケガの治療、カウンセリングを行います。最新施設は従来より約2.5倍広くなり、施設内はバリアフリー化されています。本部棟と食堂(KEYAKI)に隣接する新しい施設は、体育施設やK-12の各校舎にも近くなり、これまで以上に機能的な施設になりました。

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