1993(平成5)年の玉川
玉川学園学術教育研究所に生産開発工学研究所(量子通信研究施設・品質工学研究施設)、コンピュータセンター準備室を開設。玉川大学「第九」演奏会を前年度までの東急文化村オーチャードホールからサントリーホールに会場を変更して開催。
月 | 日 | 玉川学園 | 世界の主な出来事 |
4 | 1 | 玉川学園学術教育研究所は、既設の全人教育研究所・体育研究所・ミツバチ科学研究所に加え、新たに生産開発工学研究所(量子通信研究施設・品質工学研究施設)とコンピュータセンター準備室を開設 |
1月1日 1月20日 1月27日 4月22日 5月15日 6月9日 8月6日 8月9日 8月26日 10月28日 12月9日 |
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2 | 私立大学退職金財団の理事会において、小原哲郎学長が同財団の理事長に就任することが決定 | ||
22 | ドイツ語を履修していた高等部生たちが、オーストリアのホーフブルク宮殿の火災のことを知り、その復興の一部にとお小遣いを持ち寄り寄付。その行為に感銘したオーストリア大使であるE・シュミット氏が学園を訪問 | ||
5 | 17・18 | 舞踊教育の世界最高機関であるロンドン大学のラバン・センターから同センターの選抜学生によって構成されているトランジションズ・ダンス・カンパニーが来園。文学部芸術学科演劇スタジオと小学部多目的ホールで公演 | |
19 | 玉川学園講堂において、研修行事として、ウィーン八重奏団による演奏会を開催 | ||
31 | 玉川学園講堂において、研修行事として、ウィーン・レディース管弦楽団による演奏会を開催 | ||
6 | 4 | 日本私立小学校連合会の第30回東京地区教員研修会が玉川学園小学部を会場として開催。東京の私立小学校の先生方がみなさん集まる大きな研修会。当日は約1,200名の先生方が参加。本学小学部での開催は1974(昭和49)年以来19年ぶりとなる。今回のテーマである「新しい世紀をめざす私学教育の課題」について、講演、教科別研修会での研究発表や討議、施設・授業見学などが行われた。なお、講演は、UCLA教育学部長のセオドア・R・ミッチェル博士による「未来の学校――アメリカの小学校は何をめざすか――」。講演は、電話回線システムを使ってアメリカUCLAとの同時テレビ会議という画期的な形で進められた | |
22 | 玉川学園講堂おいて、研修行事として、ザルツブルク・モーツァルトアンサンブルによる演奏会を開催 | ||
8 | 7 | 中学部ハンドベル部が、東京芸術劇場で開催された「こんにちは TOKYO SYMPHONYです。パートⅦ」にゲスト出演。石丸寛氏指揮の東京交響楽団とも共演 | |
12 | 1 | 玉川大学「第九」演奏会をサントリーホールで開催。今回も指揮者には石丸寛先生、独唱は東敦子、西明美、下野昇、岡村喬生の各先生方にご出演いただく。最初の演奏はベルリオーズの序曲「ローマの謝肉祭」。つづいて、ベートーヴェンの交響曲第九番「合唱付」の歌声と演奏が会場に響きわたった。会場を前年度までの東急文化村オーチャードホールからサントリーホールに移して開催 |


「探検家」(演劇スタジオにて)

ムーブメントの授業(小学部多目的ホール)



5年生のコンピュータの授業を見学

電話回線システムによるUCLAとのテレビ会議


関連サイト
参考文献
小原哲郎監修『全人教育』 玉川大学出版部
第539号~第543号(1993年)、第547号(1994年)