2003(平成15)年の玉川
文学部にリベラルアーツ学科、教育学部に乳幼児発達学科を開設。学術研究所が全人教育研究所を統合。招へいされ芸術学部玉川太鼓チームが米国のフィラデルフィア市の「さくら祭り」に初参加。さらに芸術学部玉川太鼓・舞踊チームが外務省文化使節としてロシアのハバロフスクで公演。玉川大学女子エアロビックチームが、第3回全日本エアロビック選手権大会に出場し、団体部門で優勝。世界初の太陽電池と燃料電池の併用によるハイブリッド・ソーラーカー「アポロンディーヌ号」がオーストラリア大陸横断4,000㎞に成功。
月 | 日 | 玉川学園 | 世界の主な出来事 |
1 | 2 | 玉川大学バスケットボール部女子が東京体育館で開催されたオールジャパン(全日本総合バスケットボール選手権大会)に出場。オールジャパンは、実業団12チーム、大学8チーム、地区選抜8チーム(うち高校1チーム)がトーナメント方式で試合をする大会。今回2年ぶり2回目の出場 |
1月10日 1月20日 1月29日 2月1日 2月5日 2月18日 3月19日 3月24日 4月1日 4月4日 4月14日 4月25日 4月28日 5月22日 7月21日 7月26日 8月10日 8月14日 8月25日 8月29日 9月5日 9月28日 10月1日 10月7日 11月24日 11月29日 12月1日 12月13日 |
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18 | 「サイエンスグランプリ2002小学生・中学生理科大賞」の表彰式が行われ、本学小学部6年生が全国理科研究協議会グランプリ賞を受賞。全国から43,268点の応募があり、上位5名の中に選ばれ受賞 | ||
30 | CHaT Netが社団法人電子情報技術産業協会(JEITA)主催の「コンピュータ・ユーザーズシステム・アワード2002」において最優秀賞に選ばれ、JEITAより小原芳明学長に記念の盾が手渡された | ||
2 | 22 | 中学部管弦楽部が「第50回こども音楽コンクール」において2年連続で文部科学大臣奨励賞を受賞。全国の小・中学校2,416校が予選に参加 | |
4 | 1 | 文学部にリベラルアーツ学科、教育学部に乳幼児発達学科を開設 | |
学術研究所が全人教育研究所を統合。学術研究所に全人教育研究施設、人文科学研究施設、菌学応用研究施設、知能ロボット研究施設、量子情報科学研究施設、心の教育実践センターを開設するとともに研究促進室を設置 | |||
2~12 | 芸術学部玉川太鼓チームが米国のフィラデルフィア市の「さくら祭り」に招へいされ太鼓の演奏と創作日本舞踊の公演を行った。初めてのアメリカさくら祭り公演。NBAプロバスケットボールの試合(フィラデルフィア・セブンティシクサーズVS.ヒューストン・ロケッツ)のハーフタイムなどでも演奏 | ||
5 | 29 | アメリカのアムハースト大学合唱団と玉川学園合唱団(高等部合唱部、大学合唱団、芸術学部有志)との交歓演奏会を開催 | |
6 | 6 | モンゴル音楽体験の旅・草原のコンサートを玉川学園講堂において開催。モンゴルの弦楽器「馬頭琴」演奏者(2名)、琴によく似た楽器「ヤタック」演奏者、歌い手「オルティンドー」、「ホーミィ」で構成されたアンサンブルによるコンサート | |
12~15 | 芸術の産学連携プロジェクトとして、こどもの城&芸術学部提携公演「ドリーミングボーイ」をこどもの城・青山円形劇場にて開催。公共文化施設と大学による連携事業は日本初のこと。「ドリーミングボーイ」は、古典芸能の狂言と現代舞台の様式を取り入れたミュージカル | ||
14 | 日本都市センターホールで開催された「第5回全日本Web教材開発コンテスト」の中学・高校の部において、本学高等部生が最優秀賞のプラチナ賞を受賞。さらに経済産業大臣賞とインターネット協会賞にも輝いた。このコンテストには全国から528チーム(1,377名)がエントリー | ||
28 | 「玉川大学教育学部開設記念講演会」を開催。日本比較教育学会の協賛で、米国UCLA教育大学院教授でCIDE(国際開発教育センター)所長、元国際比較教育学会会長のジョン・N・ホーキンス博士が講演 | ||
30~7/2 | 玉川大学と交流のあるロンドンの舞踊大学Labanから現代舞踊団「Transitions Dance Company 2003」を招へい | ||
7 | 4 | JETRO(日本貿易振興会)招へいの各国の先生方が小学部を参観 | |
20~8/4 | 高等部吹奏楽部が生徒76名、引率9名で、オーストラリアのアデレードとダーウィンを訪れ、合計9回の音楽交流プログラムを実施 | ||
24~26 | 自由研究「クリーンエネルギーの研究」の履修生6名による高等部チームが、ZENJIN号で、秋田で開催されたワールド・ソーラー・バイシクル・レースに初挑戦 | ||
8 | 1~3 | 「2003全日本学生ソーラーカーチャンピオンシップ」において、ホワイトドルフィンが優勝、ハイブリッドソーラーカーが特別賞のハンス・ソルストラップ賞を受賞 | |
20 | 日本私立小学校連合会所属の教師たちが来園し、TAP(玉川アドベンチャープログラム)を体験 | ||
9 | 5~12 | 芸術学部玉川太鼓・舞踊チームが外務省文化使節としてロシアのハバロフスクで開催の「ロシアにおける日本文化フェスティバル2003」に参加し、ロシアの2大学を中心に公演を通した教育交流を行った | |
20、21 | チャペルにて行われた「日本ペスタロッチー・フレーベル学会第21大会」を本学で開催。その記念講演会(玉川大学教育学部乳幼児発達学科開設行事委員会協賛)で、ねむの木学園園長の宮城まり子氏が「福祉は文化です」というタイトルで講演。宮城氏は歌手および女優として活躍後、1968(昭和43)年に日本初の肢体不自由児療護施設である「ねむの木学園」を設立 | ||
28 | 東京国際フォーラムで実用数学技能検定「数検」グランプリ表彰式典が開催された。「数検」グランプリにおいて、小学部が文部科学大臣奨励賞(団体賞、個人賞)と金賞(2名)、銀賞(15名)を、教育学部が文部科学大臣奨励賞(団体賞)をそれぞれ受賞 | ||
11 | 1 | 中学部吹奏楽部が、普門館で開催された「第51回全日本吹奏楽コンクール」に東京代表として出場し、3年連続銀賞を受賞 | |
5 | 世界で最も大きいソーラーカーレースであるワールド・ソーラーカー・チャレンジを企画・運営するハンス・ソルストラップ氏が来園し、ハイブリッド・ソーラーカーを見学 | ||
18、19 | ウィーン・ザイフェルト弦楽四重奏団が来園し、演奏会と芸術学部生への公開レッスンが行われた | ||
22、23 | アメリカのスワースモア・カレッジの現代舞踊が専門であるキム・D・アロー助教授が来園し、芸術学部の公演「パフォーミング・ボディ」の演目「Savsaat」の振付を手掛けた | ||
30 | 玉川大学女子エアロビックチームが、第3回全日本エアロビック選手権大会に出場し、団体部門で優勝 | ||
12 | 19~27 | 世界初の太陽電池と燃料電池の併用によるハイブリッド・ソーラーカー「アポロンディーヌ号」がオーストラリア大陸横断4,000㎞に成功。西海岸のパースをスタート。パンク発生にも的確に対応。砂漠地帯も順調に走行。最高速度試験や夜間走行試験も試みる。そして山脈地帯の峠を越して、ゴールである東海岸のシドニーに到着。9日間で達成 |

文部科学大臣奨励賞を受賞

芸術学部玉川太鼓チームの演奏






ジョン・N・ホーキンス博士が講演




各国の先生方が小学部を参観

高等部吹奏楽部の演奏



TAPを体験

ハバロフスク・レーニン広場での公演



文部科学大臣奨励賞(個人賞)を受賞

日本数学検定協会会長の秋山仁氏と

中学部吹奏楽部の演奏

ハイブリッド・ソーラーカーを見学


「never look away」


「アポロンディーヌ号」が
オーストラリア大陸横断4,000㎞に成功






関連サイト
参考文献
小原芳明監修『全人』 玉川大学出版部
第650号、第652号(2002年)、
第656号~第658号、第660号~第665号(2003年)
第666号~第669号(2004年)