2004(平成16)年の玉川
工学部に機械システム学科、知能情報システム学科、メディアネットワーク学科、マネジメントサイエンス学科を開設。理科教育の充実を目指した「サイテックセンター」が完成。創立75周年記念玉川学園音楽祭をパシフィコ横浜・国立大ホールで開催。幼稚部、小学部、中学部、高等部においてCITAの認定を取得。玉川学園女子短期大学を廃止。
月 | 日 | 玉川学園 | 世界の主な出来事 |
1 | 6 | GBI棟(遺伝子解析・脳活動イメージング施設)の検収。f-MRI(機能的磁気共鳴断層撮影)装置が設置され、ヒトの脳の活動状態を断層写真で表示 |
1月11日 1月12日 1月19日 2月4日 2月27日 4月1日 4月1日 4月7日 4月12日 5月22日 6月13日 6月20日 7月18日 7月30日 8月13日(~29日) 8月13日 8月22日 9月1日 9月3日~5日 9月17日(~28日) 9月17日 10月1日 10月17日 10月23日 11月1日 11月2日 12月22日 12月26日 |
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21 | イラン地震の被災地の復興を祈って、小学部・中学部・高等部の各代表が、イラン・イスラム共和国大使館に、礼拝で集めた献金から100万円をお見舞いとして届けた | ||
2 | 15 | 埼玉県上尾運動公園陸上競技場をゴールとする第1回全日本大学女子選抜駅伝が開催され、玉川大学陸上競技部女子駅伝チームが第5位に入賞。本学女子駅伝チームの第2区を走った井出樹里さんは、卒業後、トライアスロンに転向し、2008(平成20)年の北京オリンピック、2012(平成24)年のロンドンオリンピックに日本代表として出場している。北京オリンピックでは、日本のトライアスロン選手として、オリンピックで初めて5位入賞。また、2010(平成22)年アジアビーチゲームズで金メダルを獲得している | |
16 | 玉川学園講堂で開催された玉川大学ソーラー・ハイドロジェン・プロジェクトチームのオーストラリア大陸横断4,000km成功の報告会において、世界で最も大きいソーラーカーレースであるWSC(World Solar Challenge)を企画・運営しているハンス・ソルストラップ氏が挨拶 | ||
27 | 第6回玉川学園風車コンテストを小学部グラウンドで開催し、中学部生が技術賞と奨励賞を受賞 | ||
3 | 20 | 玉川学園女子短期大学同窓生の集いを開催。昭和40年の短大設立以来、これまでの卒業生は約14,000名。当日は、玉川の丘に卒業生483名と先生方など短大関係者48名が集った | |
26 | 工学部マネジメントサイエンス学科(2004年4月に新学科として開設)が2004年3月26日にISO9001の認証を取得 | ||
30 | 理科教育の充実を目指した「サイテックセンター」が高学年校舎の隣に完成し、竣功式が行われた。ここでは5年生(小学部5年生)から12年生(高等部3年生)までが学ぶ。1階に共通実験室と夢工房、Star Lec room(プラネタリウム)があり、2階が化学、3階が生物、4階が物理と分野別に分かれ、5階に講義室、そして屋上に天体観測室を配置している | ||
31 | 玉川学園女子短期大学の幼児教育科と専攻科(教養専攻)を廃止 | ||
4 | 1 | 工学部に機械システム学科、知能情報システム学科、メディアネットワーク学科、マネジメントサイエンス学科を開設 | |
1・2 | 大学ダンスドリルチーム「ジュリアス」が、米国フロリダ州デイトナビーチで開催された全米大学チアダンス選手権において第2位 | ||
1~13 | 芸術学部玉川太鼓・舞踊チームが米国のフィラデルフィア市で開催の「さくら祭り」ほかに招へいされ12の公演・パフォーマンスを行う。また、今回は芸術学部ビジュアル・アーツ学科のテキスタルデザインを学んでいる学生も参加。縦5.5m、横2.3mの布に桜紋様を染め上げた鮮やかな巨大タピストリーを制作。タピストリーは会場に飾られた | ||
30 | 玉川学園講堂で開催された研修行事「東京交響楽団演奏会」で、芸術学部パフォーミング・アーツ学科の学生が東京交響楽団と共演して演奏 | ||
5 | 6 | タイ舞踊団「パッタラワディー・シアター」のメンバーが来園、芸術学部パフォーミング・アーツ学科の学生と交流。主宰者のパッタラワディー氏は、女優や舞台芸術の講師として世界的に活躍している | |
15 | 農学部生物資源学科応用動物生産研究施設において、ポットベリードピッグ(ミニブタ)の仔豚が8頭誕生 | ||
19~21 | 玉川大学COEプロジェクト主催の「玉川COE国際シンポジウム」を開催 | ||
6 | 1 | 玉川大学は山形県新庄市と提携し、「玉川大学学術研究所新庄バイオマスセンター」を開設。協定書の調印式が6月3日に新庄市役所で行われた。バイオマスとは、エネルギー資源になる生物体のこと。主にモロコシの一種「スイートソルガム」をエネルギー資源として活用するための先端研究を行う | |
10~13 | 芸術の産学連携プロジェクトとして、こどもの城・青山円形劇場&玉川大学芸術学部提携公演「行ったり来たり」をこどもの城・青山円形劇場にて開催。財団法人児童育成協会こどもの城の劇場事業本部と玉川大学芸術学部がパートナーシップを組み、プロデュースから進行・運営までを劇場側と大学側のスタッフが合同で行う「劇学一体化」を試みた | ||
30 | 琉球舞踊太圭流家元の佐藤太圭子氏ほか沖縄県立芸術大学の教授たちが来園し、琉球舞踊を披露 | ||
7 | 3 | 小学部1年生から高等部3年生までの全児童・生徒が参加する玉川学園音楽祭、本年度は創立75周年を記念して、パシフィコ横浜・国立大ホールで開催 | |
8 | 玉川大学学術研究所言語情報文化研究施設のシンポジウム「TAMAGAWA In FORUM 2004」を開催 | ||
8~11 | 芸術学部の創作民族舞踊公演「Asian Feet」を開催。総勢150名の学生がアジアの国々の踊りと祈りをテーマに踊った | ||
28~31 | オーストラリアのブリスベンにて開催された「PBC国際会議(環太平洋地域会議)」に玉川学園から小学部・中学部・高等部の教職員および中学部・高等部の生徒合わせて総勢112名が参加。教職員等学校関係者や教育学者が中心の会議ではあるが、本学中学部・高等部の生徒たちがプレゼンテーションを行い注目を集めた | ||
8 | 1~3 | 玉川大学ソーラーカー・ホワイトドルフィン号が「全日本学生ソーラーカーチャンピオンシップ」と「ワールド・ソーラーカー・ラリー」の両大会で総合優勝。ホワイトドルフィン号の総合優勝はこれで3回目。また、アポロンディーヌ号も「全日本学生ソーラーカーチャンピオンシップ」の燃料電池部門で優勝 | |
6 | 玉川大学学術研究所言語情報文化研究施設のシンポジウム「第1回赤ちゃんフォーラム」を開催。言語情報文化研究施設では、乳幼児の言語発達について研究する「赤ちゃんラボ」を開設。玉川大学のほか、慶應義塾大学、東京大学、東海大学の研究者が参加し、現在170名以上の乳幼児および玉川学園幼稚部の園児を対象に調査研究を行っている | ||
9 | 26 | 芝パークホテルで実用数学技能検定「数検」グランプリ表彰式典が開催された。「数検」グランプリにおいて、小学部が金賞(団体賞、個人賞)を、教育学部が金賞と文部科学大臣奨励賞(いずれも団体賞)をそれぞれ受賞 | |
28~10/3 | 米国ニューイングランドのディアフィールドアカデミーにおいて開催された「2004年ラウンドスクエア会議」に高等部生3名がオブザーバーとして参加。今会議には13か国57校から生徒285名、教師およびスタッフ132名が参加し、意見交換や文化交流が行われた | ||
29 | オーストラリアのアイバンホウ・グラマースクールと提携校の調印を交わした。今回の提携調印に先がけ、7月には中学部吹奏楽部がアイバンホウを訪問して演奏を行った | ||
10 | 26~11/5 | 小学部生26名が米国のハーカー校を訪問。交流10周年を祝しての「交流10歳誕生会」が行われた | |
31 | 玉川大学エアロビックチーム所属で教育学科3年生の武内麻美さんが東京体育館で開催された国内最高峰の競技会であるスズキジャパンカップ全国大会の女子シングル部門で1位同点の2位、学外者を含むトリオで優勝。その結果、2005(平成17)年4月に愛知万博会場内で開催される世界選手権(スズキワールドカップ)に出場が決定。当日の模様はNHKで放映される | ||
11 | 6~2/4 | 玉川大学教育博物館において、企画展「写真で見る玉川学園75年」を開催 | |
6・7 | 中学部生がシンガポールで開催された第1回WRO(ワールド・ロボット・オリンピアード)世界大会に参加。アジアを中心に13か国・地域の89チーム、356名の子供たちが集まった。日本選手団は、予選会および全国大会を勝ち抜いた小学生1組、中学生2組、高校生1組で構成。本学中学部3年生2名の「Tamagawa Wish BONEZ」が日本選手団に選出された | ||
16・17 | ベルリンフィルのバイオリニストのアマデウス氏と第一トランペット奏者のガボール氏が来園し、児童・生徒に特別レッスンを行った | ||
23 | 幼稚部、小学部、中学部、高等部において、CITAの認定を取得。CITAとは欧米の教育認定組織の略称で、日本語にすると「国際・地域統合認定委員会」となる。現在CITAに認定されている学校は約100か国、約32,000校以上。日本では4校のインターナショナルスクールが認定されている。 | ||
玉川大学ダンスドリルチーム「ジュリアス」が、駒沢体育館で行われた第4回全日本チアダンス選手権大会の学生部門で優勝し、総合グランプリを獲得。参加82チーム、1,117名の頂点に立った | |||
オーストラリア陸軍軍楽隊が来園し、中学部・高等部吹奏楽部とジョイントコンサートを行った | |||
28 | 玉川大学エアロビックチームが第4回全日本学生エアロビック選手権の団体部門で優勝。今回から開設された個人の部でも優勝と3位を獲得した | ||
30 | 玉川学園女子短期大学を廃止 | ||
12 | 21~27 | 高等部の吹奏楽部、オーケストラ部、合唱部、英語劇部の4部からなる総勢117名の生徒が、台湾の稲江校(稲江高級護理家事職業学校)を訪問。音楽交流を行い、歴史的建造物である中山堂(ちゅうざんどう)にて合同演奏会を開催 | |
25 | 「第52回TBSこども音楽コンクール東日本優秀演奏発表会」に東京都の代表として中学部のオーケストラ部、ハンドベル部、吹奏楽部が揃って出場し、オーケストラ部が4年連続5度目の最優秀賞を受賞して全国大会出場を決定。今年度は全国から約2,500校、約80,000名の小学生・中学生が参加した |



左からボダーギ一等書記官、アルデカニ駐日大使、
玉川学園代表者

第1回全日本大学女子選抜駅伝で第5位に入賞









全米大学チアダンス選手権において第2位

スワースモア大学での公演を終えて

巨大タピストリーと制作した学生たち

パフォーミング・アーツ学科の学生が演奏で共演

パフォーミング・アーツ学科の学生との交流







芸術学部提携公演「行ったり来たり」












「全日本学生チャンピオンシップ」と
「ワールド・ソーラーカー・ラリー」で総合優勝

テンプル大学のハーシュ・パセック教授

日本数学検定協会会長の秋山仁氏と

提携校の調印を交わす




アマデウス氏の特別レッスン

「写真でみる玉川学園75年」

「写真でみる玉川学園75年」



選手権大会の学生部門で優勝


選手権の団体部門で優勝

中学部オーケストラ部の演奏

参考文献
小原芳明監修『全人』 玉川大学出版部
第661号(2003年)
第669号~第677号(2004年)
第678号~第681号(2005年)