2007(平成19)年の玉川
リベラルアーツ学部(リベラルアーツ学科)、経営学部に観光経営学科、大学院工学研究科に脳情報専攻博士課程とシステム科学専攻博士課程をそれぞれ開設。新7年生(中学1年生)を対象に「国際学級」をスタート。玉川大学脳科学研究所(脳科学研究施設、知能ロボット研究施設、言語情報文化研究施設)を開設。玉川学園吹奏楽部(9-12年生)が「第9回全日本高等学校吹奏楽大会in横浜」で連盟会長賞(金賞)を5年連続で受賞。
月 | 日 | 玉川学園 | 世界の主な出来事 |
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1 | 8 | 大学女子駅伝チームは、つくば市で行われた「第4回全日本大学女子選抜駅伝競走」に出場。関東からの出場校ではトップの成績である総合5位に入賞 |
1月9日 1月21日 1月23日 2月2日 2月3日 2月18日 3月6日 3月18日 3月30日 4月1日 4月16日 5月5日 5月26日 5月28日 6月29日 7月10日 7月16日 7月29日 8月16日 9月12日 9月14日 9月26日 9月28日~30日 10月1日 10月1日 10月19日 10月20日 11月18日 12月24日 12月31日 |
28 | 中学年オーケストラ部が「こども音楽コンクール」で文部科学大臣奨励賞(全国1位)を受賞 | ||
2 | 11 | 玉川学園高学年生が、第3回プラネタリウム解説コンクールで最優秀賞を受賞。作品は「遠い宇宙の向こうに」 | |
13 | 玉川学園前駅北口にCampus Store Tamagawaがオープン。仕入れと販売業務を4月1日より業界最大大手の(株)紀伊國屋書店に委託。Web発注システムも導入 | ||
27~3/10 | 中学年ハンドベル部がカナダのナナイモ、ビクトリア、バンクーバーを訪問し、小学校、中学校、高校、高齢者センター、コンサートホールなどで合計14回の音楽交流プログラムを行った。ビクトリアのショッピングモールでの演奏会はテレビのニュースや新聞で報道された。参加したのは、生徒19名、引率2名 | ||
28 | 中学年校舎の改修が完了。高学年校舎からサイテックセンター、アートセンター、そして中学年校舎まで渡り廊下で連結され、中学年生と高学年生のさらなる活発な交流が進められる | ||
3 | 4 | 第12回「数検」グランプリで、玉川大学教育学部が3度目の文部科学大臣賞を受賞し、東京国際フォーラムにて、その表彰式が行われた。玉川学園1~6年生も金賞を受賞 | |
5~9 | 玉川大学主催の「第10回玉川-理研ダイナミックブレイン国際フォーラム」が長野県白馬村で開催された。本学の塚田稔脳科学研究所副所長がこの国際フォーラムの組織委員長を務めた。参加国はアメリカ、フランス、ドイツ、英国、中国、ニュージーランド、ブラジル、インドなど11か国。「本会議」には世界各国から約170名が参加し講演と議論が行われた | ||
11 | 「Quest Education Cup 2007(クエストエデュケーションプログラム作品発表会全国大会)」において、12年生の「株式学習の後には楽しみが訪れるテーマパーク」が企業プレゼンテーション(野村証券)部門で上位8チームに選出され、優秀賞を受賞。応募作品総数は1,224点 | ||
25 | 高学年吹奏楽部(10~12年生)が「全国高等学校吹奏楽ジャズコンテスト2007」でプラチナ賞を受賞 | ||
26 | 工学部機械システム学科は他学科と同様にISO9001の認定基準を満たし、玉川大学工学部として拡大登録認定 | ||
31 | 大学院文学研究科の教育学専攻修士課程を廃止 | ||
4 | 1 | リベラルアーツ学部(リベラルアーツ学科)を開設。日本で初めて「リベラルアーツ」の名を冠した学科が玉川に誕生して4年。いよいよ学部として新たにスタート | |
経営学部に観光経営学科を増設 | |||
大学院工学研究科に脳情報専攻博士課程とシステム科学専攻博士課程を開設 | |||
学術研究所の付設機関であった脳科学研究施設が独立し、玉川大学脳科学研究所を開設(脳科学研究施設、知能ロボット研究施設、言語情報文化研究施設) | |||
玉川大学学術研究所にK-16教育研究施設を開設 | |||
新7年生を対象に「国際学級」をスタート。6年後に7年生から12年生まで対象の「国際学級」となる。国際バカロレア機構(IBO)の教育プログラム(IB)を取り入れ、英語で行う授業によって世界の大学に通用する学力を培う一方、日本の高等学校卒業資格も同時に取得できる態勢を整えた。12年一貫教育だからできる国際学級は、首都圏では初めての試み | |||
中学年・高学年の女子児童・生徒を対象として推奨スカートを制定。推奨スカートは、5~11年生の女子の児童・生徒のアンケートをもとに、夏用3着、冬用5着が決定 | |||
玉川大学は、財団法人大学基準協会により大学基準に適合していると認定され、大学基準協会の正会員として加盟・登録 | |||
町田市の要請による「町田市壁画プロジェクト」において、芸術学部ビジュアル・アーツ学科油絵専攻の学生たちが原画のデザインから制作までを担当し、全長62メートルの巨大壁画を完成 | |||
2~18 | 芸術学部和太鼓・舞踊チームが米国・フィラデルフィア市「桜祭り」ほかに招へいされパフォーマンスを披露(3都市14公演) | ||
5 | 19 | 脳科学研究所設立記念シンポジウムを玉川学園チャペルにて開催 | |
6 | 17~22 | ラウンドスクエア地域会議がシンガポールで開催され、高学年生6名が参加 | |
7 | 19~8/12 | 第2回ラグビー部スポーツ交流で8~12年生がニュージーランドへ遠征 | |
22・23 | 秋田県大潟村ソーラースポーツラインで、ワールド・ソーラー・バイシクルレースが開催され、高学年生8名が参加。カテゴリーA(セプシクル隼)とカテゴリーB(ペガサス)に、2台の車体で挑戦。成績は最高速度コンテストで第2位、100キロメートルマラソンで総合4位に入賞。普通高校からの参加は玉川学園のみで、他は工業高校からの参加だった | ||
27 | 「一貫教育セミナーat Tamagawa」を開催 | ||
27~29 | 秋田県大潟村で行われた「全日本学生ソーラー&FCカーチャンピオンシップ」(JISFC)に出場したソーラーチャレンジャーズによるハイブリッドソーラーカー「アポロンディーヌ」が、燃料電池部門で優勝し、4連覇を達成。同時開催の「ワールド・ソーラーカー・ラリー」(WSR)での総合成績は、アポロンディーヌが第3位、オンディーヌが第4位と好成績を収めた | ||
8 | 11 | タイのバンコクで開催された第24回ユニバーシアード競技大会の女子ハーフマラソンに、大学女子駅伝チーム4年生の栗栖由江選手が日本代表として出場し8位でゴール | |
9 | 3 | 記念グラウンドの全面人工芝化工事が完了し、「リニューアル・オープニングセレモニー」を開催。ラグビーとサッカーを同時にできるコートを備えたグラウンドでラグビー部、サッカー部、陸上部が初練習を行った。2レーンのみであるが500メートルトラックも設置している | |
10 | 18~26 | 2007年ラウンドスクエア国際会議がインドで開催され、高学年生6名が参加。今回は17か国、64校から500余名が集った | |
26 | 生き物文化誌学会の第25回例会「ミツバチはどこまで家畜になったのか」が玉川大学を会場に、約100名の参加者を集めて開催された。この学会の常任理事である秋篠宮文仁殿下も来校され、ミツバチ科学研究施設の蜂場や遺伝子解析室を見学された | ||
28 | 大学女子駅伝チームが仙台市で開催された「第25回全日本大学女子駅伝対校選手権大会(通称:杜の都駅伝)」に出場し、見事6位に入賞。そして、6位までに与えられる来年度の同大会出場のシード権を獲得。シード権獲得は6年ぶり。あわせて12月開催の「全日本大学女子選抜駅伝競走」への出場も決めた ※後年(2016年)、リオデジャネイロオリンピック女子マラソン代表となった田中智美さんが第4区を走った |
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11 | 10・11 | 玉川学園吹奏楽部(9-12年生)がパシフィコ横浜で開催された「第9回全日本高等学校吹奏楽大会in横浜」に東京代表として出場し、連盟会長賞(金賞)を5年連続で受賞 | |
17・18 | 10-12年生チアダンスチーム「GLITZ」が、駒澤オリンピック公園総合運動場体育館にて開催された「第7回全日本チアダンス選手権大会」にて高校生チアダンス部門で優勝 | ||
12 | 6~8 | 玉川大学脳科学研究所&カリフォルニア工科大学「Brain,Mind and Society」プログラムによる第2回国際共同ワークショップを本学にて開催 | |
24 | 茨城県つくば市で開催された「第5回全日本大学女子選抜駅伝競走」で、玉川大学女子駅伝チームが第8位に入賞。第2区を走った田中智美選手が区間3位ではあるが大会新記録、第5区を走った奥山和代選手が区間4位ではあるが大会新記録をそれぞれ記録した。当日のレースの模様は、テレビでも全国放送で生中継された。その放送にゲストとして出演したのが、玉川大学女子駅伝チームOGで資生堂ランニングクラブに所属する五十嶺綾選手であった |

5位に入賞した玉川大学女子駅伝チーム






3度目の文部科学大臣賞を受賞



プラチナ賞を受賞




巨大壁画を制作






チャンピオンシップ










「リニューアルオープニングセレモニー」


「リニューアルオープニングセレモニー」



連盟会長賞(金賞)を5年連続で受賞





参考文献
小原芳明監修『全人教育』 玉川大学出版部
第696号、第698号、第700号(2006年)
第703号、第706号~第712号(2007年)
第713号~第716号(2008年)