2021(令和3)年の玉川
芸術学部が音楽学科、アート・デザイン学科、演劇・舞踊学科の3学科に改組。大学の新校舎Consilience Hall 2020および総合人間科学(ヒューマンサイエンス)の研究拠点となるHuman Brain Science Hall(HBSH)が竣功。全人教育提唱100年記念シンポジウムをオンラインで開催。
月 | 日 | 玉川学園 | 世界の主な出来事 |
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1 | 18 | 大学の新校舎Consilience Hall 2020の竣功式が執り行われた。当日は、神事の後、東京理科大学特任副学長の秋山仁教授を招いての竣功記念講話を開催 |
1月16日 2月1日 3月23日 4月11日 6月23日 7月3日 7月23日~8月8日 8月24日~9月5日 10月4日 10月5日 |
2 | 2 | 玉川学園は東京ガス株式会社と、カーボンニュートラル都市ガスの供給に関する基本合意書を締結し、2月2日より学園内で使用する都市ガスの全量を同都市ガスに切り替えた。学校教育施設による同都市ガスの採用は玉川学園が初 | |
8・12 | 農学部と教育学部の学生約20名が聖山整備労作に参加。聖山整備の後、農学部生は寄贈されたクマノザクラの苗木を学内農場に仮植 | ||
3 | 9 | 玉川学園は東京ガス株式会社をはじめ14社とともに、カーボンニュートラルLNGバイヤーズアライアンスを設立。2050年までに温室効果ガスの排出をゼロにする目標の達成を目指す | |
4 | 1 | K-12のディビジョンが、幼稚部・1-5年生(Primary Division)、6-12年生(Secondary Program Division)、IBの6-12年生(IB Program Division)の3つに再編成。それに伴い校舎名称も低学年校舎がK-12経塚校舎、中学年校舎がK-12東山校舎、高学年校舎がK-12中央校舎に変更 | |
芸術学部は音楽学科、アート・デザイン学科、演劇・舞踊学科の3学科に改組。音楽学科には演奏・創作、ミュージカル、音楽教育の3コース、アート・デザイン学科にはメディア表現、美術教育の2コース、演劇・舞踊学科には身体表現、舞台創造、芸術応用の3コースをそれぞれ設置 | |||
8 | 1968年8月の通大夏期スクーリング期間中、課外活動「日本古文化研究会」に参加していた通大生たちが、町田市内で発掘された田端遺跡の縄文時代の敷石住居址を、当時の玉川学園女子短期大学校舎(のちの大学9号館)横に移設。その住居址を大学9号館の解体に伴い、教育学部の学生たちがSTREAM Hall 2019とK-12経塚校舎の中間の場所に再移設 | ||
6 | 26~28 | ロボカップ2021世界大会が開催され、工学部とリベラルアーツ学部の学生によるチーム「eR@sers Education」が出場し、@HomeリーグのOpen Platformで部門優勝 | |
7 | 13 | 地球規模課題対応国際科学技術協力プログラム(SATREPS)は、科学技術振興機構(JST)と国際協力機構(JICA)が連携し、日本と開発途上国で国際共同研究を行うもの。昨年度、本学が研究代表機関の「難防除病害管理技術の創出によるバナナ・カカオの持続的生産体制の確立」が同プログラムに採択。研究協力先のフィリピン共和国政府との国際的約束締結などを終え、7月13日にセントラルルソン大学と協定締結の調印式を行った | |
9 | 12 | 全人教育提唱100年記念シンポジウムをオンラインで開催。オープニングでは動画放映、学長挨拶につづき、黒柳徹子氏からのビデオメッセージが寄せられた。シンポジウムのテーマは「全人教育の歴史と展望」 | |
21 | Tamagawa Academy SDGs FestivalをUniversity Concert Hall 2016内のメインホールMarbleで開催。Primary Divisionの5年生が、SDGsを題材に自分の考えた解決策をプレゼンテーションするというイベント。サブタイトルには「Song for SDGs 世界を変える歌とアイデア」が掲げられ、プレゼンテーション内容をより理解してもらうため、自身で作詞・作曲した歌による歌唱表現にも取り組み、この日は審査を通過して選ばれた7名の児童が、壇上でプレゼンテーションを行い、最終審査に臨んだ | ||
10 | 4 | Human Brain Science Hall(HBSH)の竣功修祓式と館内見学が行われた。同施設は総合人間科学(ヒューマンサイエンス)の研究のため、学内外の教育・研究機関やK-12と連携する開かれた研究拠点となる | |
5 | ESTEAMエリアの完成を記念したコンサート「奏學祭」をUniversity Concert Hall 2016内のメインホールMarbleで開催。奏學祭は、「第1部 未来を描く」と「第2部 未来を奏でる」の二部構成。コンサートに加え、「科学と芸術の融合」というESTEAM教育のテーマを表現するため、さまざまな学部や学年を超えたコラボレーションに挑戦。その成果を発表。また、ESTEAM教育の象徴として、ローランド株式会社が最新の技術を集結し、世界中からデザイン案を募集して製作した世界に2台しかないデジタルピアノ「Facet Grand Piano」を借用し、コラボレーションに使用 | ||
9 | 記念グラウンドにおいて第93回体育祭を開催。新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、Primary Division(幼稚部、1~5年生)は別日程の開催に。マスゲーム演技の内容変更や入場制限、ライブ配信など、さまざまな対策を講じた上で、伝統の行事が行われた | ||
10 | 第21回東日本学校吹奏楽大会が開催され、玉川学園吹奏楽部(10~12年生)が2大会連続で金賞を受賞 | ||
12 | ESTEAMエリアで最後に完成した施設「Consilience Hall 2020」。その壁面を飾る陶板を、Secondary Program Division(6-12年)の生徒たちがデザインすることになり、1月に行われた「Consilience Hall 2020」竣功記念式典に参加。数学者の秋山仁氏(東京理科大学特任副学長)による記念講演を聞いた生徒たちは、秋山氏の解いた四面体タイル定理を使ってデザインを考案。5月には工学部、農学部、芸術学部の学部長に向けてのプレゼンテーションを行い、採用された3名の生徒の作品がこのたび陶板として完成。壁面に設置されたことで、10月12日に関係者を集めて完成披露の除幕式と表彰式が執り行われた | ||
14 | 教育学部1年生を対象に学友会寄附講座をオンラインで開催。講師は本学の卒業生で演出家の宮本亞門氏。講演テーマは「違うから面白い、違わないから素晴らしい」 | ||
25~1/16 | 玉川大学教育博物館において、2021年度企画展「近代日本の学校体育と運動会」、特別展示「新収蔵イコン展」を開催 | ||
11 | 27 | 教育学部健康教育センター主催の特別講演「スポーツと教育2021」で全盲スイマーの木村敬一選手を招き、講演会を開催。木村選手は、ロンドンパラリンピックで旗手をつとめ銀メダル1個と銅メダル1個、リオデジャネイロパラリンピックでは銀メダル2個、銅メダル2個、2020年東京パラリンピックでは100mバタフライで金メダル、100m平泳ぎで銀メダルを獲得 | |
12 | 11 | TAP(Tamagawa Adventure Program)設立20周年記念シンポジウム『全人教育とアドベンチャープログラム-TAPの歩みと未来に向けて-』を開催 | |
12 | 玉川大学ダンスドリルチーム「JULIAS(ジュリアス)」が第21回全日本チアダンス選手権大会・第19回全日本学生チアダンス選手権大会の決勝大会に出場。Cheer Dance部門とHip Hop部門(いずれも大学生編成)で第1位、Pom部門(大学生Large編成)で第4位 |



















バイヤーズアライアンスを設立

















レクチャールーム

1階ロビー横の展示エリア

2階のコミュニケーションエリア

3階のディスカッションエリア

社会心理実験室

屋上















学内選考会

除幕


表彰式


















参考文献
小原芳明監修『全人』 玉川大学出版部
第858号~第860号、第862号~第866号(2021年)、
第867号~第869号(2022年)