玉川大学・玉川学園Webサイト
IEサポート終了のお知らせ

玉川大学・玉川学園webサイトTOPページリニューアルに伴い、Microsoft 社の Internet Explorer(以下、IE)のサポートを終了いたしました。本学園が運営するサイトをIEで閲覧した場合正しく表示されない恐れがございます。
皆様にはご不便をおかけしますが、別のブラウザを利用しての閲覧をお願いいたします。

玉川豆知識 No.210

写真で見る玉川学園㉘ 塾生の労作によって完成した太鼓櫓

1969(昭和44)年、塾生たちは玉川学園創立40周年および塾40周年を記念して新しい太鼓櫓完成を目指し、夏期休暇中を利用して合宿という形をとって労作を開始。職人の方々の指導のもと、旧写真部の建物を解体して整地し、穴を掘り、コンクリート打ち。さらに鉄筋を切ったり、曲げたり、組み合わせたり。鉄筋間を細い針金で結ぶ作業は、基礎部分だけでも何千か所にも及びました。夏期休暇中の約2か月の基礎工事には100余名の塾生が参加。以後も塾生たちの労作は続き、翌年の1970(昭和45)年に城形式の太鼓櫓が完成。7月4日にその完成式が開催されました。新太鼓櫓は高さ10メートルの3階建て。1階は物置、2階は精神修養道場、そして3階にはけやきの1本胴で直径4尺(約1.2m)の当時くりぬき太鼓では日本一であった太鼓が配置されました。

1.風雨にさらされていたかつての太鼓櫓

木造の太鼓櫓
鉄骨の太鼓櫓

2.新しい太鼓櫓完成を目指した塾生の労作

3.太鼓櫓が完成し、塾生の手で大太鼓を搬入

4.完成した城形式の太鼓櫓

5.現在の太鼓櫓

関連サイト

参考文献

  • 小原國芳監修『全人教育』 玉川大学出版部
      第249号、第252号(1970年)
  • 『玉川学園 塾の歩み五十五年』 玉川大学・玉川学園女子短期大学塾 1985年
  • 玉川学園五十年史編纂委員会編『玉川学園五十年史 写真編』 玉川学園 1980年

シェアする