【創立90周年記念事業】100周年に向けて、教育理念「全人教育」を象徴する場としての聖山を継承し、明るくキャンパス全体の眺望が開ける「学びの丘」として整備します。

2019.04.08

1929年に玉川学園が開校してから、礼拝堂を抱える小高い丘は「聖山」と命名され、毎朝塾生たちが集まって「聖山礼拝」を行なっていました。
開学当初の「聖山」は、木々が密集したせまい空間でしたが、学生たちが労作によって徐々に木を伐り、草を刈り、芝生を植えて、こころ静かに祈る環境に整えていきました。「聖山」は、厳かで神聖な空気を保ち、訪れた誰もがこころ穏やかにする場所として受け継がれています。しかし、創立90周年を迎えようとしている今、これまで育ててきた緑は大きく成長し、古木等による倒木、日照、周りを見渡すことができない見通しの悪さ等の問題が発生してきています。今後、創立100周年に向け緑の資産を最大限に活用しながら、緑の量と質を適正化し、更新を図りながら、聖山を玉川学園のシンボルと位置づけキャンパスと周辺を見渡せる、卒業生や児童・生徒・学生が集う場所へと段階的に整備していきます。なお、この整備の一部には、開学当時のように生徒・学生が携わる予定です。さらには学友会の協力を仰ぎ、卒業生にも参加していただく予定です。

聖山基本整備コンセプト

樹林を切り拓き学びの環境を整えた歴史を踏まえ、100周年の節目にむけた再整備を行います。

  • 見通しをよくし、快適な木漏れ日が感じられる森とします。
  • 植生環境を改善し、教育環境としてふさわしい緑環境へ整備します。
  • 既存林道を活用した心地よい散策路として整備します。

聖山広場を象徴的な芝生広場に再整備して、催事等に利用出来る空間をつくります。

  • 12の教育信条にちなんだ、r=12(半径12m)の芝生広場を整備します。
  • 丹沢方向の軸を基準に、6角形の園路と、真・善・美・聖・健・富を刻んだ石版により全人教育の6つの価値を表現します。

これらの整備を生徒・学生・教職員・卒業生で取り組みます。

  • 構造物のデザイン等を生徒や学生・卒業生に携わっていただく予定です。
  • 構造物の設置作業の一部を労作として生徒・学生や卒業生が行う予定です。

学友会によって、90周年記念事業である聖山整備を機に各行事を定例化します。また、各行事では、労作を継承する意味で在校生との交流を図ります。在校生と卒業生にとって楽しみを感じる行事を目指しています。

聖山改修計画 鳥瞰図

TOPIC

1929年3月31日、小原國芳先生の家族をはじめ教員の3家族や若い塾生など、あわせて20余人が玉川学園に移り住みました。90年前の決意を新たに100周年へ向けて、同じ日の3月31日(日)、小原芳明理事長、佐藤敏明学友会長がそろって視察を行い、現状の聖山を確認しました。玉川学園開園後90年が経つ4月8日(月)から聖山整備が開始されます。

聖山頂上視察状況
國芳先生御夫妻像設置位置の確認