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玉川から生まれた歌「どじょっこふなっこ」がJR追分駅(秋田県)の到着メロディに採用され、開始記念式典が行われました。

2019.06.18

6月7日(金)JR追分駅前広場にて、追分町内連合会、どじょっこふなっこの歌を楽しむ会主催の「どじょっこふなっこ」追分駅到着メロディ開始記念式典が近隣の秋田市立金足西小学校の児童や地域の皆さん約100名を集め盛大に行われました。

「どじょっこふなっこ」は、昭和11年に玉川学園が東北公演旅行で各地を行脚していた際に生まれた歌です。玉川学園の一団が現在の秋田市立金足西小学校に訪れ、西洋の歌やデンマーク体操などを披露しました。その夜の歓迎会にて、当時金足西小学校の教師であった、中道松之助先生が詩吟調でうたった「どじょっこふなっこ」の元唄を聴いた本学の音楽教師・岡本敏明先生が合唱用に作曲し披露したのが始まりです。
平成7年には地域の方々のご尽力により、金足西小学校校庭に「どじょっこふなっこ」の歌碑が建立されました。歌碑建立時には、玉川大学合唱団も駆けつけて祝ったとの記録が残っています。同年にはどじょっこふなっこの歌を楽しむ会も設立され、地域でこの歌が愛され歌い継がれています。

式典は、どじょっこふなっこの歌を楽しむ会の会長である、畠山氏の「到着メロディに採用され、後世に歌い継いでいきたい」という力強い挨拶でスタートしました。秋田市長をはじめ、多くの来賓から祝辞が述べられ、関係者の労をねぎらいました。金足西小学校代表の児童からは、「私たちが大切にしてきたこのメロディを追分駅を利用する人たちが耳にして歌を口ずさんでもらい、ますます広がり、たくさんの人に知ってもらえたらうれしい」とコメントを寄せました。


式典の途中には参加者全員でメロディを聴きにホームまで移動。到着アナウンスのあと、アコースティックギターの演奏で「どじょっこふなっこ」のメロディが流れた際は自然と拍手がわき起こり、一同で到着メロディ開始を喜びました。
その後は、玉川大学の卒業生で、金足西小学校でも教鞭をとられていた石井淳さん指揮のもと、参加者全員で「どじょっこふなっこ」を合唱。児童たちの澄んだ声が会場いっぱいに響き渡りました。
指揮を担当した石井さんは、在学時に玉川学園小学部で教育実習を行い、岡本敏明先生の直弟子の一人である小宮路敏先生にも指導を仰いだことがあるそうです。
式典会場には、中道松之助先生のご親族も駆けつけ、岡本敏明先生のご親族からもお祝いの言葉がよせられました。玉川と金足が生んだ「どじょっこふなっこ」がこれからも多くの人に愛され、歌い継がれていくのを祈念した素晴らしい式典でした。

秋田魁新報社にて、6月7日にYouTubeの動画でもこの内容が紹介されています。
こちらからご覧ください (リンク承諾済み)

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