工学部の1年生が聖山労作を実施しました
2019年度より継続的に実施されている聖山労作。コンセプトは「守り、継承する聖山」。幼稚園児から大学生、教職員、卒業生までが参加し、玉川学園のシンボルである聖山の環境整備に取り組んでいます。これまでも園児、児童、生徒、学生がバトンをつなぐように労作を行ってきました。

11月9日(木)、工学部 情報通信工学科・ソフトウエアサイエンス学科・デザインサイエンス学科の1年生約190名が聖山に集まり、植栽の剪定と間伐を実施。総務部管財課、株式会社タマガワイーサポート、株式会社濃沼植木の協力のもと、のこぎりや剪定ばさみを使って作業を行いました。
植栽剪定ではレクチャーを受けた後、学生たちは木の整形も考えながら適切な枝を選び、剪定を行いました。なかには美容師さながらに葉の部分をさっと整える学生もいました。間伐では、のこぎりを使って太い木を持ちやすい大きさに切り、集積場所まで運搬しました。のこぎりを使うのも初めてという学生もいましたが、作業後半はコツをつかんでスムーズにこなしていました。枯れ木や腐食した木は製材のようにスパッと切れないことも、この労作で体感したことでしょう。






今回の作業で発生した枝や枯れ木は、バイオチャー(Co2を吸着する炭化物)として再利用し、聖山に戻し、「マイナスカーボン※」に貢献します。
また、2024年2月に聖山労作を再び実施する予定です。創立以来大切にしている「労作」を、さまざまな形で継承していきます。
- マイナスカーボン…Co2排出ゼロの先を行く、より多くのCo2を留め置く取り組みの一つ。


