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秋篠宮皇嗣殿下ならびに悠仁親王殿下が玉川大学にお成りになり、農学部の研究施設をご覧になられました。

2024.05.09

秋篠宮皇嗣殿下ならびに悠仁親王殿下は、4月6日、玉川大学にお成りになり、農学部の研究施設をご覧になられました。

秋篠宮皇嗣殿下の本学へのお成りは、2007年10月26日、「生き物文化誌学会」第25回例会が本学にて開催された際、そして、2013年1月22日、本学教育博物館の企画展「石に描かれた鳥たち―ジョン・グールドの鳥類図譜」を妃殿下とお揃いにてご覧になられて以来の3回目となりました。

小原芳明 玉川学園理事長、小原一仁 玉川大学長が、殿下並びに悠仁親王殿下を小原記念館でお迎えした後、学術研究所長 小野正人 教授のご先導、小原一仁 学長の随従のもと、農学部の各研究施設へとご案内申し上げました。はじめに『アクア・アグリステーション』では、大学院農学研究科長 渡邊博之 教授が、閉鎖循環式陸上養殖システムについて説明をいたしました。殿下並びに悠仁親王殿下は、最新の処理技術を利用して基本的に水の交換をすることなく10に分けられた飼育槽に計2万匹ものアワビが養殖されている状況、成長の早い系統の育種実験などを興味深くご覧になり、実物のアワビや飼料、アワビの殻などを実際にお手に取りながらの交流となりました。

『大学6号館(Science Hall)』では、建物玄関前にて浅田真一 農学部長が殿下並びに悠仁親王殿下をお出迎えしました。大学6号館では、ミクロ、マクロの観点から社会性ハチ・アリ類に関する研究のご紹介が整うように準備がなされ、7階の昆虫飼育室では、学術研究所ミツバチ科学研究センター主任 佐々木謙 教授、農学部生産農学科 宮崎智史 教授が、作物の受粉に実用化されている在来種クロマルハナバチやアリの社会性についてご紹介いたしました。続いて同フロアのバルコニーに設置されたニホンミツバチの観察巣箱をご覧になられ、動物遺伝子解析室へご案内いたしました。そこでは、学術研究所ミツバチ科学研究センター 佐々木哲彦 教授から、ミツバチのゲノム編集について解説がなされ、悠仁親王殿下におかれては顕微鏡を用いてミツバチの卵に試薬を注入するゲノム編集実験の一端を体験なされました。さらに3階の昆虫科学実験室において、小野正人 教授および佐々木謙 教授から、スズメバチやミツバチの生態に関する説明がなされ、各ハチの巣の形状や材料の違いを、実物をお手に取り体感なされました。また、女王バチと働きバチの大顎の形態を顕微鏡で観察され、それぞれの機能の違い、人工飼育下での中間型の発生などについてまで考察を深められました。

次に訪れた『Future Sci Tech Lab』では、学術研究所生物機能開発研究センター主任 大橋敬子 教授、渡邊博之 教授のご案内により、LEDによるレタス栽培等の実験施設をご視察になりました。この施設は、2013年に上皇上皇后両陛下(当時は天皇皇后両陛下)が、行幸啓にてご視察いただいた施設でもあります。
そしてご視察の最後に、学内農場の斜面から流れ出る湧水を活用した『ビオトープ』にお運びになられました。このビオトープは、中学校・高等学校の理科教員の免許取得を目指す学生たちが、「野外活動指導法」という科目の実習で2005年に造られて以来、理科実験の試料採取等で活用されている施設です。殿下並びに悠仁親王殿下は、農学部生産農学科主任 有泉高史 教授の説明をおききになられつつ水辺近くまでお進みになり、生息するプラナリアやカワニナなどの生育環境を観察なされました。また、周辺の生態系に関する説明にも関心を寄せられ、悠仁親王殿下から、トンボの生息状況に関してのお尋ねを賜る場面もありました。

今回のご視察で、殿下並びに悠仁親王殿下には、本学農学部の取り組みや研究施設について、日々個々の教員が学生らと取り組んでいるありのままの姿を通じてご紹介させていただく機会となりました。玉川大学では、ホンモノ(実物)に触れる教育・研究を重視しており、ご案内の形態も各施設での研究を実際に担う8名の教授により代わる代わるさせていただけたことで、臨場感のある学術のご紹介の機会となりとても意義深いことであったと思料されます。今回の玉川大学へのお成り、農学部の各研究施設のご視察を通じて、殿下並びに悠仁親王殿下の農学ならびに自然環境に関する学問分野へのご興味とご関心の益々の展開に資するものとなれば幸いです。

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