学校法人玉川学園 総務部管財課は、「第8回インフラメンテナンス大賞」において、文部科学省文教施設等分野 特別賞を受賞
学校法人玉川学園 総務部管財課は、国土交通省、総務省、文部科学省等が実施する「第8回インフラメンテナンス大賞」において、応募案件名「教育現場とインフラメンテナンスの連携による技術力向上」で、文部科学省文教施設等分野 特別賞を受賞しました。
インフラメンテナンス大賞は、日本国内におけるインフラのメンテナンスに係る優れた取組や技術開発を表彰し、好事例として広く紹介することにより、我が国のインフラメンテナンスに関わる事業者、団体、研究者等の取組を促進し、メンテナンス産業の活性化を図るとともに、インフラメンテナンスの理念の普及を図ることを目的に実施されています。
玉川学園には、電気設備を管理するSEC(株)の技術者が7名おり、24時間、365日常駐する形をとっています。また本学は、幼稚部から大学院までが一つのキャンパス内にあり、敷地面積も約61haと広いため、学内に特別高圧受電設備があります。特別高圧受電設備とは、大量の電気を変電所から専用の送電線で学内に取り込むための施設です。特別賞を受賞したこの取組では、2023年に大学2号館解体に伴い受電設備を移設し、これまで利用していた高圧受電設備を研修用として利用できるようにしました。この研修施設は、SEC(株)社内においても高圧を操作する機会は貴重であるため、学内に常駐する従事者のみならず社内研修用としても、幅広く活用されています。また、本学の園児・児童・生徒・学生が施設見学をすることによって、SEC(株)技術者と学生等の交流が生まれ、教育現場と企業が連携し技術力向上を図る取組となっています。



(高圧受電設備)
今回の受賞は、技術者の育成・技術力向上だけでなく、園児・児童・生徒・学生のキャリア教育にも資する取組であり、将来の担い手不足解消にも貢献することが、評価につながりました。この取組は、管財課設備担当の岩内久敬総務部管財課長補佐を中心に進められたものです。北川昭一総務部次長(管財担当)は、「創立95周年を迎え、これまで学内の協力会社の皆さんと一緒に安心・安全なキャンパスの維持管理を行ってきました。本学とSEC(株)との連携が評価され、嬉しく思います。」とコメントしました。
玉川学園は、今後も教育現場と企業が連携し、インフラメンテナンス技術力の更なる発展に向けて務めていきます。
■文部科学省:第8回インフラメンテナンス大賞の受賞者の決定!
https://mailmaga2.mext.go.jp/cc/0ylgAnauc0x95392m6L


