経営学部観光経営学科 町田市観光コンベンション協会との連携取り組みについて
町田で観光を学ぶ大学生が編集作業を行った、飲食店ガイドブック「みんなのまちなか/ふたりのまちなか」が、2012年4月に町田市観光コンベンション協会から発行されました。この制作に玉川大学経営学部観光経営学科で「観光者行動とマーケティング」(指導:中村 哲 准教授)を学ぶ学生有志4人が参加しました。
玉川大学と一般社団法人町田市観光コンベンション協会(Machida City Tourism & Convention Bureau:以下MTCB)は、2009年8月に連携に関する覚書を締結しました。この連携に基づき、玉川大学経営学部観光経営学科の学生のインターンシップへの参加、コスモス祭での地域活性化に関するセミナー開催などの取り組みを行ってきました。
2011年度からは、MTCBと町田市内の観光系の学科をもつ大学との連携の一環として、「まちだまちなか観光フォーラム」(主催:町田市観光コンベンション協会、共催:都市再生機構、略称「まちかんフォーラム」)がスタートしました。「まちかんフォーラム」は、町田市の中心市街地を観光の対象としてとらえ、町田で観光を学ぶ大学生とMTCB、商店会が協働して活性化策を考え、活力あるまちづくりに取り組むことを目的としています。具体的な活動としては、専門家によるセミナー開催のほか、学生参加によるプロジェクトが実施されています。本学の学生4人は、その中の1つ、ガイドブックを作成するプロジェクトに参画し、企画、取材、編集に取り組みました。その成果として、大学生が町田の中心市街地で楽しむ際におすすめのカフェ・居酒屋・レストランや地元の菓子店等を紹介するガイドブック「みんなのまちなか/ふたりのまちなか」が2012年4月に発行されました。ガイドブックは「夜に行きたい店」をテーマに、クーポンや電車の時刻表も掲載され、工夫されたつくりになっています。
プロジェクトに参加した4人の感想は
- 学生主体で「なにかをやりとげる」経験をすることができた
- プロジェクトを進行する上でのスケジュール管理や調整等の難しさを実感した
- 町田の中心市街地の新たな魅力を発見する機会になった
- MTCBや都市再生機構の方からの支援を受け、社会人の方と接する経験ができた
などです。
今回の取り組みは、社会人基礎力の育成という面からも、本学学生の貴重な経験となりました。