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礼拝堂の改修施工者が日本漆喰協会 作品賞を受賞

2013.09.09

2012年の玉川学園礼拝堂の改修工事を担当した施工者が、日本漆喰協会より第8回の作品賞を受賞しました。受賞したのは、西松建設株式会社、株式会社久米設計、そして、1991年に本学園高等部を卒業した梅園(旧姓藤村)真咲さんが代表を務める株式会社COU architects & elements Inc.の3社です。礼拝堂の内装は、建築デザインの専門家である梅園さんから、体に安全な漆喰(しっくい)が提案されました。作業は軍手をした手で直接壁や天井に漆喰を塗り、丁寧に仕上げられました。今回、この仕事が同協会より認められ、来る10月3日(木)の愛媛県松山市で開かれる同協会総会で表彰されることになっています。

同協会による選考評では、「改修に当たって、漆喰を、軍手を使用した手指で直接仕上げたのは、建築当時の作業に携わった人々への想いからであろうか。漆喰が塗り直された礼拝堂への壁や天井は、歴史のある礼拝堂の過ごしてきた時間を大切に残しながら、新たに訪れた人々へ、安らぎと信仰心を与えてくれるものと感じる。」と評価されています。

本学園創立期に礼拝堂が竣功されてから80数年。以来、こうした多くの人々の労作のおかげで、私たちの毎日の祈りの場として礼拝堂に集うことができています。これからも玉川っ子の心のよりどころとして、礼拝堂を大切に丁寧に引き継いでいきたいものです。

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