1月号特集「健やかな心身」取材メモ

新型コロナウイルスの感染拡大が続く状況下、『全人』1月号では「健やかな心身」と題した特集を組んでいます。

玉川学園・玉川大学の健康管理を司る「保健センター 健康院」の庭野裕恵院長に取材したのは11月のこと。まだ現在ほど、感染拡大は進んでいませんでした。

取材時、自粛続きによる「コロナ疲れ」から「どうせいつかはかかる、面倒な対策は無駄だ」と感じる向きもあるのではと筆者が投げかけると、こんな答えがありました。

「公衆衛生においては、社会のメンバー全員がその維持・向上の役割を担っているんです」

公衆衛生とは、「社会全体の健康」と言い換えられるそうです。

そして、意思を持って自由に行動できる大人は、乳幼児・高齢者・有病者など、自力でウイルスを防御する力に乏しい人々を守る立場にあるとのこと。

今回の取材を通して、なんとなく聞き知る程度だった「公衆衛生」という言葉を、日常の行動の軸とする意味で、身近なものに感じることができました。

今まさに求められる「健やかさ」に関わる話題を中心に、多様な知見を集めました。文理を問わず、「健康」について足元から見つめ直す特集に仕上がったと思います。

精神科医・ミュージシャンの星野概念さんのインタビュー「つらい心のほぐし方」は、温かい心と優しい知恵に満ちています。どうぞご一読ください。