6月号特集「菌学への招待」取材メモ
雨が降ってしばらくして外を歩くと、きのこに出会う機会が増えました。
個人的なことですが、筆者は料理によくきのこを使うので、「このきのこは何だろう」といつも思ってしまいます。

写真は学内におけるシイタケ栽培の様子ですが、今回は、そんなきのこを含め、玉川大学農学部生産農学科と学術研究所菌学応用研究センターで行われている「菌学」の基礎・応用研究に注目、特集しています。
巻頭では、農学部の石﨑孝之准教授が「ようこそ、菌類の世界へ」と題して解説。
150万種いると考えられる菌類のうち、研究されているものは約10万種に過ぎないこと、その菌類は、コレステロールやアレルギーの反応などを抑える医薬品、殺菌剤などの農薬、ガムの口臭予防成分などの製造に活かされていること等々、「!」な事実をたくさん紹介します。
また石﨑准教授が玉川の丘で見つけたきのこの一部を「玉川の仲間たち【きのこ編】」として、写真とともに紹介しています。
さらには農学部生産加工室監修のもと「からだがよろこぶきのこ料理」のレシピも掲載。健やかな心身づくりにも役立つ内容です。
玉川の微生物研究も紹介するなど、盛りだくさんの特集に仕上がりました。どうぞご覧ください。
