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玉川豆知識 No.131

金メダリストである鈴木大地氏が来園し水泳の実技指導

1972(昭和47)年に完成した屋内温水プールは、最新の設備が設置され、日本水泳連盟の公認プールとして認定、水泳世界選手権の最終選考会場としても使用されました。鈴木大地氏やジャネット・エバンス氏など金メダリストも視察や練習のために来園。特に、鈴木大地氏は学生たちの水泳指導でも来園されています。

1.屋内温水プールが完成

1972(昭和47)年7月1日、玉川学園創立40周年記念事業として、屋内50mプール(縦50m、横15m)が完成。水中監視窓や水中音波伝達装置をはじめ、水中照明装置、指導用移動式ブリッジ、プールフロアー(深水120cmを80cmや40cmに変更可能)、横のコースロープ(より多人数での同時授業が可能)、災害時に飲料水として利用できる1050t対応の浄水機など最新の設備が備えられ、プール管理もオートメーション化されています。

水中監視窓
指導用移動式ブリッジ
プールフロアー(水深の変更が可能)
横のコースロープ

当時、日本に50mの屋内プールは、千駄ヶ谷の東京体育館と代々木のオリンピックプールがある程度で、しかも温水プールということもあり一年中使用することが可能、さらに 上述のとおりの最新の設備を備えていたため、日本水泳界からも大きな注目を集めました。そして、日本水泳連盟の公認プールとして認定され、水泳世界選手権の最終選考会としても使用されました。

2.金メダリストである鈴木大地氏が来園し水泳の実技指導

最新の設備を備えた屋内温水プールを見に、学校や企業などから多数の見学者が訪れました。さらに、ミュンヘンオリンピック(1972年)金メダリストのジョン・ヘンケン氏、田口信教氏(医療創生大学副学長)、ソウルオリンピック(1988年)金メダリストのジャネット・エバンス氏、鈴木大地氏(スポーツ庁長官、元日本水泳連盟会長)も視察や練習のために来園されました。

1995(平成7)年11月30日には、ソウルオリンピック100メートル背泳ぎにおいて金メダルを獲得した鈴木大地氏が、文学部教育学科体育専攻の3・4年生の水泳指導のために来園。朝9時から12時過ぎまで、本学屋内プールにて、背泳ぎだけでなく、他の種目にわたっても指導されました。また、得意のバサロ泳法も披露。学生たちにとっては「ホンモノに触れる」、よい機会となりました。

鈴木大地氏の水泳指導
鈴木大地氏より、水抵抗の少ない流線型姿勢を教わる

関連サイト

参考文献

  • 小原國芳監修『全人教育』第276号 玉川大学出版部 1972年
  • 小原哲郎監修『全人教育』第572号 玉川大学出版部 1996年
  • 玉川学園五十年史編纂委員会編『玉川学園五十年史』 玉川学園 1980年

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