玉川豆知識 No.153

今朝も笑顔で挨拶しましたか

小原國芳は笑顔と握手を大切にしていました。よく「今朝も笑顔で挨拶しましたか」と、色紙に揮毫。また、入学式や卒業式では、児童、生徒、学生一人ひとりと握手をしていました。

笑顔には、免疫力をアップする効果があるそうです。ナチュラルキラー細胞という免疫細胞を活性化させるからです。気持ちもポジティブになり、コミュニケーションも活発に、そして笑顔は周りに伝染します、と言われています。

小原國芳は笑顔、そして握手を大切にしていました。教師に向けた言葉として、著書『師道』につぎのような記述があります。

微笑を忘れないで下さい!
    (略)
先生の笑顔一つで教室は明るくなります。私はこの頃、友だちに教えられて、よく「今朝も笑顔で挨拶しましたか」と、色紙に書きます。笑顔一つで、家庭が、学校が、教室が、会社が、一変します。
子供たちの頭をなでてやって下さい。握手も!私が幼稚部、小学部、中学部を廻ると、子たちは飛びついて来てくれます。できるだけ都合をつけて、下校の時は玄関前で一人ずつ握手して送ります。とても喜んでくれます。私の楽しみの一つです。

また、國芳は同書の中でこのようにも語っています。

常に明るい顔。澄んだ眼。きりりとした口許。実に、顔は心の看板です。眼は魂の窓です。

さらに國芳は同書で次のようにも述べています。

ユーモアのわかる、おおらかな人柄であって下さい。
    (略)
ユーモアは人生の潤滑油です。

参考文献

  • 小原國芳著『師道』 玉川大学出版部 1974年