2022年度企画展 先史・古代のアジアのやきもの
-戸田コレクションの土器・陶磁器-
同時開催 登録有形文化財登録記念展示 外地教科書
- 会期
2022年10月24日(月)~2023年1月15日(日)
- 休館日
土曜日・日曜日・祝日及び年末年始(12月25日~1月4日)
但し、以下の日にちは開館します。
11月12日(土)、13日(日)、23日(水・祝)、12月17日(土)、1月14日(土)、15日(日) - 時間
10:00~17:00(入館は16:30まで)
- 入場料
無料
- 主催
玉川大学教育博物館
- 協力
株式会社玉川文化財研究所
- 会場
玉川大学教育博物館 第2展示室
先史・古代のアジアのやきもの-戸田コレクションの土器・陶磁器-
2021年、玉川大学の卒業生で、本学の講師として長年にわたり考古学を講じてこられた戸田哲也氏より、愛蔵のアジアの土器・陶磁器のコレクション(「戸田コレクション」)をご寄贈いただきました。これは、当館の資料の充実に資するとともに、本学で陶芸や美術史などを学ぶ学生たちの参考にしてほしいとの、ご芳志によるものです。
「戸田コレクション」は、中国の先史時代の土器、漢代の陶磁器、そしてタイの土器の3つの柱からなります。縄文土器を中心に、日本の先史文化の研究をされてきた戸田氏は、縄文土器との比較対象として中国の土器に関心を抱かれ、中国の先史・古代のやきものの歴史が通観できるようにコレクションを拡充してこられました。また戸田氏は、日本列島を取り巻くアジア・オセアニア地域の人類学的研究にも関心を持ち、タイの土器収集も、そうした問題意識の中から始まったものでしょう。
ひとりの考古学者の眼と学的関心に根ざして形成された「戸田コレクション」を通して、先史・古代のアジアのやきものの魅力に触れていただければ幸いです。
図録
先史・古代のアジアのやきもの
-戸田コレクションの土器・陶磁器-(2022)
1,000円
購入は、当館窓口かキャンパスストア(駅前)で
外地教科書
2020 (令和2)年 9 月30日に、玉川大学教育博物館が所蔵する近代教科書関係資料(玉川大学収集)12,728点が、国の登録有形文化財(美術工芸品 歴史資料の部)に登録されました。この資料は、1895(明治28)年から1945(昭和20)年にかけて、我が国が直接、間接的に統治した台湾、朝鮮、満州、南洋群島等の学校教育に使用された教科書群で、各地域の実情を考慮しながら、教育制度の推移に応じて植民地総督府等で発行されました。
日本の外地教育を、選りすぐりの資料からご紹介します。