文学部英語教育学科の教員・学生が協力し、北海道弟子屈美留和晴耕塾で、弟子屈町の小・中学生がEnglish CAMPを実施しました

2019.12.16

2019年9月14日~16日、北海道弟子屈農場にある美留和晴耕塾にて、弟子屈町の小学生・中学生が美留和晴耕塾に訪れ、English CAMPを行いました。このEnglish CAMPは、玉川学園が包括連携を締結している弟子屈町の教育委員会からの依頼で2017年から行っています。2泊3日のプログラムの間は、日本語をできる限り使わず英語で生活するもので、小学校での英語の教科化を先取りした取り組みとして、弟子屈町周辺の教育委員会からも注目されています。
今年は、初日に18名の地元中学生が、2日目に小学生が参加する形式をとり、スタッフを含め40名近くが美留和晴耕塾に集まりました。

初日は、開会式から始まり、アメリカ人教諭の自己紹介、アメリカについての紹介が行われたあと目玉企画の一つである、English Kitchenが行われました。

English Kitchenは生徒がグループごとに分かれ、アメリカ人教諭に、「Cutting board, please.」などと英語で食材や調理器具が欲しいことを伝えたり、英語でのゲームに挑戦するともらえる仕組みになっており、調理を楽しみながら英語も活用できるプログラムです。美留和晴耕塾は、宿泊研修施設として調理スペースも用意していることからこのような活動が実現できます。

初日のメニューはお好み焼きです。生徒たちは「これは英語でなんて言うんだろう?」とグループで相談しながら食材や調理器具獲得のためのミッションをクリアしていきました。

2日目は、小学5・6年生の児童9名が合流し、プログラムを進めます。さらに、この日から文学部英語教育学科の工藤洋路准教授と文学研究科・文学部の学生4名が参加し、運営をサポートしました。

1日目を経験した中学生たちは小学生のサポート役としてアクティビティに参加。この日は小学生と中学生合同チームでカレーを作るEnglish Kitchenがスタート。昨日お好み焼きづくりを経験した中学生が小学生たちに対し「これ英語での言い方わかる?」などと教えてあげながら、挑戦するよう促していました。

English Kitchen終了後は、工藤准教授による「英語の学びの楽しさ」に関してのお話があり、続いて、4名の学生が自己紹介を兼ねた英語の模擬授業「Canの使い方」がありました。

最終日には、英語環境に少しずつ慣れてきたところで、4名の学生たちがファシリテーターとなり「Enjoy English」というアクティビティがありました。外国人観光客からの「弟子屈町のよいところは?」「名物を教えて」などの質問に対する説明の方法をレクリエーションを通し学んでいました。

弟子屈町の教育委員も務めている農学部技術指導員の金井秀明先生は「このアクティビティを通して英語に触れることを楽しんでもらいたい。参加枠を広げてこの活動を多くの子供たちに体験してほしい」と今後の展望について語ってくださいました。


English CAMPの翌日には、弟子屈町内の小学校・中学校の先生方を対象にした工藤准教授による英語教授法のレクチャーが行われました。このように子供たちの英語教育だけでなく、教員養成の玉川大学としての関わりも継続的に行っています。

地域との連携も進めながら、玉川学園の児童対象の延長教育プログラムでサマーキャンプも実施しており、農学部の学生以外にも北海道弟子屈農場の美留和晴耕塾を拠点とした教育活動が展開されています。

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