市民と大学生が協働で取り組んだ『町田かるた』ついに完成！
＜44札の読札と学生が制作した絵札＞（完成品）
玉川大学芸術学部生とリベラルアーツ学部生24名が、町田市民の町田かるた編集委員会の皆さんと協働で取り組んだ『町田かるた』が2021年12月に完成しました。
町⽥の子供たちの郷⼟を愛する気持ちや誇りを育みたいという想いで作られた『町田かるた』は、町田市内の誇るべき文化、歴史、人物、自然、史跡、名物などを44札（読札・絵札）にまとめ、遊びながら学ぶことができるご当地かるたです。
2021年4月28日、町田かるた編集委員会と玉川大学生による「町田かるたプロジェクト」が発足。第1回目の授業では編集委員による読札の説明会から始まりました。7か月間、15回の授業の中で、学生による読札の資料整理・現地調査・読札解釈のグループワークを経て、その間に編集委員への4回の絵札プレゼンテーションなどの意見交換が重ねられました。
読札の五七五からどこの語句にスポットをあてて絵を描くか。人物は肖像か功績か。史跡・自然はどこにアングルを合わせるか。文化・歴史など難しい描写についてディスカッションを繰り返し絵札づくりのコンセプトがまとめられました。
出来上がった絵札44札、それぞれが個性豊かに町田の魅力を表現しています。
また、2022年1月27日（木）には、完成品のお披露目と携わった学生への贈呈会が行われました。町田かるた編集委員会の皆さんや町田市役所の方からの温かい講評の言葉とともに、『町田かるた』を一人ひとり手渡ししていただき、プロジェクトの完了を祝いました。
『町田かるた』は世代を超えたコミュニケーションツールになります。子供と⽗⺟や祖⽗⺟が⼀緒にかるた遊びをして、家族の会話が生まれ、今昔の町⽥の話題で盛り上がれます。
今後は、『町⽥かるた』の普及活動のため2022年3⽉以降、町⽥市内の全⼩中学校に無償で寄贈される予定です。
学校で、家庭で活用されることを大いに期待しています。
関連リンク
シェアする
