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渋谷教育学園渋谷中学校主催のSDGsイベントに8年生が参加。全国の同世代と積極的に意見を交わしました

2022.09.06

8月18日、渋谷教育学園渋谷中学校が主催するSDGsに関するイベント「Actions Not Words 2022」に、中学部の8年生2名がオンラインで参加しました。

生徒が中心となり、「学びのオリンピック SOLA(Shibuya Olympiad in Liberal Arts)」というイベントを開催している渋谷中学校。イベントには18のテーマがあり、「Actions Not Words 2022」はその中の一つになります。今回は、さまざまな中学校で学ぶ生徒たちがオンライン上に集まり、各々がSDGsに関する取り組みの成果を報告し、ディスカッションを行いました。

今回、玉川学園の生徒たちが参加することになったのは、3月に中学部で行われた刃物メーカー・貝印株式会社による特別授業がきっかけでした。紙を素材にした紙カミソリ®を開発した貝印の方をお招きし、持続可能な社会を考える機会にした特別授業の様子を渋谷中学校の皆さんが本学のホームページを通じて知り、今回のイベントに誘ってくださったのです。玉川学園からは、共に8年生でロボット部に所属する草間愛太朗さん(Secondary Program Division)、小竹凛輝さん(IB Programs Division)の2名が参加しました。

取り組みに関するプレゼンテーションでは、草間さんが貝印による特別授業やロボット部で参加したFIRST LEGO® League Challenge(世界最大規模のロボット競技会)での体験について、小竹さんもロボット部での活動に加えてIBクラスで行っているビーチクリーン活動や模擬国連といった取り組みについて発表を行いました。またディスカッションでは「今回の各学校のアクションを踏まえて、その良さを活かしたコラボレーション企画の立案」をテーマに議論を行いました。

参加した二人に話を聞いてみました。

左より 草間さん、小竹さん

「今回、SDGsに対する取り組みを共有することができ、とても充実した体験になりました。中でも印象的だったのが、自分たちのプレゼンテーションに手応えを感じられたことでした。その一方で、他校の生徒たちの積極的な活動には、自分たちももっと頑張らなければという気持ちにもなりました。今回のイベントに参加してみて、渋谷中学校の皆さんの企画力、行動力、実行力などに大きな刺激を受けたし、今後は学校生活に限らず、さまざまな方面にアンテナを張り生活をしていきたいと思いました(草間さん)」。

「草間くんから『ロボット部で参加する大会でのプレゼンテーションの参考になれば』と誘ってもらい、参加を決めました。他校の生徒との交流の中で感じたのが、『アイデアを出すだけでなく、自ら行動することが大切』ということ。一人ひとりの行動が集まることで、大きな影響を与えることにつながるのだと思います。学内でのSDGsに関する活動も企業などにコンタクトを取ることで広めていくことが重要だと感じました(小竹さん)」。

貝印による特別授業を担当し、今回のイベントでも生徒たちをサポートした山田真也教諭も「今回のイベントを通して、生徒たちは多くの刺激を得ることができたと思っています」と、参加したことの意義を語ります。「企画内容も渋谷中学校の生徒の皆さんがすべて考え、他校への呼びかけも自分たちで行っていました。生徒たちはそうした部分にも刺激を受けたのではないでしょうか。また、生徒たちが発表した活動内容は、他校に勝るとも劣らないものだと実感しています。だからこそ生徒たちの今後への期待もふくらみ、私自身も生徒たちが未来に向けて主体的に踏み出せるような教育活動を行っていかなければと強く感じました」。

企業との教育連携などさまざまな教育交流に取り組んでいる玉川学園。同年代との学外交流は、そうした機会と同じくらいの刺激を生徒たちに与えてくれます。渋谷中学校の皆さんに声をかけていただいたことは、生徒にとっても大きな経験となりました。ここで感じたことを教室へと持ち帰り、大いに活かしてもらいたいと思います。

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