『全人』2025年1月号 No.900より
2025年1月号 No.900
1月号の巻頭特集は「コスモス祭2024」。1963年から続く「課外活動展」や8つの「学部展」など、学生たちの学びの成果が発揮された2日間の祭典を、運営に携わった学生へのインタビューと写真で振り返りました。「EDUCATION REPORT」では、Secondary Divisionの6~8年生向けに自校教育やキャリア教育を集中的に行う特別教育週間(COSMOS WEEK)と、K-12の国際交流プログラムの様子を報告します。「研究室訪問」では、花柳流の日本舞踊家として50年にわたり舞台に立ち続けてきた芸術学部の青山典靖教授から、日舞の奥深さについて話を聞きました。今号で900号を迎えた『全人』。今月も玉川教育の最新情報をお届けします。
表紙写真=岩崎美里

-
保育者や教員を志す教育学部の学生たちが、親子向けの演劇公演や人間の体内をめぐる「体の中ツアー」、ミツロウキャンドルづくりのワークショップなどを開催した
昨年度副委員長をつとめた経験から校舎装飾や準備や片付けにかける労力の削減に力を入れました。心身ともにプレッシャーを感じ、当日まで「うまくやれるだろうか」と緊張の連続でしたが、前年比2倍超の来場者を40人の実行委員や学生たちが笑顔で迎えてくれました。
教育学部展実行委員長
教育学部教育学科2 年 鈴木瑛仁
P11 -
50以上の国やルーツを持つ5~13年生の生徒たちが学ぶゲーテ校。茶道や合気道などを通じて日本文化を体験するとともに、玉川っ子との交流を深めた
10月から11月にかけて、交流を続けている学校の中でも玉川と縁の深い2校、ドイツ・フランクフルトのGoethe-Gymnasium Frankfurt am Main(ゲーテ校)と台湾・台北市の台北市稻江高級護理家事職業學校(稲江校)が来園。ゲーテ校とは1986年から、稲江校とは2000年から、相互訪問や交換留学などの国際交流プログラムを続けています。両校とも日本語を学ぶクラスがあり、今回も日本文化に深い関心を持つ生徒たちが来園しました。
EDUCATION REPORT
K-12国際交流プログラム
P22
目次
- [特集]コスモス祭2024
課外活動展
学部展
農学部 収穫祭/文学部展/工学部 テクノフェスタ/経営学部展
教育学部展/芸術学部展/リベラルアーツ学部展/観光学部展 - 史料は語る 26 「Cosmos」… 白柳弘幸
- TAMAGAWA GAKUEN NEWS
- EDUCATION REPORT 6~8年生特別教育週間 COSMOS WEEK
- EDUCATION REPORT K-12国際交流プログラム
- CAMPUS TOPICS 座間市の市指定重要文化財「表裏型顔面把手」の複製を制作
- 学生へ 4 … 小原一仁
- 玉川発見伝43 『學園日記』を読む モリナガ・ヨウ
- 脳科学相談室 26 赤ちゃんは1日にどのくらい眠っている? … 佐治量哉
- 研究室訪問 39 芸術学部 青山典靖
- 生涯学べ 87 須藤 格 茅ヶ崎市博物館
- キャリアナビゲーション’24
アパホテル株式会社 佐藤来海さん + 就活Q&A - Book Review 230 『最後まで読み通せる音楽理論の本』 … 加茂フミヨシ
- 教育博物館館蔵資料紹介 382 「おもちゃ絵『十二支』」 … 栗林あかね
- 玉川の仲間たち 「トゲアシヒメハナバチ」 … 原野健一