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全人最新号目次&バックナンバー



月刊全人ZENJIN(A4判36ページ、オールカラー)

『全人』は玉川の教育をつたえる広報誌。毎号、「科学」「環境」「就活」「音楽」「家族」など、ひとつのテーマを特集して編集。特集には話題の研究者や作家のインタビューや寄稿を掲載し、教育現場の今と社会の接点を探ります。連載では、K-12、大学、通信教育の動向をお届けし、行事やニュースも報告。教員によるブックレビューや学生生徒のリアルな声なども載せ、読みごたえ十分です。

2023年9月号 No.885

くらしのあらゆる場面でAI(人工知能)に代表されるテクノロジーの社会実装が進んでいます。私たちの当たり前がどう変わり、テクノロジーと人間は今後どのような関係を結ぶのでしょうか。「テクノロジーと人間」特集では、哲学者の野矢茂樹教授をはじめ、本学教員にその手がかりをうかがいました。今号より始まった「先生の横顔」は教員の意外な一面に迫る新連載。初回は全日本杖道大会で二連覇を成し遂げたK-12の矢崎貴紀教諭が登場します。「EDUCATION REPORT」では6〜12年生が学年ごとに合唱を披露する玉川学園音楽祭を報告。「研究エッセイ」ではキャンパスでみられる野鳥の観察と記録に取り組む農学部田淵俊人教授が、季節別でみられる野鳥や観察スポットを紹介します。
表紙写真=岩崎美里

  • 「テクノロジーの進歩自体が悪いのではなく、使う人間の問題が大きい」と語る野矢教授。『語りえぬものを語る』(講談社学術文庫)、『増補版 大人のための国語ゼミ』(筑摩書房)ほか多数の著書がある

    かつては、まず人の欲望や欲求があって、それを実現させる技術を開発するという順序でした。しかしいまは逆で、技術の進歩が先を行くことが多い。人間は進んだ技術があると使いたくなる傾向がありますから、後付けで技術の用途を見つけていく。せっかく進んだ技術があるのになぜ使わないのだ、という圧力が生じることもあります。遺伝子操作などはその一例ですね。
    技術というのは自己運動して進歩します。だから、本当にこの技術は人間にとって必要なのかを議論しなければいけない。「技術の進歩は人間の価値観に従属するべきだ」ということを覚えておいてほしいです。

    人間は共感ではなく違和感から成長する
    哲学者・立正大学教授 野矢茂樹 p4

  • 正門や聖山付近で1年を通してみられるメジロ(上)と、農耕地と水田が混在し、樹木の多い農場付近で、春から夏までみられるコマドリ(下)

    構内にはほぼ全域にわたって校舎や体育館、グラウンドなどの各種教育研究施設が散在し、農場には水田や畑、果樹園がみられます。このように起伏に富んだ地形から成る多様な自然環境は、校舎の改築や新設など教育環境が充実した現在でも創立した1929(昭和4)年当時から保たれており、1963年〜現在までに記録された鳥類は150種近くにもなります。丘陵地ゆえに陸鳥と呼ばれる種が約110種を占めますが、水鳥や水辺付近を好む野鳥も生息しています。2023年現在、60年間にわたって繁殖した鳥類は何と45種を超え、1963年にはアカショウビン(カワセミの仲間で赤い鳥)の繁殖記録もあるほどです。

    研究エッセイ
    玉川学園は野鳥の宝庫
    田淵俊人 p24

目次

  • [特集]テクノロジーと人間
     interview 人間は共感ではなく違和感から成長する
    哲学者・立正大学教授 野矢茂樹
     人間と同じく発展途上の存在を使いこなすために 工学部 青野修一
     赤ちゃんの発達をうながす感情の共有 リベラルアーツ学部 梶川祥世
     1000年前の人々の心にふれる技術 文学部 中田幸司
     AIに時代をこえて残る名曲はつくれるか 芸術学部 今野哲也
     アイデアとテクノロジーで社会の課題を解決に導く 観光学部 法島正和
     試行錯誤を許容する教室づくりの原動力に 教育学部 田畑 忍
     ICT教育研究センター/量子情報科学研究所/ロボットラボ
  • TAMAGAWA GAKUEN NEWS
  • EDUCATION REPORT 6-12年 玉川学園音楽祭
  • CAMPUS TOPICS ガスパール・カサド楽譜出版記念の動画制作
  • 史料は語る 12 「服装は人格を宣言する」…白柳弘幸
  • 先生の横顔 1 矢崎貴紀
  • 脳科学相談室 16 心を制御しているのは脳ですか?…酒井 裕
  • 研究エッセイ 玉川学園は野鳥の宝庫…田淵俊人
  • 研究室訪問 24 農学部 肥塚信也
  • キャリアナビゲーション’23 ダイダン株式会社 三野恭平さん+就活Q&A
  • 学園日誌…小原芳明
  • Book Review 215 『青春デンデケデケデケ』…坂田 晶
  • 教育博物館館蔵資料紹介 367 『夕暮れの母子』…萩原 哉
  • 玉川の仲間たち 「フクロツルタケ」…石﨑孝之
  • 2023.09.15
    『全人』2023年7/8月号 No.884より

    玉川学園Primary Division(1〜5年生)とSecondary Program Division(6〜12年生)における国語科の学びを特集します。生涯にわたって生きる国語力をどう育んでいるのか、指導教員にうかがいました。さらに幼稚部、IB Programs Division(6〜12年生)の実践、国語科教員を養成する文学部国語教育学科の取り組みも紹介します。講演抄録は、国内外で活躍する演出家で卒業生の宮本亞門氏をお招きした特別公開講座「人生二度なし!」をお届けします。「玉川の先輩を訪ねて」ではモーションキャプチャの分野で起業した、アキュイティー株式会社 代表取締役CEO兼CTOの佐藤眞平さん(文学部教育学科1997年卒業)が登場。大学時代から会社を立ち上げるまでの足跡をうかがいました。
    表紙写真=岩崎美里

  • 2023.07.14
    『全人』2023年6月号 No.883より

    創立期より労作の一環として養蜂が行われていた玉川学園。食料難の戦後を迎え、岡田一次教授の農学部着任後の1950年から玉川大学のミツバチ研究は始まりました。巻頭の「ミツバチを知る」では、玉川大学学術研究所 ミツバチ科学研究センターの紹介、ミツバチの生態やその仲間、教育への活用、農業や景観にもたらす恩恵などをテーマに、最新研究の成果報告とあわせて特集します。「研究エッセイ」は「歴史をテーマにフィールドワークで観察力と洞察力を鍛える」と題して、教育学部 濵田英毅教授がゼミや授業での実践を紹介。「研究室訪問」は、観光による地域活性化の研究に携わる観光学部 谷脇茂樹准教授が登場します。
    表紙写真=岩崎美里

  • 2023.06.15
    『全人』2023年5月号 No.882より

    教育信条に「国際交流」を掲げ、創立期より世界各国の人々や学校間の交流を大切にしてきた玉川では、海外の児童生徒学生と交流し、体験を通して学ぶプログラムを数多く設けています。新年度最初の5月号では、海外提携校や研修・留学プログラムの紹介、国際交流のあゆみなどを特集。副学園長・副学長の小原一仁教授と文学部の小田眞幸教授による対談も収録しています。ひさびさに対面開催が実現した2022年度「玉川学園展・ペガサス祭」を報告。「研究エッセイ」は“STREAM Hall 2019 メーカーズフロアの試み”と題して、工学部 平社和也講師が携わったものづくりを支援する工夫と実践などを振り返ります。
    表紙写真=岩崎美里

  • 2023.05.15
    『全人』2023年4月号 No.881より

    2022年度は多くの学校行事が3年ぶりに対面で開催されました。教育研究活動やクラブ・委員会などの課外活動、海外留学や研修なども再開となり、キャンパスはコロナ禍前の日常に戻りつつあります。4月号では22年度に輝かしい成果をおさめた児童生徒学生、そして先輩たちの活躍を特集します。「玉川の先輩を訪ねて」は高等部1992年の卒業生で茶道家として活躍する味岡宗靖さんが登場。「EDUCATION REPORT」では志賀高原で行われた7年生、8年生のハンネス・シュナイダー スキー学校の模様を報告します。
    表紙写真=岩崎美里

  • 2023.04.15
    『全人』2023年3月号 No.880より

    多摩丘陵のゆるやかな勾配と、住宅地と農耕地が近接した里山に面積約61万平方メートルのキャンパスを有する玉川学園。巻頭の「丘に学ぶ」特集では、玉川の丘で展開されるK-12・大学の教育活動を取り上げました。丘のいきものたち、丘から見える山並み、玉川の桜も紹介しています。「実践レポート」では玉川学園オーケストラ部が2010年から取り組んでいる、北海道・東北での訪問演奏活動を顧問をつとめる鈴木孝春教諭がふりかえりました。「研究室訪問」には小売りマーケティングを研究する、経営学部の矢野尚幸准教授が登場します。
    表紙写真=岩崎美里

  • 2023.03.15
    『全人』2023年2月号 No.879より

    玉川と第九の関係は、1936年オリムピック蹴球選手送別演奏会における第九合唱に生徒が参加したことから始まりました。2022年12月20日、コロナ禍の中断をへて3年ぶりに対面で開催された、大学1年生による「音楽祭」を特集。学内各所に分散しての練習風景のレポートと、指導教員、学生のインタビューをお届けします。つづいて22年12月1、2日に開催されたPrimary Divisionの「K-5音楽祭」を写真とともに伝えます。「RESEACH REPORT」は、イデア書院設立100周年&児童百科辞典刊行90周年記念講演会を報告。講演抄録「日本スポーツの未来と展望」にはスポーツ庁の室伏広治長官が登場。スポーツ行政のトップとして、元アスリートとして、教育学部保健体育専攻の学生たちに語りかけたメッセージを収録しました。
    表紙写真=岩崎美里

  • 2023.02.15
    『全人』2023年1月号 No.878より

    金融、製造、農林漁業、物流、医療など、生活に身近な多くの分野で人工知能(AI)の導入が進んでいます。AI技術がより拡大・浸透する未来をみすえて、玉川大学が2021年度にスタートさせた「数理・データサイエンス・AI教育プログラム」を特集。担当教員と学生のインタビューにくわえて、「保育」「農業」「計算知能」「心理学」の分野で、データを活用した本学教員の研究内容を解説します。3年ぶりに対面で開催された「玉川大学コスモス祭2022」を写真で振り返るとともに、2021年度につづいて開催され、最先端のフルコンサートグランドピアノが披露された「奏學祭2022」を紹介します。
    表紙写真=岩崎美里

  • 2023.01.15
    『全人』2022年12月号 No.877より

    1922(大正11)年、玉川学園創立者の小原國芳が東京市牛込區山伏町(現新宿区)に創設したイデア書院を特集します。1919年より成城小學校で新教育を実践するとともに、学校経営を支え、良書を届ける社会貢献として興したイデア書院創設100年を記念して、玉川大学出版部へと継承された出版事業と、玉川学園・玉川大学の歴史を振り返ります。「研究エッセイ」はK-12 森研堂教諭、矢崎貴紀教諭が「高大連携を深める『理数探究』」と題し、2022年度より始まった連携授業を紹介。教育学部 杉山倫也教授は2021年6月に召天された恩師を偲び、「玉川の全人教育と土山牧民先生」を寄稿。幼稚部から大学生までが一堂に会した「第94回体育祭」の模様は、児童生徒学生の作文と写真で紹介します。
    表紙写真=岩崎美里

  • 2022.12.15
    『全人』2022年11月号 No.876より

    有数の「森林資源大国」日本。国産木材は高温多湿の気候に適して、美しく、耐久性に優れた建築資材との再評価を受け、近年は木材自給率が上昇中。脱炭素社会の実現を掲げる国の後押しもあり、国産木材の活用が注目を集めています。玉川学園が2022年度にスタートさせた、玉川産木材Tama Treeを活用する「Tamagawa Mokurin Project」。教育活用の実践や関連施設を特集します。「EDUCATION REPORT」ではK-12ラグビー部・サッカー部が今夏取り組んだ合同合宿を、「ALUMNI REPORT」では卒業生が参加した礼拝堂外壁化粧労作を報告します。
    表紙写真=岩崎美里

  • 2022.11.15
    『全人』2022年10月号 No.875より

    「歌に始まり歌に終わる」と形容されるほど、玉川学園には生活の中に歌が根づいています。校歌や礼拝での讃美歌をはじめ、歌集『愛吟集』におさまる数々の歌をたがいに響かせ合う毎日の生活こそが、大きな舞台で輝くための基盤となります。音楽祭は長きにわたって大切につづけられてきた学園行事のひとつ。3年ぶりに観客を入れてのホール開催が実現した6〜12年生の音楽祭を特集します。「EDUCATION REPORT」は3年ぶりに実施された3、4、6年生の林間学校の模様を報告。「研究室訪問」には舞台美術家であり、劇空間デザインを研究する芸術学部 二村周作教授が登場。「史料は語る」では、学術研究所 白柳弘幸特別研究員が「玉川っ子」と書かれた色紙を取り上げ、創立者小原國芳がこめたメッセージなどを紹介します。
    表紙写真=岩崎美里

  • 2022.10.14
    『全人』2022年9月号 No.874より

    玉川学園9年生(中3)の必修科目「学びの技」は、教育12信条に掲げる「自学自律」「学的根拠に立てる教育」「労作教育」などの伝統を礎に、教員が開発した独自の探究学習です。学校図書館を活用した手法や仕組みを、教員や生徒のインタビューとともに紹介します。「TAMAGAWA’S PAST and PRESENT」で今年5月、千葉工業大学に史料を寄贈した経緯と、両校の歴史などを振り返ります。「実践レポート」ではアーティスト・イン・レジデンスで玉川に滞在し、作品制作に取り組んだアーティスト、パスカル・ウェーバー氏の活動を芸術学部 中島千絵教授が報告。翻訳家 松岡和子氏を迎えた特別公開講座「シェイクスピアって面白い?」の抄録を掲載しています。
    表紙写真=岩崎美里

  • 2022.09.15
    『全人』2022年7/8月号 No.873より

    「真・善・美・聖・健・富」の6つの価値を調和的な創造を教育の理想に掲げる玉川学園・玉川大学では、心身をバランスよく育む健康教育=「健」の教育を重視し、教科学習や課外活動、体育祭などの行事や日々の生活の中に、デンマーク体操やスキー教育などを取り入れました。創立者小原國芳の言葉が、アスリート人生に影響を与えたと語るスポーツ庁長官室伏広治氏の巻頭インタビューにつづいて、「健」の教育を実践する体育科教員をはじめ、生徒・学生にも話を聞きました。「EDUCATION REPORT」では体育会・文化会などのクラブが初めて取り組んだ「課外活動合同説明会」の様子を紹介。学術研究所 白柳弘幸特別研究員が創立者ゆかりの品々を語る新連載「史料は語る」がスタート。英語による解説も併記しています。
    表紙写真=岩崎美里

  • 2022.07.15
    『全人』2022年6月号 No.872より

    玉川大学は、学びのフィールドを学外に広げた“地域・社会連携”に取り組んでいます。巻頭の「地域にかかわる」特集では、東京スリバチ学会会長 皆川典久さんのインタビューにつづいて、教育学部、リベラルアーツ学部、観光学部、芸術学部の実践などを紹介。「玉川の先輩を訪ねて」は演劇の街・下北沢にある本多劇場グループの総支配人をつとめる本多愼一郎さん(高等部1994年卒)に話をうかがいました。「EDUCATION REPORT」は観光学部の学生が企画し、実現させた「ASEANオンライン料理教室の旅」を報告。「研究室訪問」は2021年度から経営学部で指導する田中美和准教授が登場します。
    表紙写真=岩崎美里

  • 2022.06.15
    『全人』2022年5月号 No.871より

    2022年4月、玉川学園は93回目の創立記念日を迎えました。新年度号のテーマは「これからの玉川」。巻頭では小原芳明学長・学園長と異分野融合のESTEAM教育を担う若手教職員による座談会「分野を超えた学びを実現するために」を収録しています。つづいてK-12・大学の取り組みのほか、新しい大体育館・屋内プールの建設計画など、創立100周年にむけたキャンパス整備の進捗などを報告。「EDUCATION REPORT」は2本立てで、オンラインの同日開催となったK-12の「玉川学園展・ペガサス祭」と、貝印株式会社と連携した「7年生 技術・家庭科特別授業」を紹介。連載開始から12回目となる「研究室訪問」には、文学部 冨士池優美教授が登場します。
    表紙写真=岩崎美里

  • 2022.05.15
    『全人』2022年4月号 No.870より

    生き方、価値観が多様化した現代、子ども一人ひとりの個性が等しく尊重され、親子でともに健やかでいるために、親にできることとは。社会や学校はどうあるべきか。巻頭の「親子をかんがえる」特集では、保育者・教員養成に携わる教育学部の教員にさまざまな視点から「親子」について語っていただきました。「玉川の先輩を訪ねて」には、作家・ゲーム実況者として活躍する賽助さん(文学部芸術学科2003年卒業)が登場。演劇からコント、ゲーム実況、作家活動へと表現手段を広げるきっかけや思いなどをうかがいました。「EDUCATION REPORT」は芸術学部芸術教育学科 卒業プロジェクト2022を、「RESEARCH REPORT」はHuman Brain Science Hall 竣功記念講演会を報告しています。
    表紙写真=岩崎美里

  • 2022.04.15
    『全人』2022年3月号 No.869より

    新型コロナウイルス感染症拡大により、オンラインの授業や行事、海外留学・研修、インターンシップなどが定着し、三密を回避する教育研究活動が日常となりました。巻頭は「玉川の輝き2021」をテーマに、制約の多いコロナ禍においても、ひときわ輝いた児童・生徒・学生・教員を特集。東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会の開閉会式アナウンサーをつとめた、卒業生の関野浩之さんにもお話をうかがいました。「研究エッセイ」はリベラルアーツ学部の山田亜紀助教が「STEAM教育の現場を見る」と題して、海外の事例、実践などを報告。「令和3年度 礼拝献金についてのご報告」も掲載しています。
    表紙写真=岩崎美里

  • 2022.03.15
    『全人』2022年2月号 No.868より

    総合的な人間理解のための「心」の解明を掲げ、先端の脳研究に取り組む玉川大学脳科学研究所(脳研)。巻頭では「脳科学の扉」をテーマに、2021年に新拠点Human Brain Science Hallが竣功し、よりひらかれたラボへと深化する脳研を特集。ミシガン大学北山忍教授の講演抄録「脳からみた心と文化」につづいて、研究者たちが素朴な疑問に回答する「脳科学相談室」番外編などを収録しました。「RESEARCH REPORT」は21年12月のTAP設立20周年記念シンポジウムを報告。ESTEAMエリア完成記念として開かれた、卒業生で美術家の坂上直哉氏の講演抄録も掲載しています。
    表紙写真=岩崎美里

  • 2022.02.15
    『全人』2022年1月号 No.867より

    巻頭は「ELFの可能性」をテーマに、授業や研究の実践を通して英語教育を探究する玉川大学ELFセンターを特集。グローバル化社会のコミュニケーションで求められる英語力とはなにか。ESTEAM教育の一翼を担い、2022年度で開始10年を迎える玉川独自の英語教育、ELFプログラムの今と未来を考えます。昨年度の中止を乗り越え実現した「コスモス祭2021オンライン」。2ページにわたり、各祭典の優秀作品と、関わった学生のコメントを掲載しています。「研究エッセイ」ではIB Programs Divisionの大澤誕也教諭が、HIPHOPの学習と並行して初の単独発表に取り組んだIB体育祭演技発表の軌跡を報告します。
    表紙写真=岩崎美里

  • 2022.01.14
    『全人』2021年12月号 No.866より

    科学Science、技術Technology、工学Engineering、数学Mathematicsを統合的に学ぶ「STEM」を基盤に、自由な発想力、豊かな創造性をつちかう芸術Arts、グローバル化社会の共通言語としてのELF(English as a Lingua Franca)を融合する「ESTEAM教育」を推進する玉川学園・玉川大学。巻頭の「ESTEAM教育の展望」特集では、異分野融合の学びを実現するESTEAMエリアの完成を記念したコンサート「奏學祭」をはじめ、K-12児童・生徒による「Song for SDGs」「四面体タイル定理デザイン」などの取り組みを紹介しています。新型コロナウイルス感染症拡大防止対策により、日程を分けて開催された伝統行事「第93回体育祭」を、児童・生徒・学生の作文とともに報告します。
    表紙写真=岩崎美里

  • 2021.12.15
    『全人』2021年11月号 No.865より

    巻頭の「未来の人材」特集では、未来で求められる人材、力とは何かを考えます。渋滞学者で知られる西成活裕教授には「VUCAの時代とT字型人間」をテーマに、理想の人材像を語っていただきました。「学生たちの声」では8学部の学生にインタビュー。将来の夢やコロナ禍の学び、就職活動の実際などを聞きました。「玉川の先輩を訪ねて」は、スキンケアシリーズの華密恋や長野県池田町にある宿・八寿恵荘を運営する株式会社SouGo代表の北條裕子さん。玉川での思い出や仕事の目的などについてうかがいました。全人教育提唱100年記念シンポジウム(9月12日開催)の模様は「RESEARCH REPORT」で抄録しています。
    表紙写真=岩崎美里

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