『全人』2026年6月号 No.916より
2026年6月号 No.916
6月号の巻頭特集「社会とつながる」は、社会や社会が抱える課題に興味関心を持ち、自由研究などを通して学びを深める玉川学園 K-12 の実践を紹介。さまざまな社会運動に携わる文筆家・イラストレーター 金井真紀さんのインタビューも収録しています。「玉川の先輩を訪ねて」には、金属造形作家の加藤貢介さん(芸術学部ビジュアル・アーツ学科2010年卒業)が登場。ダマスカス鋼に魅せられ、表現を探究する現在から在学時代を振り返っていただきました。「研究室訪問」では文学部英語教育学科の村越亮治教授が、教育効果を高める授業デザインの研究について語ります。今月も玉川教育の最新情報をお届けします。
表紙写真=岩崎美里

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3月18日、「包摂的コミュニティプラットフォームの構築」シンポジウム 2025で行政や企業関係者を前に、生徒たちが企画構想を発表した生徒たちが取り組んだテーマは「女性のためのサイエンス」「生きやすさのサイエンス」「孤立させないサイエンス」の3分野です。プログラムディレクターの筑波大学人間総合科学学術院 久野譜也教授をはじめとする研究者や企業関係者から、女性の社会進出を阻む社会の現状、増えつつある社会的孤立など、日本社会が抱える課題について学びました。同時に現場を訪ね、妊産婦や障害のある方、高齢者など、当事者にヒアリングも行って理解を深め、次世代の視点で社会を変えるための企画構想を練りました。
「社会とつながる」
P8-9 「世の中ちょっと良くする」挑戦 -
「ア・ライトハウス・カナタ 表参道」では、加藤さんの作品を継続的に発信。海外アートフェスへの出品や個展開催の際は公式サイトやSNSで紹介している玉川は中学部からです。手を動かすのが好きで、工作部でヴァイオリンをつくっていました。僕のモノづくりの原点はこの木工です。
勉強は苦手で、先生には心配をかけました。 今でも感謝しているのは土屋和彦先生です。土屋先生は日ごろの行いをずっと気にかけてくださった方で、僕の性格を見抜いて「人に流されやすいが、不真面目な生徒ではない」 とかばってくれました。高等部では英語の金子邦彦先生にお世話になりました。英語が苦手だった僕でもこなせるように、個別の課題を与えてくれたんです。優秀とはいえなかった僕は、親身になってくださった玉川の先生方に本当に助けられました。
初めて金工に触れたのは高等部に入ってからです。木工と違い、切るのも彫るのも圧倒的に硬く、思い通りにいかない。このむずかしさが心に残り、金工を続けるために大学で芸術学部を選びました。「玉川の先輩を訪ねて」
金属造形作家 加藤貢介
P24
目次
- [特集] 社会とつながる
Interview
誰もがその人らしく 生きられる社会に …金井真紀 文筆家・イラストレーター
K-12の取り組み
「世の中ちょっと良くする」挑戦
花王株式会社×町田市×玉川学園 産官学連携授業
主体的な企業経営の体験から得る学び
社会にはばたき、世界とつながる - TAMAGAWA GAKUEN NEWS
- 玉川大学名誉教授称号記授与報告
- 令和8年度 玉川大学・玉川学園入学式訓辞
- 史料は語る 40 「 理科ズキニシテ欲しい」 …白栁弘幸
- 耕す人 5 リべラルアーツ学部 花労作
- Scenes from Tamagawa 式典の準備・運営
- 玉川の先輩を訪ねて 110
金属造形作家 加藤貢介 【芸術学部ビジュアル・アーツ学科2010年卒業】 - 研究室訪問 53 文学部 村越亮治
- キャリアナビゲーション’26
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- 教育博物館館蔵資料紹介 398 「イエス・キリストの神殿奉献」 …萩原 哉
- 玉川の仲間たち 「チャミノガ」 …友常満利