『全人』2026年9月号 No.918より
2026年9月号 No.918
9月号の巻頭特集は「見る目を養う」。玉川学園・玉川大学が大切にする「本物に触れる教育」とは、物事の本質を捉える洞察力や観察力などを磨き、自然や芸術を尊ぶ感性を鍛えるもの。K-12・大学で指導する教員・研究者に、AI時代において見る目を養うための実践やヒントなどをうかがいました。今号より、新連載「学長と語ろう!」が始まりました。第1回目では教育学部と農学部の学生と小原一仁学長が大学での学びや活動をテーマに語り合います。「玉川の先輩を訪ねて」は湯島の老舗居酒屋、シンスケ店主の矢部直治さん。今月も玉川教育の最新情報をお届けします。
表紙写真=岩崎美里

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昨年度、Secondary 9年生はイコンの鑑賞後、「推し」を「三連祭壇画」として描いた。梶原拓生教諭の作品。梶原教諭はSecondary Division、IB Divisionで美術を教える美術科で見る力を育成できるのかと聞かれれば、答えはイエスです。たとえば静物のデッサンなら、描く対象をまずよく観察するように指導します。もっとも明るいところと暗いところの間にあるグラデーションを捉えることで、立体感が出せるようになります。こういった技術は、長い時間をかけてつくられてきた美術的なものの見方を学び、目を鍛えることにつながります。
「美術教育」K-12教諭 梶原拓生
P5 -
経営学部国際経営学科の今井光子講師。「第二言語習得」を研究テーマとし、モチベーションを高めて自律的に学ぶ方法を探っている第二言語習得(SLA:Second language acquisition)における学習者の動機づけ(モチベーション)と自律性(オートノミー)を中心に研究しています。学習効果を高める方策(ストラテジー)は単語カードで暗記する、ニュースを読んで読解力を高めるなど、さまざまです。
担当する学部の英語科目では、各種ストラテジーの紹介に努めていますが、「これが良いからやるように」と指示はしません。ストラテジーを支えるのは学習者自身のモチベーションだからです。研究室訪問 55
経営学部国際経営学科 講師 今井光子
P26
目次
- [特集]見る目を養う
「サイエンス」 K-12 …木内美紀子
「美術教育」 K-12 …梶原拓生
「アリの世界」 農学部 …宮崎智史
「仏像」 教育博物館 …萩原 哉
「発達心理学」 教育学部 …岩田恵子
「近代都市計画史」 リベラルアーツ学部 …玄田悠大 - TAMAGAWA GAKUEN NEWS
- CAMPUS TOPICS
玉川学園音楽祭 (6-12年生)
幼稚部 年長おとまり会 - 史料は語る 41 「この本がなくなることがあれば」 …白栁弘幸
- 耕す人 6 理科・環境教育ゼミ どんぐりの“労作”
- 学長と語ろう! 1
小原一仁学長×教育学部 三橋リサ×農学部 天野朝登 - 玉川の先輩を訪ねて 112
正一合の店〈シンスケ〉店主 矢部直治 【文学部芸術学科1993年卒業】 - 研究室訪問 55 経営学部 今井光子
- 生涯学べ 96 都内小学校教諭 仲川啓介
- キャリアナビゲーション’26
福岡造船株式会社 大友莉子さん + 就活Q&A - 出版部の本棚から 4
『100 このたまご モンシロチョウになれるかな?』 …友常満利 - Book Review 248 『やかまし村の子どもたち』 …田甫綾野
- 教育博物館館蔵資料紹介 400 「幻灯機」 …宇野 慶
- 玉川の仲間たち 「コクサギ」 …上原 歩