写真で見る玉川学園の歴史⑦1956年~1960年

2019.11.26

手工芸美術展や合唱コンクールなどでの学生や生徒たちの入賞や、玉川教育視察のための海外からの来園者が増加。1959(昭和34)年には玉川学園創立30周年を迎え、記念式典をはじめ数々の記念行事が開催された。

1.1956(昭和31)年

出来事
24・5 日本青年館ホールにて「玉川学園芸能教育発表会(玉川学園の集い)」を開催。各部の合唱(高等部・大学は第九)、合奏、体操を行い、そして最後に学校劇「ピノキオ」(小・中・高・大の約150名が出演・裏方)を上演。あわせて2月4日のみ「こども百科」(全100巻)の50巻発刊を祝して「こども百科祭」を開催
33 第1回中学部駅伝大会を開催。男女別クラス対抗の形式で、玉川学園から登戸までの間をコースとして、学年差なしの距離で実施。しかし、交通量が増えたため、1959(昭和34)年からは学内のコースに変更して開催
19 高等部生を中心に玉川学園沖縄慰問隊19名(生徒17名・引率教諭2名)が出発。2日間鹿児島県の久志に滞在した後、25日に沖縄の泊港に入港。また、沖縄出身の2名(金城哲夫君と宮城勝久君)は現地の受け入れ態勢を整えるために先発隊として2月19日に東京駅を発ち、23日に現地入り
20 NHK教育テレビで学校劇「うそ」を放映
411 ブラジル大使一行が来園。三角点(経塚山)では中学部生が労作で作ったわら葺きの茶室でお弁当を食べて歓談
29 小原國芳古稀記念祝賀会を開催
524 第14回手工芸美術展において、中学部3年生の葉山隆司君の作品が文部大臣賞を受賞
624 小学部6年生全員による「アリババ物語」を上演。この劇の装置・衣裳・照明・効果・舞台監督などはすべて小学部6年生全員約90名の手によるもの
929 東京大手町の産経ホールで開かれた「富士製鉄コンサート」の「第九」(指揮は山田和男氏)の公開録音に、約350名の大陣容をもつ玉川学園合唱団が参加。この公開録音は10月6日(土)午後9時半から、ニッポン放送および同系統の民間放送により、全国にむけて放送。演奏は常に日本の最高スタッフを揃えて演奏にあたるNFC交響楽団という豪華な組み合わせ。このNFC交響楽団のNはニッポン放送、Fは富士製鉄、Cはコンサートの略で、在京オーケストラの選抜メンバーにより構成
1111 関東合唱コンクールにおいて、大学の部で、混声合唱第1位、総合第2位
  高等部生が6月から労作を行っていた高等部校舎玄関前の石段が完成。後にカッパ池も完成
127・8 玉川学園美術展を開催
日本青年館ホール
日本青年館ホール
玉川の集いでの「ピノキオ」の上演
「ピノキオ」上演後のカーテンコール
玉川の集いでの合唱
玉川の集いでの体操
中学部生による茶室建築労作
中学部生の労作で完成した茶室
小原國芳学園長古稀記念祝賀会
高等部校舎玄関前の石段とカッパ池

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2.1957(昭和32)年

出来事
29・10 「玉川学園の集い」を日本青年館ホールにて開催。学校劇「王子と乞食」を上演。この公演は大きな反響をよび、3月30日に東横ホールにて再演
16 小原國芳学園長が広島大学におけるペスタロッチ記念祭で、ペスタロッチ賞を受賞
28 美術の教授であった山田貞実と大学美術部の学生たちにより制作された小原國芳の胸像の除幕式が聖山で行われた
330 玉川学園学校劇「王子と乞食」が東横ホールにて再演
520 NHK国際放送「日本における児童演劇について」で、玉川学園の学校劇が紹介された
26 第4回舞踊勉強会を山野ホールにて開催
615 玉川学園体操発表会を産経ホールにて開催
22 第15回手工芸美術展において、小学部・中学部・高等部・大学ともに、文部大臣賞や会長賞など多数入賞
711 NHKテレビにて「泣いた赤鬼」を放送
15 玉川学園前駅の駅前に玉川学園購買部が新築。道路の向い側に場所を移し、30坪の新店舗を開店
828 松陰橋側の本部前に吉田松陰像が完成
松永東文部大臣が通大のスクーリング視察のために来園
924 国際ペン大会インド代表のA・S・ライ氏が来園
1027 関東合唱コンクールにおいて総合第1位
1123 大阪府立体育館にて開催された第10回全日本合唱コンクールの大学の部において第2位
127 私立中学・高校協会主催の英語スピーチコンテストにおいて、中学部3年生の生徒が優勝
玉川学園の集い
学校劇「王子と乞食」
学校劇「王子と乞食」
学校劇「王子と乞食」
再建された小原國芳像
再建された小原國芳像の除幕式
産経ホールでの玉川学園体操発表会
玉川学園体操発表会
新築された購買部
松永東文部大臣来園視察
松永東文部大臣来園視察
松永東文部大臣来園視察
スイスのエルベール博士が来園
インドのA.S.ライ氏が来園

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3.1958(昭和33)年

出来事
21 『玉川道徳教育講座(理論篇)』と『玉川道徳教育講座(実際篇)』を刊行
8・9 「玉川芸能教育発表会(玉川学園の集い)」を九段会館にて開催。音楽、体操の発表を行い、学校劇「塾の四季」を上演
15・16 福岡学芸大学において第1回玉川大学公開講座として九州道徳教育研究会(北九州大会)を開催。玉川大学、福岡学芸大学、福岡県教育研究所の共催
28 コロンビア大学教育学教授のキャズウェル博士夫妻が来園
510 「玉川百科大辞典」全31巻の刊行開始
18 チンメルマン博士が4度目の来園。今回初めて夫人同伴での来園であった
67~9 第59回教育研究会を道徳教育研究会として開催。約1,000名の会員が参加して、新たに特設された「道徳」について研修
13 通信教育部、ラジオ放送によるドイツ語講座開始
15 第16回手工芸美術展において、本学からの出品作品12点すべてが入賞
819 玉川芸能文化隊が福島県猪苗代町、市方面を10数箇所まわっての約1週間の公演。公演は音楽(コーラス)・舞踊・学校劇(『火』『貝の火』など)の三本立ての構成。芸能文化隊は、幼稚園児から大学生まででの編成
1025 『道徳教育研究』を刊行
126 玉川学園久志高等学校創立10周年記念式典を開催
玉川学園の集い
学校劇「塾の四季」
キャズウェル博士が来園
玉川百科大辞典
4度目の来園のチンメルマン博士
道徳教育研究会、約1,000名の会員が参加
第16回手工芸美術展
第16回手工芸美術展
第16回手工芸美術展において小学部生の作品が文部大臣奨励賞を受賞
第16回手工芸美術展において 中学部生の作品が二等賞を受賞
第30回体育祭、中学部のタンブリング
アメリカのレデファー博士が来園
デンマークのマニケ博士が来園
デンマークのマニケ博士が来園
大学図書館完成
竣功間近な高等部生物館
小学部理科室完成
小学部生制作のモニュメント
久志高等学校創立10周年記念式典
久志高等学校創立10周年記念式典 初代校長の松山貢先生のお祝いの言葉

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4.1959(昭和34)年

出来事
1  ユネスコ世界美術展において、本学小学部1年の児童が一等賞を受賞
22 「玉川百科大辞典」を天皇陛下、皇太子殿下に献上
14・15 「創立30周年記念玉川学園の集い」を九段会館にて開催。メーテルリンクの「青い鳥」を上演。今までの集大成の意味もこめて、上演時間3時間半、6場10幕の学校劇「青い鳥」のみの公演。当日は常陸宮正仁親王(義宮殿下)、東久邇成子(照宮成子内親王)も御来臨
420 4月15日に逝去された田中末広教授の玉川学園葬
55 「玉川こども百科」の『春の植物』『夏の植物』『秋冬の植物』の3冊が、産経新聞において「新機軸の植物図鑑、年少者にも理解できる解説」と評価され、第6回産経児童出版文化賞を受賞
10 デンマーク大使一行が来園
12 小原國芳の教育功労に対して藍綬褒章が授与され、宮中において天皇陛下よりお言葉を賜る
15 「玉川学園報」第1号を発刊
67 創立30周年記念体操発表会を産経ホールにて開催
13~15 創立30周年記念第63回玉川教育研究会を、約550名の全国からの参会者を迎えて開催。1日目は鰺坂二夫京都大学教授の講演「小原教育論」、伏見猛弥教授の講演「新教育と子供の再発見」。2日目は小学部・中学部の授業参観、小~大の体操発表。その後、玉川教育30年の実践の跡を小学部会、中学部会に分かれて研究発表。3日目は小原國芳の講演「玉川教育三十年」、そして「玉川の午後」として小・中・大学生の合奏、合唱、舞踊、学校劇の発表
  高等部生の自主労作によりバレーコートが完成
75 創立30周年記念舞踊発表会を日本都市センターホールにて開催
23・24 日本都市センターホールにおいて学校劇「青い鳥」を再演
24 関係諸官庁、各大学等から多数の来賓をお迎えして、玉川大学通信教育10周年記念祭を午前と午後の二部に分けて開催。日本都市センターホールにて、小原学長が記念祭の意義と学校劇「青い鳥」について話をした後「青い鳥」の上演。赤坂プリンス・ホテルにおいて感謝会。さらに日本都市センターホールにて通信教育創設10周年記念式
821 アメリカ比較教育学会員が多数、来園
1011 創立30周年記念体育祭を開催
31 玉川学園展を開催(~11月1日)
111 創立30周年記念式典を開催。来賓、父母、卒業生、在学生、教職員合わせて千数百名が参集
127 小学部6年生の総合労作学習「ぼくらの植物園をつくろう」が開始
14 水道用井戸掘削完了
「青い鳥」上演案内のポスター
学校劇「青い鳥」
学校劇「青い鳥」
学校劇「青い鳥」
学校劇「青い鳥」
「青い鳥」をご観覧の義宮様
学校劇「青い鳥」のフィナーレ
小原國芳、藍綬褒章を受章
玉川こども百科
玉川こども百科
「玉川こども百科」が第6回産経児童出版文化賞を受賞
「玉川こども百科」が第6回産経児童出版文化賞を受賞
創立30周年記念体操発表会
創立30周年記念体操発表会
雑木林の斜面を切り拓いてバレーコートづくり
高等部生の労作で完成したバレーコート
玉川学園創立30周年記念舞踊発表会
玉川学園創立30周年記念舞踊発表会
アメリカ比較教育学会員一行来園
アメリカ比較教育学会員一行来園
アメリカ比較教育学会員一行来園
アメリカ比較教育学会員一行来園
創立30周年記念体育祭
創立30周年記念体育祭
創立30周年記念体育祭
玉川学園展
創立30周年記念式典の日の正門
玉川学園創立30周年記念式典会場
玉川学園創立30周年記念式典
玉川学園創立30周年記念式典
玉川学園創立30周年記念式典
小学部6年生の総合労作学習「ぼくらの植物園をつくろう」
小学部6年生の総合労作学習「ぼくらの植物園をつくろう」
ドイツのボルノー教授が来園
ドイツのボルノー教授が来園
オーストリアのライトナー大使とデングラー博士が来園
チェコスロバキアのイーリック参事官が来園

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5.1960(昭和35)年

出来事
25 小原國芳自伝『夢みる人』(一)を刊行
6・7 創立30周年記念音楽祭「歌声は丘にひびく」を日本青年館ホールにて開催。NHK教育テレビが3月22日に放映
17 ペスタロッチ祭を開催。スイス大使のマックス・トレンドル博士一行が来園し参加
33 小学部、第1回英語発表会を開催
5 コロンビア大学のラッグ博士夫妻が来園。ラッグ博士28年ぶり2度目の来訪
7 創立30周年記念の大井戸が完成し、給水開始
31 「農学部研究報告」第1号を発刊
523 松田竹千代文部大臣が来園
71 新健康院開院式
構内電話交換台の活動開始
3 玉川学園演奏会を文京公会堂にて開催。指揮は近衛秀麿、演奏はABC交響楽団。高等部生と大学生による「第九交響曲」の合唱、中学部生による「ハレルヤ」の合唱、小学部生による「さくらさくら」「ずいずいずっころばし」「進め若人」の合唱
20 『玉川教育―玉川学園三十年―』を刊行
24 7月24日より8月26日までの期間、2泊3日で6つの班(各2クラス)で中学部生の労作合宿が行われ、ピーターパン池を作る。8月26日には完成したピーターパン池に水入れ
29 舞踊発表会を日本都市センターホールにて開催
31 小原國芳学長、国際大学協会の総会に出席のためにメキシコへ(~9月24日)。途中南米等を訪問。行程は、ハワイ→メキシコ経由→コロンビア→ブラジル→アルゼンチン→チリ→ペルー→メキシコ(国際大学協会総会)
916 収容人員600名の鉄筋コンクリート造りの塾食堂が完成
118 「小学教育研究」「中学教育研究」第1号を刊行
1220 「玉川こども百科」全100巻完結
玉川学園創立30周年記念音楽祭
玉川学園創立30周年記念音楽祭
記念音楽祭「歌声は丘にひびく」
記念音楽祭「まつりだまつりだ」
記念音楽祭「きよしこのよる」
記念音楽祭「日本の歌 われら愛す」
記念音楽祭「ドイツ かわいいあの子」
記念音楽祭「チェコスロバキア ウボイ」
トレンドルスイス大使来園
ペスタロッチ祭にスイス大使を迎えて
ペスタロッチに関する学生の卒業論文をご覧になられるスイス大使
小学部第1回英語発表会
星条旗の下でのラッグ博士夫妻
ラッグ博士が学園参観
小学部理科教室で授業を見学されるラッグ博士夫妻
創立30周年記念の大井戸完成、給水開始
松田竹千代文部大臣来園視察
松田竹千代文部大臣来園視察
松田竹千代文部大臣来園視察
松田竹千代文部大臣来園視察
完成した健康院
大体育館と大学9号館の間に建設中の健康院
完成した健康院(正面)
健康院開所式での小原國芳によるテープカット
玉川学園音楽祭での「第九」
玉川学園音楽祭にて挨拶する小原國芳
完成した塾食堂
新年度の教職員大会で話をする小原國芳
礼拝堂でカラーテレビを見る生徒たち
中学部LL教室での授業
中学部のリコーファクスによる数学教育

関連リンク

参考文献

  • 小原國芳監修『全人教育』 玉川大学出版部 第78号(1956年)~第137号(1961年)
  • 玉川学園五十年史編纂委員会編『玉川学園五十年史』 玉川学園 1980年
  • 玉川学園五十年史編纂委員会編『玉川学園五十年史(写真編)』 玉川学園 1980年
  • 玉川学園編『写真集 小原國芳 信』 玉川大学出版部 1978年
  • 玉川学園編『玉川教育―玉川学園三十年―』 玉川大学出版部 1960年