1984(昭和59)年の玉川
玉川学園高等部吹奏楽部がウィーン青少年音楽祭に日本代表として参加し、総合優勝のウィーン大賞などの賞を受賞。記念体育館南側に新洋弓場、北海道の玉川大学弟子屈牧場に牛舎が完成。中学部のカナダ夏季語学研修旅行がスタート。
月 | 日 | 玉川学園 | 世界の主な出来事 |
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3 | 11~25 | 玉川大学小原教育奨励金による国際ミツバチ研究協会前代表のエヴァ・クレイン博士の招へいが3月11日から25日まで実現。学内外で講演会を開催 |
1月18日 1月24日 2月8日 2月12日 3月18日 5月12日 7月28日 8月30日 10月25日 |
4 | 1 | 女子短期大学の保育科を幼児教育科に名称変更 | |
25 | アフリカの難民など宛に本学の「ミルクポット募金」(ミルクを必要としている子供たちのために)で集まった募金が贈り届けられ、毎日新聞社会事業団より玉川学園に感謝状が贈呈 | ||
5 | 6 ~18 | タイ王立タマサート大学のマッタニ・ルットゥニン教授とプラティン・プァンサムリー女史が来日し、10日間にわたり学生たちにタイ舞踊の実技指導 | |
8・9 | 心身障害者の音楽療法で世界的に有名なイギリスのクライヴ・ロビンス博士夫妻が来園し、特別講義を実施 | ||
6 | 22 | アメリカアラスカ州シトカ市より、シトカ・ジュニア・ハイスクールの一行43名が来園。中学部生たちと親しく交歓。中学部講堂において、ミュージカル「オズの魔法使い」を演じた | |
7 | 5~23 | 玉川学園高等部吹奏楽部が7月7日からオーストリアで開催のウィーン青少年音楽祭に日本代表として参加するために、7月5日に日本を出発。ウィーン青少年音楽祭では、総合優勝のウィーン大賞を受賞。さらに高校の部で第1位を獲得。また、オーストリア国営放送局(ORF)の特別大賞を受賞 | |
6 | 汎アマゾニア日伯協会主催の訪日研修団32名が来園。中学部と高等部を参観。一行はアマゾン開拓民日系2世、3世の少年、少女たちで、日本の産業、文化、伝統に触れ、同世代の若者との交流を通じ、日本とブラジルの親善を深めるため日本各地を回る中で玉川学園を訪れた | ||
14 | 記念体育館南側に新洋弓場が完成し、射場開きが行われた。新洋弓場には90メートルの公式試合も可能な最高級のアーチェリー・レンジも設置 | ||
29 | 中学部のカナダ夏季語学研修旅行開始 | ||
8 | 6 | 日本の狂言に関する世界的権威であるワシントン大学東洋学科のリチャード・マッキンノン教授が小原哲郎学長を表敬訪問 | |
9 | 17 | 完成した北海道の玉川大学弟子屈牧場の肥育牛舎を、小原哲郎学長他が検収 | |
28 | 小原哲郎学長に対し、デンマーク大使館において、デンマーク国のダンネベルク・ナイト勲章が授与された | ||
11 | 22 | 化学者であり、1956(昭和31)年第一次南極観測で越冬隊長として活躍され、名著『南極越冬記』を書かれた西堀栄三郎博士が玉川学園中学部生に「未知の世界への挑戦」と題して講演 |



















関連リンク
参考文献
小原哲郎監修『全人教育』 玉川大学出版部
第430号、第432号、第435号~第438号(1984年)、第439号(1985年)