1985(昭和60)年の玉川
第33回全国吹奏楽コンクールにおいて、玉川学園中学部ブラスバンド部が金賞を受賞。工学部電子計算機演習室開設。この年も多数の外国からの来園者があり、本学の教育を視察。『全人教育の手がかり』を玉川大学出版部より刊行。
月 | 日 | 玉川学園 | 世界の主な出来事 |
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1 | 9 | ブラジル松柏学園長の川村真理子先生一行26名が来園し、小学部を参観。松柏学園訪日使節団は隔年毎に日本を訪問し、その都度玉川にも寄られている |
2月20日
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2 | 5 | フランスのストラスブルク大学医学部助教授のギー・サンドネー博士が2月5日に来日。本学には共同研究のため来園。ラット中脳の神経活動とその行動との関係についてのフランスでの研究経過、ならびに玉川大学工学部で実施してきた情報論的手法を用いた神経細胞の時間パターン識別の機能の研究について、熱心な討論が約1か月間続いた | |
3 | 14 | 『全人教育の手がかり』を玉川大学出版部より刊行。玉川学園機関誌「全人教育」を舞台に、教育同人が各々の視点から3年間にわたり繰り広げた30編の全人教育探究を一書に集成 | |
4 | 15 | ブラジルのブラスクーバス大学のマウリシオ・シェルマン学長他理事3名、同市副市長、市議会議員、文化協会会長等一行11名が来園し、本学を参観 | |
24 | 在日イスラエル大使館よりエイタン・マルガリット参事官が来園し、小学部を参観 | ||
30 | 工学部電子計算機演習室の開所式を行う。30セットのIBMマルチステーション5550を備えた、学生のためのコンピュータ室である | ||
6 | 3 | 金田一春彦氏が短大2年生を対象に「日本語の魅力」、文学部外国語学科2年生を対象に「日本人の心とことば」というテーマで講演 | |
23~7/5 | イタリアの世界的に有名なソプラノ歌手で演出家であるグラツィエッラ・シュッティ女史を招き、公開講座およびリサイタルを行った | ||
7 | 1 | 日伯親善少年少女交歓使節団一行25名が小学部を参観、各教室において小学部生と交歓会を持つ | |
3 | アラブ首長国連邦のガルフ・インディアン・スクールのチャトワニ校長が小学部を参観 | ||
日比谷の第一生命ホールにおいて開催された梁田貞先生(「城ヶ島の雨」や「どんぐりころころ」「沖の小島」の作曲家)生誕百年記念音楽会に、大学合唱団や卒業生、父母などが参加 | |||
5 | 社団法人日本ブラジル中央協会派遣の第3回アマゾン日伯青少年訪日研修団32名が高等部を参観 | ||
8 | 北イリノイ大学訪日研修団の小・中学校教師等12名が小学部と中学部を参観 | ||
9 | ブルネイより教員・学生10名が農学部を参観 | ||
10 | マレーシアより学生20名が農学部と工学部を参観 | ||
8 | 3 | 第1回高等部米国夏期研修旅行(オハイバレー校)一行が出発 | |
9 | 26 | メキシコ大地震への災害救済義援金として、各部の礼拝時に特別献金として集めた災害義援金500万円と小原哲郎学園長からのお見舞い状を、学生・生徒・児童の代表5名がメキシコ大使館において、ゴンサレス・ガルベス駐日大使に渡す | |
10 | 26・27 | 立正佼成会普門館で開催された第33回全国吹奏楽コンクールにおいて、玉川学園中学部ブラスバンド部は、全国大会初出場ながら金賞を受賞。全国大会5年連続金賞を受賞した高等部ブラスバンド部に続く快挙 | |
29 | メキシコ大地震への義援金に対する大統領の感謝のメッセージを伝えにメキシコ大統領特使が来園。この地震義援金についての特使一行の来園は、日本経済新聞や朝日新聞など各紙で大きく報道された | ||
11 | 20 21 27 28 |
第90回玉川学園教育研究会を開催 幼稚部会・小学部会 11月20日・21日 中学部会・高等部会 11月27日・28日 1947年に第1回を開催し、今回で90回目 |
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22~24 | 第43回体操講習会を開催。デンマーク体操を基本とした実技指導や分科会、児童・生徒による実技発表が行われた | ||
12 | 16 | コロンビアでの火山爆発の災害見舞金を、学生・生徒・児童の代表がコロンビア大使館において、ホセ・マリア・ビリャレアル駐日コロンビア大使に渡す |
















関連リンク
参考文献
小原哲郎監修『全人教育』 玉川大学出版部
第442号~第450号(1985年)
第451号(1986年)