教育博物館
玉川大学小原國芳記念教育博物館(通称:玉川大学教育博物館)では、日本教育史、芸術、民俗、考古、シュヴァイツァー関係、ガスパール・カサドおよび原智恵子関係、そして玉川学園創立者小原國芳関係、玉川学園史関係など多岐の分野にわたる資料、さらにはイコン(聖像画)やジョン・グールド鳥類図譜などを収蔵し、広く学内外に公開するとともに、学生、生徒、児童たちが本物に触れる機会を提供している。
1.教育博物館の誕生
玉川学園創立の1929(昭和4)年に玉川学園教育研究所が開設され、教科書や教具など教育に役に立つ資料の収集が開始された。玉川学園機関誌『学園日記』第2号の74・75頁に掲載されている「教育研究所の誕生」という記事には、研究所の主な事業が5つ挙げられていて、その中の第2に「教科書、掛図、玩具、教具等の蒐集及び工夫」と記されている。そのことについては、玉川学園機関誌『全人』第811号の「故きを温ねて」にも次のような記述がある。
「明治初年や維新前の古い教科書や諸種の珍本を寄贈して下さる方々があります。どうぞ續々お願いいたします」という記事が本学機関誌『學園日記』2号に載った。教育研究所を開設し、教育研究のための寄贈のお願いで、創立4カ月後の1929(昭和4)年8月のことだ。
終戦の年の9月1日付文書には、学校再開とともに「図書館の充実を図りたい、博物館も建設したい」と、小原國芳の熱い思いが述べられていた。
(略)
終戦の日から1カ月も経ずに「博物館も建設したい」と述べていた夢を叶えたのは、24年後の1969(昭和44)年8月16日のことであった。
また、1969(昭和44)年暮れ、小原國芳が保護者宛に送った教育資料の収集についての依頼文に、次のような言葉が盛り込まれていた。
日本教育、いや世界教育の中心になりたい玉川です。将来、教育博物館はそのためにどうしても造らねばなりませぬ。
『全人』第101号の巻頭言にも、小原の教育博物館に対する強い思いが記されている。
死ぬまでに世界一の教育研究所、教育博物館をとは、第一の夢でございます。
玉川学園は創立以来、印刷部や出版部が併設され、多くの機関誌をはじめ教育に関係する出版物や印刷物が刊行されてきた。これらのうち、図書や雑誌は図書館に収蔵され、写真は記録写真室に保存されたが、その他の資料は各部に任され、統一された収集の機関がないまま時が過ぎていった。
各部に保管されていた資料を総合的に整理するために玉川大学の図書館内に教育博物資料室が設置された。1969(昭和44)年8月16日のことである。教育博物資料室は、開設当初は図書館の2階にあったが、1971(昭和46)年8月8日に図書館の3階に移転した。連続した3室の展示場をもち、日本民俗の史的有形の文化遺品を展示。第1室と第2室は教育資料と民俗資料、第3室は考古資料と陶磁資料の展示にあてられていた。広く保護者や参観者に公開されたのは、同年11月1日のことである。玉川学園創立40周年を記念して開催された「小原教育博物館資料展」であった。
一方、来るべき玉川学園創立50周年に向け、『玉川学園五十年史』の編纂業務を担い、玉川学園創立以来の文書・記録類を収集、整理するために、1976(昭和51)年に玉川学園史(資料)編纂室が誕生した。編纂室では、『玉川学園五十年史』の編纂と併行して、資料の収集、各部保有の資料の調査、元教職員・同窓生・玉川関係者などへのインタビュー、総合年表の作成、学園より発刊された『学園日記』をはじめ『労作教育研究』『教育日本』『女性日本』『全人』『全人教育』などの機関誌や各部発行の紀要ならびに『小原國芳全集』などの総目次・項目別目次の作成等を行った。『玉川学園五十年史』刊行後は大学図書館学園史料室に改組の上、収集、整理業務を継続した。
1994(平成6)年4月1日、学園史料室は教育博物館に移管され、2000(平成12)年4月1日には組織上の室は廃止されたが、教育博物館の一部として現在も業務を継続している。博物館部門は、1986(昭和61)年、玉川学園教育博物館と改称し、翌1987(昭和62)年、小原國芳の生誕百年を記念し、内容の充実と展示室の拡大を図るため現在地に移転した。1996(平成8)年には、大学附置機関に改組移行し、玉川大学教育博物館として発展を続けている。
1987(昭和62)年、玉川学園教育博物館の開館にあたって、『全人教育』第468号の巻頭言で、小原哲郎学長・学園長が次のように述べている。
顧みますと、創立者小原國芳は「全人教育」を実践してゆく中で、先人の文化遺産からその本質を学び、ホンモノ(実物)に直接触れ体得することの大切さを常々説いておりました。私共は、この創立者の精神を尊重し、日常の教育活動のかたわら教育関係を主体とする資料の収集に心掛けてきました。
(略)
昨今の文化状況は極めて表層的・刹那的であり、学生・生徒たちは、じっくりと人類の文化遺産に接しつつ学ぶことを忘れがちであります。「故きを温ねて新しきを知る」ことは、教育的にみて大変大事なことであり、その意味で本教育博物館開館の意義も深いと自負しております。と同時に、これを機に教育内容が一層充実し、学習の向上を図れますことを何よりの喜びとしております。
2.教育博物館の概要
玉川大学教育博物館では、全人教育の理想を具現化するために、資料の収集、保存、調査研究、展示などを行うことはもちろん、さらに博物館教育などの活動にも力を入れている。収蔵する資料は、日本教育史、芸術、民俗、考古、シュヴァイツァー関係、ガスパール・カサドおよび原智恵子関係、そして玉川学園創立者小原國芳関係、玉川学園史関係など、多岐の分野にわたっている。さらにはイコン(聖像画)やジョン・グールド鳥類図譜なども収蔵している。実物に接することが重要との観点から、約46,000点以上の資料より精選した約500点を展示し、広く学内外に公開。その他、独自の企画展を随時開催している。また、学生、生徒、児童たちの本物に触れる機会、学芸員資格の取得を目指す本学の学生を対象とした博物館実習の場としても活用されている。教育博物館のホームページでは、収蔵する資料を紹介するとともに一部収蔵品検索も行えるようになっている。
展示は第1展示室、第2展示室、ホールで行われている。第1展示室は日本教育史・小原國芳関係の資料が展示されている。江戸時代の藩校や私塾、寺子屋、さらには明治時代以後の学校教育、小原國芳の「全人教育論」をはじめとした新教育運動、小原國芳の生涯および玉川学園の歴史などについての展示があり、『解体新書』、司馬江漢の『天球全図』、国定教科書、戦後の墨ぬり教科書など日本教育史を物語る貴重な資料や外地教科書も並んでいる。
第2展示室は企画展に使用されるが、通常時はイコン(聖像画)、西欧宗教画、現代美術の作品が常設されている。なお、教育博物館では美術資料として欧米、日本の絵画、彫刻、版画、工芸品など約2,500点を所蔵している。
第1展示室と第2展示室の間にあるホールでは、アフリカのガボン共和国ランバレネで50余年にわたり医療奉仕活動に従事し1952(昭和27)年にノーベル平和賞を受賞したアルベルト・シュヴァイツァーの資料、19世紀に活躍したイギリス人の博物学者ジョン・グールドが制作した色鮮やかな「ジョン・グールド鳥類図譜」全41巻(画像総数3,019枚)のデジタル・アーカイヴ(インターネットでも閲覧可能)、多摩丘陵につながる玉川学園構内および近隣遺跡などから出土した考古資料、本学礼拝堂に設置されていた初代のパイプオルガン演奏台、そしてスペイン人チェリストのガスパール・カサドと日本人ピアニストの原智恵子夫妻に関係する音楽資料(「ガスパール・カサド 原智恵子コレクション」)などが展示されている。
『全人』第661号の「故きを温ねて」に次のような記述がある。
小原國芳は、日常生活のすべての場で児童生徒学生に感動を与えることを大切にし、「感動を与えるためにはホンモノでなければならない」という信念を持っていた。館の所蔵資料『解体新書』を携え、小学部の授業に参加することがある。本物の『解体新書』を見る子どもたちの真剣さは、いやでも増すものである。
名称 | 会期 | 会場 |
---|---|---|
特別展―折り紙― | 1990年5月 ~1991年3月20日(水) |
教育博物館 |
教育博物館開館10周年記念特別展「江戸時代の学校―藩校」 | 1996年10月28日(月) ~1997年1月18日(土) |
教育博物館 |
カサド関係資料特別展 | 1997年9月29日(月) ~10月4日(土) |
玉川学園講堂ホワイエ |
玉川大学文学部芸術学科教員作品展 | 1997年10月13日(月) ~12月3日(土) |
教育博物館 |
「たかが虫されど虫」展 | 1999年5月24日(月) ~5月30日(日) |
教育博物館 |
第1回玉川学園美術展 | 1999年11月1日(月) ~11月13日(土) |
教育博物館 |
玉川学園の音楽教育をたどって ベートーヴェン「第九」演奏史展 |
1999年11月20日(土) ~11月21日(日) |
玉川学園講堂ホワイエ |
片岡京二展 | 2000年1月17日(月) ~2月8日(火) |
教育博物館 |
2000年4月21日(金) ~5月21日(日) |
呉市立美術館 | |
玉川大学芸術専攻科・芸術学科美術分野卒業制作展 | 2000年2月22日(火) ~2月27日(日) |
教育博物館 |
玉川大学芸術学科陶芸コース作品展 | 2000年3月25日(土) ~4月8日(土) |
教育博物館 |
玉川彫塑研究会・首の造形展 | 2000年11月6日(月) ~11月19日(日) |
教育博物館 |
プリマドンナ東敦子の世界展 | 2000年11月18日(土) ~12月3日(土) |
玉川大学文学部第3校舎1階読書室 |
ジョン・グールドの世界 | 2001年5月12日(土) ~6月10日(日) |
ニューオータニ美術館 |
色彩の画家 海老原省象展 | 2002年10月16日(水) ~11月10日(日) |
教育博物館 |
明治前期教育用絵図展 | 2003年11月8日(土) ~12月7日(日) |
教育博物館 |
第37回 玉川大学芸術学科美術分野卒業制作展 | 2004年2月27日(金) ~3月4日(木) |
教育博物館 |
ルオーとイコン ~描かれた聖像~ 展 | 2004年3月27日(土) ~6月13日(日) |
松下電工NAISミュージアム(現:パナソニック汐留ミュージアム) |
写真でみる玉川学園75年 | 2004年11月6日(土) ~2005年2月4日(金) |
教育博物館 |
第38回玉川大学芸術学科美術分野卒業制作展 | 2005年3月2日(水) ~3月7日(月) |
教育博物館 |
特別展「ジョン・グールドの鳥類図譜」 清子内親王殿下出版記念 | 2005年10月23日(日) ~11月25日(金) |
教育博物館 |
第1回玉川大学芸術学部ビジュアル・アーツ学科卒業プロジェクト2006作品展 | 2006年3月2日(木) ~3月7日(火) |
教育博物館 |
掛図にみる教育の歴史 | 2006年10月30日(月) ~2007年2月2日(金) |
教育博物館 |
第2回玉川大学芸術学部ビジュアル・アーツ学科卒業プロジェクト2007作品展 | 2007年3月8日(木) ~3月13日(火) |
教育博物館 |
特別展「石丸 寛 第九によせて」 | 2007年10月29日(月) ~2007年12月21日(金) |
教育博物館 |
第3回玉川大学芸術学部ビジュアル・アーツ学科卒業プロジェクト2008作品展 | 2008年3月5日(水) ~3月10日(月) |
教育博物館 |
世界遺産巡礼の道をゆく | 〈熊野古道〉 2008年4月14日(月) ~5月28日(水) 〈カミーノ・デ・サンティアゴ〉 2008年6月2日(月) ~7月13日(日) |
教育博物館 |
学びの風景―明治のおもちゃ絵・絵双六に描かれた教育― | 2008年11月3日(月) ~2009年1月30日(金) |
教育博物館 |
第4回玉川大学芸術学部ビジュアル・アーツ学科卒業プロジェクト2009作品展 | 2009年3月4日(水) ~3月9日(月) |
教育博物館 |
玉川学園創立80周年記念特別展 イコン―聖像画の世界 | 2009年11月2日(月) ~2010年1月29日(金) |
教育博物館 |
長崎原爆展―未来へのメッセージ | 2010年1月18日(月) ~2月10日(水) |
教育博物館 |
第5回玉川大学芸術学部ビジュアル・アーツ学科卒業プロジェクト2010作品展 | 2010年2月20日(土) ~2月25日(木) |
教育博物館 |
現代能面・狂言面三人展 | 2010年5月8日(土) ~2010年6月4日(金) |
教育博物館 |
鈴木コレクション おもちゃ絵の世界 | Ⅰ期 玉川大学教育博物館所蔵資料 2010年10月25日(月) ~2010年12月3日(金) Ⅱ期 財団法人松竹大谷図書館所蔵資料 2010年12月10日(金) ~2011年1月28日(金) |
教育博物館 |
第6回玉川大学芸術学部ビジュアル・アーツ学科卒業プロジェクト2011作品展 | 2011年2月23日(水) ~2月28日(月) |
教育博物館 |
資料で見る日本の子ども―子育て・幼稚園 | 2011年5月13日(金) ~5月26日(木) |
教育博物館 |
ミュージアム・コレクション展2011 | 2011年10月24日(月) ~2012年1月27日(金) |
教育博物館 |
歴史に学ぶ Hiroshimaからわたしたちへ | 2012年1月16日(月) ~2月10日(金) |
教育博物館 |
第7回玉川大学芸術学部ビジュアル・アーツ学科卒業プロジェクト2012作品展 | 2012年2月22日(水) ~2月27日(月) |
教育博物館 |
石に描かれた鳥たち―ジョン・グールドの鳥類図譜 | 前期 2012年11月5日(月) ~12月7日(金) 2013年3月1日(金) ~24日(日)(再公開) 後期 2012年12月10日(月) ~2013年2月28日(木) |
教育博物館 |
新教育運動の展開と玉川学園 | 2012年11月5日(月) ~2013年3月24日(日) |
教育博物館 |
ミュージアム・コレクション展2013「近世教育者の肖像」 | 2013年11月4日(月) ~12月13日(金) |
教育博物館 |
玉川学園創立85周年記念特別展 東と西のキリスト教美術―イコン・西欧絵画コレクションから | 前期 2014年11月3日(月・祝) ~12月7日(日) 後期 2014年12月13日(土) ~2015年1月25日(日) |
教育博物館 |
ミュージアム・コレクション展2015「錦絵にみる子供の遊び」 | 2015年11月2日(月) ~12月19日(土) |
教育博物館 |
2015年度特別展示 静岡ハリストス正教会寄贈 山下りん・日比和平が描いたイコン | 2015年10月5日(月) ~10月23日(金) |
教育博物館 |
2016年『玉川大学教育博物館 ガスパール・カサド 原智恵子コレクション目録』公開記念 〈特別展〉デュオ・カサド―今よみがえるチェリスト ガスパール・カサドとピアニスト原智恵子の世界― | 2016年10月17日(月) ~2017年1月22日(日) |
教育博物館 |
焼き物大好き子供作品展 | 2016年10月31日(月) ~11月13日(日) |
教育博物館 |
「ガスパール・カサド 原智恵子コレクション」展 | 2017年6月19日(月) ~6月30日(金) |
駐日スペイン大使館展示室 |
考古資料展―玉川学園考古学研究会の軌跡― | 2017年10月16日(月) ~12月17日(日) |
教育博物館 |
明治の教育と博物学―こどもたちが学び楽しんだ、自然をめぐるモノづくし― | 2018年10月29日(月) ~2019年1月27日(日) |
教育博物館 |
玉川学園創立90周年記念特別展 ジョン・グールドの鳥類図譜―19世紀 描かれた世界の鳥とその時代 | 2019年10月5日(土) ~2019年10月13日(日) |
東京芸術劇場 ギャラリー 1 |
2019年10月28日(月) ~2020年2月2日(日) |
教育博物館 | |
「近代日本の学校体育と運動会」 特別展示「新収蔵イコン展」 |
2021年10月25日(月) ~2022年1月16日(日) |
教育博物館 |
トピックス
天皇皇后両陛下は、企画展「石に描かれた鳥たち―ジョン・グールドの鳥類図譜」のご鑑賞のため、会場である本学教育博物館へ行幸啓になりました。2013(平成25)年1月14日、大雪の中、主幹学芸員の柿﨑博孝教授が、ジョン・グールドの鳥類図譜について説明。両陛下は熱心にアジア・イギリス・ニューギニア及びパプア諸島の鳥類図譜などをご覧になられ、案内役を務められた黒田清子当館外来研究員に、鳥類図譜の描画法や鳥の生息状況についてご質問されていました。なお、黒田清子研究員は当博物館で『ジョン・グールドの鳥類図譜』の研究を行っています。今回の展示について天皇陛下は、外国訪問された際にご覧になった鳥の印象をお話しになられたり、オオウミガラスをはじめ絶滅した鳥にもご関心を寄せられていました。また、ハチドリ科鳥類図譜では、黒田清子研究員の解説を聞きながら、光輝く羽の色彩を再現するためにグールドが考案した金彩・彩色の鳥を、両陛下は何度も角度を変えてご鑑賞されていました。各図譜をご見学の後、両陛下は館内の本学園創立者小原國芳に関する展示もご覧になり、小原芳明学長による創立期の様子や「一画多い夢」の話に耳を傾けられました。
秋篠宮殿下・同妃殿下は、企画展「石に描かれた鳥たち―ジョン・グールドの鳥類図譜」のご鑑賞のため、2013(平成25)年1月22日、会場である本学教育博物館へお成りになりました。両殿下はアジア鳥類図譜、イギリス鳥類図譜、ニューギニア及びパプア諸島鳥類図譜、ハチドリ科鳥類図譜を中心に、図譜の制作工程コーナーから鳥類の標本やパネル展示のコーナーまで、時間をかけてご見学されました。秋篠宮殿下は、山階鳥類研究所の総裁も務められており、またご自身も鳥類についての研究をされていることから、鳥類について造詣が深く、本の中の鳥の図版やパネル展示された図版を熱心にご覧になっていました。また、ニューギニアやハチドリ科の図譜のコーナーでは、描かれている背景や植物にもご関心を寄せられ、案内役を務められた黒田清子当館外来研究員から、グールドの描写方法や題材の情報源についての説明をお聞きになられました。最後に、両殿下は館内の本学園創立者の小原國芳や玉川学園に関する展示もご覧になり、小原國芳の書いた「一画多い夢」という字の意味、全人教育、そして新教育運動や八大教育主張について、小原芳明学長の説明に耳を傾けられました。
- なお、2019年10月11日には、上皇上皇后両陛下が、玉川学園創立90周年記念特別展「ジョン・グールドの鳥類図譜ー19世紀 描かれた世界の鳥とその時代―」(主催:玉川大学教育博物館)のご鑑賞のため、会場である東京芸術劇場へ行幸啓になりました。
参考 写真で見る教育博物資料室の展示
【1983年、第一展示室・・・小原國芳関係資料、明治・大正期教育資料】
【1983年、第二展示室・・・江戸・明治期教育者遺墨、シュヴァイツァー博士関係資料】
【1983年、第三展示室・・・考古資料、民俗資料】
関連サイト
参考文献
- 小原國芳監修『全人』第101号 玉川学園 大学出版部 1958年
- 小原國芳監修『全人教育』第324号 玉川大学出版部 1976年
- 小原哲郎「教育博物館の開館にあたって」
(『全人教育』第468号 玉川大学出版部 1987年 に所収) - 小原哲郎監修『全人教育』 玉川大学出版部
臨時増刊第424号(1983年)、第468号(1987年) - 小原芳明監修『全人』 玉川大学出版部
第704号(2007年)、第736号、第738号、第745号(2010年)、第751号(2011年)、
第768号、第770号(2013年)、第811号(2016年)、第846号(2020年) - 白柳弘幸「故きを温ねて」
(『全人』第661号 玉川大学出版部 2003年 に所収)
(『全人』第811号 玉川大学出版部 2016年 に所収) - 玉川学園五十年史編纂委員会編『玉川学園五十年史』 玉川学園 1980年