2001(平成13)年の玉川
玉川大学4番目の学部として経営学部が誕生。農学部の農学科を生物資源学科に、農芸化学科を応用生物化学科に名称変更。玉川学園CHaT Netが内閣総理大臣賞を受賞。中学部吹奏楽部が第24回全日本アンサンブルコンテストに東京都代表として出場し2度目の金賞を受賞。「こども音楽コンクール」平成13年度東日本優秀演奏発表会において3部門で玉川学園中学部が最優秀賞を独占し三冠に輝く。「ワールド・ソーラーカー・ラリー(WSR)in 秋田」において、ソーラーカー「ホワイトドルフィン」がグランドチャンピオンに。玉川大学女子駅伝チームがチーム発足4年目で「全日本大学女子駅伝」にて第3位入賞。
月 | 日 | 玉川学園 | 世界の主な出来事 |
1 | 24 | 玉川学園講堂にて、ISO14001登録証授与式を執り行う。ISO14001の認証を、前年12月25日に財団法人日本規格協会より取得。幼稚部から大学・大学院まで通じての取得は世界で初めて |
1月6日 1月20日 1月26日 1月26日 3月31日 4月1日 4月26日 5月20日 6月8日 7月12日 7月21日 9月1日 9月4日 9月11日 9月11日 9月30日 10月7日 11月18日 12月1日 12月1日 |
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26 | オーストラリアのアデレードにある私立学校ウエストミンスター校のボブ・ネルソン理事長が来園 | ||
2 | 28 | 文部科学省によるインターネット活用実践コンクール実行委員会主催の「第1回インターネット活用教育実践コンクール」にて、玉川学園CHaT Netが内閣総理大臣賞を受賞。霞が関ビルにある東海大学校友会館にて表彰式が行われた | |
3 | 20 | 中学部吹奏楽部が第24回全日本アンサンブルコンテストに東京代表として出場し、2度目の金賞に輝いた | |
4 | 1 | 玉川大学4番目の学部として経営学部が誕生。国際経営学科の1学科のみを置く。玉川大学においては社会科学系の学部設置は初めて。経営学部では、英語運用能力と情報処理能力育成のための新たなシステムを導入 | |
農学部の農学科を生物資源学科に、農芸化学科を応用生物化学科に名称変更。これにより、人口問題、食糧問題、クローン技術、地球環境問題など現代社会が抱える重要課題に生命科学の視点からアプローチする教育・研究体制が整った。同時に自然環境教育を展開するためのフィールドサイエンス科目を開講し、独自の資格制度「自然環境教育インストラクター制度」を設置 | |||
玉川学園全人教育研究所に教師教育開発研究施設を開設 | |||
5 | 12~6/10 | ホテル・ニューオータニのニューオータニ美術館において、「ジョン・グールドの世界」展を開催。文化庁、オーストラリア大使館、ブリティッシュ・カウンシルが後援、英国自然史博物館、財団法人山階鳥類研究所、株式会社雄松堂書店が協力。26日間(月曜日は休館)の開催で、延べ4,327名の入場者があった | |
26 | ホテル・ニューオータニにおいて、経営学部開設記念レセプションを開催。経営学部開設記念講演会では、寺島実郎氏(当時は三井物産戦略研究所所長)が講演 | ||
28 | イタリアの滑稽役者による即興喜劇「コンメディア・デラルテ」の公演が、文学部芸術学科の研修行事として玉川学園講堂にて行われた | ||
6 | 26 | JETRO(日本貿易振興会)招へいの各国の教員の方たちが小学部の授業を参観 | |
7 | 31~8/11 | 中学部・高等部の生徒たちが、提携校であるオーストラリアのウエストミンスター校で開催される合同音楽会に参加。参加者は12校、約240名 | |
8 | 3~5 | 「ワールド・ソーラーカー・ラリー(WSR)in 秋田」において、ソーラーカー「玉川ホワイトドルフィン」が総合優勝してグランドチャンピオンに。3日間で約1,300キロを走行し、5度目の挑戦でついにグランドチャンピオンに輝いた | |
9 | 29 | 中学部吹奏楽部が、普門館で開催された「第49回全日本吹奏楽コンクール」に東京都代表として出場し、銀賞を受賞。約2,000校の吹奏楽部が予選に参加し、その中で選ばれた29校が全国大会である「全日本吹奏楽コンクール」に出場 | |
10 | 2 | 学校法人玉川学園ほかの共同出資による株式会社タマガワ イー サポート(TeS)を設立。本学の支援を中心とする会社として始動 | |
20 | 玉川学園講堂にて開催された第4回全人教育研究講演会において、解剖学者で玉川大学学術研究所特別研究者である養老孟司氏が「人と情報」というテーマで講演 | ||
30 | ウィーン・ザイフェルト弦楽合奏団のメンバー4名が来園し、玉川学園オーケストラにレッスンを行う | ||
11 | 18~27 | オーストラリア大陸3,010キロを縦断する世界最大のソーラーカーレースである第6回ワールドソーラーチャレンジ(WSC2001)に玉川大学チームのホワイトドルフィンと玉川学園高等部チームのドルフィンが参戦。ホワイトドルフィンが総合第6位。また、レースは3つのクラスでも競われ、ホワイトドルフィンは量産型シリコン太陽電池と量産型二次電池を使用するProductionクラスで第2位、ドルフィンは二次電池に鉛バッテリーを使用するStockクラスで優勝 | |
25 | 玉川大学女子駅伝チームが「全日本大学女子駅伝」にて第3位。チーム発足4年目、大会出場3回目での快挙。第1区の小田さんはトップで第二走者に襷を渡し堂々の区間賞。エース区間である第2区を走った齋藤さんも、筑波大学の藤永さん、城西大学の赤羽さんといった日本陸上界を代表する選手たちの追い上げをかわして1位をキープ。 玉川大学に女子駅伝チームが誕生したのは、山下誠監督が就任した1998(平成10)年4月のこと。その年の部員は4名。2年目は部員が11名となり、関東大会で7位、全国大会初出場で9位となった。3年目の昨年は関東大会が5位、全国大会が順位を上げて8位。そして4年目の今年は関東大会が4位、全国大会が3位。女子駅伝チームのテーマは「強く、楽しく、美しく」 | ||
26 | ベルリン・フィルのバイオリン奏者であるアマデウス氏が来園し、中学部管弦楽部の生徒たちに特別レッスンを行う | ||
12 | 1 | 玉川大学ダンスドリルチーム「ジュリアス」が、駒沢室内球技場において開催された社会人および学生を対象とした「第1回全日本チアダンス選手権」にてグランプリを獲得 | |
22 | 習志野文化ホールで開催された「こども音楽コンクール」平成13年度東日本優秀演奏発表会において、玉川学園中学部が出場し、重奏部門最優秀賞にハンドベル部が、管楽合奏部門最優秀賞に吹奏楽部が、合奏第1部門最優秀賞に管弦楽部が輝いた。玉川学園中学部が3部門で最優秀賞を独占 |




























関連サイト
参考文献
小原芳明監修『全人教育』 玉川大学出版部
第630号(2000年)、第631号~第633号(2001年)
小原芳明監修『ZENJIN』 玉川大学出版部
第634号、第636号~第638号、第640号~第642号(2001年)、第643号~第645号(2002年)