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学校法人玉川学園と三菱地所ホーム株式会社
「木」を媒介とした取り組みにおいて双方の活動を協力推進 「KIDZUKI」×「Tamagawa Mokurin Project」協定締結

2022.10.19

学校法人玉川学園(東京都町田市玉川学園 理事長 小原 芳明、以下 玉川学園)は、2022年10月8日に三菱地所ホーム株式会社(本社:東京都新宿区新宿 社長 加藤 博文、以下 三菱地所ホーム)と「『木』を媒介とした取り組みに関する協定」を締結し、協定式を開催いたしましたのでお知らせいたします。
林野庁により定められた「木材利用促進月間」の10月、さらには漢字の「十」と「八」を組み合わせると「木」という字になることにちなみ定められた「木の日」である10月8日に協定式を行ったことで、木への想いを重んじる両者にとって最適な暦で木の取り組みに関して協力推進を始動してまいります。

協定書を交わした三菱地所ホーム・加藤博文社長(左)と本学園・小原理事長(右)
「KIDZUKI」「Mokurin」の両関係者と本学園生徒により制作された木のボード

1.協定の概要

目的

三菱地所ホームが打ち出した木造木質化推進プラットフォーム「KIDZUKI」と、玉川学園が運営する木の輪を広げるプラットフォーム「Tamagawa Mokurin Project」(以下Mokurin)が、「木」に対する想いに共鳴して出会い、「木」の新たな価値の創造や環境負荷低減、森林保全、人材育成を目的とし、「木」を媒介とした取り組みにおいて相互の活動を協力し推進するものとして協定を締結するに至りました。

連携・協力事項

三菱地所ホームと玉川学園は、上記の目的を達成するため次の事項において連携し協力してまいります。

  • 木を素材とした、ものづくりに関すること
  • 森林や木に関する理解を深めるための学校教育や教育プログラムに関すること
  • 木を使ったソリューションに関すること
  • SDGsへの取り組み、及び環境課題に対する取り組みに関すること
  • 両者間の協議に基づき、必要性を認めた取り組みに関すること

2.木の取り組みの概要

「KIDZUKI」の概要

木で、もっと KIDZUKI

長年にわたり木造住宅をつくり続けてきた三菱地所ホームが、より木のことを深く知り、さらなる魅力を見出すために始めたプラットフォームです。木を媒介としてさまざまな課題に取り組む方であれば、事業者、行政や教育機関、クリエイター、木と身近に過ごす生活者など、幅広く参加していただけます。多種多様な背景を持つ方々が課題を持ち寄り、フラットにディスカッションを行い、共に協力してソリューションを見出します。

「Tamagawa Mokurin Project」の概要

Tamagawa Mokurin Project

「自然の尊重」を教育信条の一つとして掲げている玉川学園では、創立当初から環境教育を実践してきました。玉川大学・玉川学園の61万平米もの自然豊かなキャンパスでは、伐採した木材を低温乾燥させる装置や、木材を炭にして土に還すマイナスカーボンを目指す実験など、幼小中高から大学・大学院生までが、木に対する親しみや理解を深める木の輪(ネットワーク)を広げていくプロジェクトを展開。これからの地球環境保全に貢献できる人材育成を目指しています。

具体的な協業プロジェクト KIDZUKI Local 第1弾

「木でもっと、住みよい街にしたい」というコンセプトのもとはじまった「KIDZUKI Local」。その第1弾は、市内第2位の緑被率を誇る自然あふれる横浜市栄区を舞台に、KIDZUKIと玉川大学との産学連携によって、木製プロダクトを活用した地域の賑わい創出に取り組みます。玉川大学芸術学部のスタッフとそのゼミ生が企画・制作を推進し、KIDZUKIは材の提供と開発サポートでこのプロジェクトに参加します。協働してフィールドワークを行い、街づくりの視点からあらたな木の可能性を探るきっかけを生みます。高齢者が安心してすこやかに暮らすことはもちろん、若い世代が移住し住み続けたいと思えるような街になるように、栄区で活きる木のデザインへの構想が始まりました。

3.今後の展開

本協定の締結により今後「KIDZUKI」と「Mokurin」は連携を進め、環境教育(木育)の視点から複合的な協力により新たな木の価値の創造や環境・社会課題の解決、持続可能な豊かな未来の実現に寄与することを目指してまいります。

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