玉川生まれのコスモスがキャンパスに開花 ~GREEN×EXPO 2027に向け、春の学内花壇を設置~
玉川大学・玉川学園では、現在、「GREEN×EXPO 2027(国際園芸博覧会)」への参加に向けた取り組みを進めています。博覧会会場内、SATOYAMA Villageエリアへの参加出展に向け、『Tamagawa Harmony Campus -ALICE In Tamagawa Land 夢と幻の庭-』をコンセプトに、“自然と学びが響きあう空間を、来場者と共に創り上げる体験型展示”を目指し、準備を進めています。
このたび、2027年国際園芸博覧会「GREEN×EXPO 2027」に向けた機運醸成の一環として、玉川大学で育成されたコスモス「キャンパスシリーズ」の花壇を学内5カ所に設置しました。今回植えられたのは、「イエローキャンパス」「オレンジキャンパス」「クリムソンキャンパス」の3品種。連休明けの晴天の中、農学部教員と学生が協力し、学内各所に植栽を行いました。これらのコスモスは、玉川大学農学部における研究活動の中から生まれた品種であり、長年育成・研究されてきたコスモスが、キャンパス内で学生・教職員をつなぐ花として広がっています。
コスモスは本来、秋に花を咲かせる植物ですが、今回の花壇では、春の時期に開花した姿を楽しめるよう、温室内で丁寧に栽培された株を使用しています。1月に播種した苗は、短日条件下(暗い時間が長い環境条件)で小さいうちに花芽が形成されることを防ぐため、朝夕にライトを照射し、人工的に日長時間を延ばしながら栽培されました。さらに、6月ごろ植え替え予定の株については、逆に学内の施設を活用した短日処理を施すなど、季節を越えて開花させるための工夫が重ねられています。
今回の取り組みは、単に花を植えるだけでなく、玉川大学で育成されたコスモスを、学生・教職員に身近に感じてもらうこと、学生・教職員が日常的に関わりながら、「GREEN×EXPO 2027」へ向けた機運を学内から育てていくことを目的としています。定植作業では、プランターから花壇へ移植する方法が採用され、花壇内には玉川大学生まれのキャンパスシリーズの花で彩られました。
植え付け当日は、浅田農学部長、山崎環境農学科主任とともに、農学部の学生・大学院生3名も参加しました。浅田先生が指導する学生として、生産農学4年 天野 朝登さんは、パッションフルーツの水耕栽培研究中。また、大学院 資源生物学専攻修士課程1年の鈴村 直紀さんは、北海道弟子屈農場において、ワイン用ブドウ品種「山幸」の光合成効率と果汁品質を高める栽培方法に取り組んでいます。さらに、山崎先生が指導する環境農学科4年の高橋 佳子さんは、コスモス(イエローキャンパス)の“四季咲き”に挑戦しており、今回の苗の栽培の主力メンバーです。
玉川大学では、植物を「見る」だけでなく、「育てる」「工夫する」「未来へつなげる」学びとして捉えています。今回のコスモス花壇も、学生・教職員が日常的に関わりながら、「GREEN×EXPO 2027」へ向けた機運を学内から育てていく実践の一つです。今後は、学生・教職員・地域との関わりを広げながら、コスモスを通じた交流や発信へと展開していく予定です。
玉川大学で育成されたコスモスが、キャンパスの風景を彩るだけでなく、人と人、学びと自然をつなぐ象徴として、GREEN×EXPO 2027へとつながっていきます。