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玉川の生徒・学生の成長を見守る存在に。 大学教育棟 2014で植樹式が行われました。

2014.11.14

いよいよ建設作業も終盤にさしかかってきた大学教育棟 2014。今年中には竣功式が執り行われる予定ですが、一足早く、この大学教育棟 2014の前にツリーが植えられ、10月30日に植樹式が行われました。

ツリーが植えられたのは、大学教育棟 2014の前の玉川池のほとり。学生が通学時に必ず目にするだけでなく、小田急線の車内からも見ることができる、象徴的な場所です。以前はこの近くに大きなヒマラヤ杉の木が植えてあり、クリスマスには職員による労作でイルミネーションが灯されていたことを覚えている方も多いのではないでしょうか。
今回は8メートルと10メートルのモミの木と、12メートルのドイツトウヒの、合計3本が植えられることになりました。3本は玉川学園で大切にしている親と子と教師による三位一体の教育を表しています。ドイツトウヒは耳慣れない名前ですが、ヨーロッパの森林ではよく見られる種類であり、モミの木と同じマツ科の樹木です。
実は今回植樹されたツリーは、職員がわざわざ群馬県吾妻郡嬬恋村まで行き、自らの目で選んできたものなのです。嬬恋はキャベツの産地として有名ですが、モミの木やドイツトウヒなどの樹木の栽培でも知られています。職員は山に分け入り、大学教育棟 2014に似合うようなサイズ、形状のものを選んだそうですが、「木の選定がこんなにも大変だとは想像もしなかった」といった声が聞かれました。そうした苦労の甲斐もあり、学園のシンボルと呼ぶにふさわしいツリーを選ぶことができました。生産者の方からも、12月のイルミネーションを楽しみにしていますというお言葉をいただいたそうです。

植樹式は雲一つない晴天の下、午後1時から開催されました。今回のツリーは学友会の寄贈によるものです。植樹式には学園関係者のほか、学友会の会長・副会長にもご参列いただきました。簡単な説明の後、小原芳明 学長と松尾武 学友会会長により、植樹の仕上げが行われます。「エイ、エイ、エイ」のかけ声と共にシャベルで土が盛られ、ジョウロで水やりが行われ、植樹式は無事終了しました。参列者からは一斉に拍手が起こります。記念撮影はツリーの前だけでなく、現在浚渫工事中で水が抜かれている玉川池からも行われました。参加された方々からは「背景が良いとツリーが映える」「学び舎という雰囲気になった」といった意見が聞かれました。

今年12月に完成する大学教育棟 2014や併設する食堂棟は、このツリーを取り囲むように設計されています。多くの学生がこの木を眺めながら本を読んだり、友人と語らったりすることになるのでしょう。またこのツリーを使ったイルミネーションの演出の準備も進められています。ドイツトウヒもモミの木も、樹齢が長く、大きく成長することで知られる樹木でもあります。このツリーのように、玉川の生徒・学生たちも共に大きく成長することを期待しています。

小原芳明 学長・松尾武 学友会会長ほか参列者一同

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